2023/7/17『自己分析』

最近、人の悪い部分ばかりを見てしまう自分に嫌気がさしている。

昔はもっと人の良い部分を見て、嫌いな人間はつくらずみんなと分け隔てなく仲良く出来ていた性格だったのだが、今では人の短所を見てしまう。
そんな自分が嫌いだ。

何故そんな風になってしまったのか真剣に考えてみると、原因となるものがわかってきた。

それは、「自分に自信がないこと」だ。
これが大きな要因であるように思える。人の悪い部分を見つけて自分の存在価値を維持しようとする行為である。こんなことを無意識にしている自分に吐き気がする。
でもこれは過去の経験からも明らかである。
高校時代、私はバスケットボール部だった。初心者だったが、身長と運動神経を重宝されスタメンに抜擢された。この時は、周りの良い部分を見つけ積極的に声をかけていたと思うし、僻みや妬みを言われた時もスルー出来ていたように思える。実力で見返せる自信があったからだ。
「実力は周りに説得力をもたらせる。」
実力があれば、周りも動くし話を聞かざるをえない。これが正しいリーダーシップかは解らないが、自分の中では、前に立つ人間には必要な能力だと感じている。

だが、現時点で私にはこの実力がない。社内では劣等感しか感じないし、何かずば抜けて能力が秀でているものもない。頼ってもらえるものがないのだ。
コミュニケーション力もある方だと感じていたが、誤解していた。社会にはこんなにも上手く立ち振る舞える人がいるんだと驚愕したし、自分には上手くできる自信が今のところない。

この劣等感を自信へ繋げる為にどうしたら良いのか。
それは学習するしかない。今、やっている仕事を自分が説明できるまで完璧に理解する。
その先にやりたい事や会社に要求したいものが見えてくる気がする。
今は、仕事とは関係なく人間関係の悪い部分しか見えていない。この視点は本当に無意味。
これを考えている時間があったら、仕事に費やす方が100倍マシ。
仕事に注力する事で、実力が上がり、自信を持つことになる。そして人間関係を考えずにすみ、人の良い部分を見つけられるようになる気がする。

自分に余裕が生まれることこそが、人へ優しくなれる方法なのかもしれないと感じた日だった。

まあ今日、誕生日なんですけどね。

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