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第11回 長唄三味線の音色・鼓の魅力

2021年10月25日(月)20:00より、無観客生配信にて長唄三味線方の柏要二郎さんによる「第11回 長唄三味線の音色・鼓の魅力」をお届けします。長唄の演奏と視聴者の皆さまからのご質問やご感想に答える時間を設けた、およそ90分の番組です。

生配信翌日から7日間、11月1日(月)24:00まで視聴チケット販売。同日26:00までアーカイブをご覧いただけます。※

ご視聴を心よりお待ちしております。

↑前回のダイジェストです。

長唄三味線方 三代目 柏要二郎「第11回 長唄三味線の音色・鼓の魅力」

ご挨拶
皆様こんにちは。
長唄三味線方 三代目 柏要二郎です。

早速、今回の「長唄三味線の音色」にご出演くださいますゲストの皆さまをご紹介します。

田中流囃子方 田中傳一郎(たなかでんいちろう)さん。
唄方 杵屋巳之助(きねやみのすけ)さん。
三味線方 杵屋五助(きねやごすけ)さん。

以上の御三方をお迎え致します。

中でも田中傳一郎さんに中心となっていただき、『鼓の魅力』を三味線の音色や美しい唄声に乗せて様々な形でお届けしたいと思っております。

鼓と言えば歌舞伎をはじめとした日本の古典芸能における最も有名な打楽器の一つです。

あの「イヨー、ポン!!」という音は恐らくどなたでも一回はお聴きになった事があるでしょう。

しかし、

・どのようにしてあの音が出るの?
・「ポン」という音しか出ないの?
・そもそもあの構えって右肩に乗せるの?左肩に乗せるの?

などなど、意外と知らないことが多い鼓の世界。
そんな鼓の世界を田中傳一郎さんに伺っていきます。

また、唄方には長唄界の中堅・若手を含めた中でもトップクラスの実力を誇る超人気唄方、杵屋巳之助さんにお越しいただけることになりました。

長唄をご存知ない方も、杵屋巳之助さんの唄は絶対に一度聴いておいた方が良いと私が断言致します。

必ずやその唄の魅力にも取り憑かれる事になるでしょう。

そして三味線方には、もうお馴染みの杵屋五助さんをお迎えします。

今回も大変豪華なゲスト陣にお越しいただき、内容の濃い、楽しいお時間をご用意してお待ちしております!!

沢山の皆様のご視聴を心よりお待ち申し上げております。

長唄三味線方 三代目 柏 要二郎

演 目
『島の千歳(しまのせんざい)』他

日 時
・生配信
2021年10月25日(月)20:00~21:30(予定)
・アーカイブ視聴チケット販売期限
2021年11月1日(月)24:00まで ※
・アーカイブ視聴期限
2021年11月1日(月)26:00まで ※

※プレイガイドによって異なります。各プレイガイドでご確認ください。

タイムテーブル予定
20:00 開演 ご挨拶・出演者紹介
20:10 演奏 はじめ      
21:00 演奏 おわり      
21:10 三味線楽屋ばなし   
21:30 終演         

配布資料
長唄三味線の音色・鼓の魅力 歌詞.pdf
印刷またはダウンロードしてご利用ください。

出演者

三味線方 柏要二郎(かしわようじろう)

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一般社団法人長唄協会会員 長唄柏流同門会常任理事 尾上菊五郎劇団音楽部1983年(昭和58年)東京生まれ。 父は三代目柏伊三郎(かしわいさぶろう)。
5歳の時に今藤文子師に入門し手ほどきを受け6歳で初舞台を踏む。
その後20数年にわたり同師に指導を受ける。19歳の時に今藤美治郎師に入門し本格的に長唄三味線方としての修行を始める。
平成15年10月歌舞伎座にて行われた十二代目市川団十郎丈・四代目尾上松緑丈の『連獅子』にて柏誠一を名乗り歌舞伎座初出演。 平成16年4月柏流同門会より柏要二郎の名を許され、同年5月歌舞伎座にて行われた「十一代目市川海老蔵襲名披露興行」の『勧進帳』に出演。また同年10月同襲名披露興行パリ公演にも参加。
これを皮切りに四代目坂田藤十郎丈による「近松座韓国公演」、十二代目市川団十郎丈・十一代目市川海老蔵丈による「パリオペラ座公演」にも参加し、20代前半で3度の海外公演を経験する。
二代目柏伊三郎・九代目坂東三津五郎は祖父に、十代目坂東三津五郎は叔父に、二代目坂東巳之助は従兄弟にそれぞれあたる。
▶ 柏要二郎公式ウェブサイト

田中流囃子方 田中傳一郎(たなかでんいちろう)

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1967年 長唄三味線方 杵屋五三吉の次男として東京に生まれる。囃子を 故望月朴清師(人間国宝)に、手ほどきより師事。
1990年 東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業
芸大卒業後は 四世望月朴清に望月太三郎の名前を許され 師とともに囃子方として歌舞伎公演、舞踊公演、演奏会等に多数出演した。
また古典音楽以外にも 活動の場を広げ 東京芸術大学在学中より杵屋崇光氏(現杵屋勝四郎氏)らと「THE家元」を結成、CD2枚を発表。「筝座」、寺田創一、 宮本文昭氏等のレコーディング、ラ イブなどにも参加した。現代邦楽の分野では 1994年の日本音楽集団のアメリカ 公演に参加し ニューヨークフィルと共演した。
その後 国内はもちろん 1997年のフランス歌舞伎公演、2007年の天覧歌舞伎公演 、2009年のモナコ歌舞伎公演など国内外の歌舞伎公演に多数参加している。
2015年11月には、自身の祖父の名跡である田中傳一郎を二代目として襲名し、歌舞伎公演を中心に活動している。

唄方 杵屋巳之助(きねやみのすけ)

杵屋巳之助プロフ画像_300

平成8年杵屋巳太郎(現 ・淨貢)に手ほどきを受ける。
同年杵屋崇光(現・勝四郎)に入門し、長唄を学ぶ。
同年7月には稀音家助三朗に三味線を師事。
9年東京藝術大学音楽部別科入学。
10年6月に杵屋巳之助の名を許され唄方職分となる。
尾上菊五郎劇団音楽部を中心に各社中にて出演を重ねる。

三味線方 杵屋五助(きねやごすけ)

杵屋五助_プロフ画像_300

1983年 佐賀市生まれ。6歳より杵屋五洲に師事。
1993年より人間国宝 杵屋五三郎に師事。2000年に杵屋五助の名を許される。
2002年より杵屋五三助に師事。2006年東京芸術大学卒業。
2010年より同大学に教育研究助手として三年間勤務。
長唄三味線方として国立劇場、歌舞伎座、紀尾井ホール、NHKホール、NHKEテレ、FMなどに多数出演。

チケット購入

▶ イープラス
木戸銭 1,700円+各種手数料

▶ Peatix
木戸銭 1,700円 ※1

▶ teket
木戸銭 1,700円(PDFチケット有)

※1(スマホでご覧いただいている方へ)もし「Peatix」アプリが開く場合は、アプリ内で「タケノワ座」または「古今亭文菊」と検索するか、リンクを長押しして「新しいタブで開く」を選んでください。

過去の配信

2020年
第5回 長唄三味線の音色・『勧進帳』『鷺娘』『新曲浦島』『京鹿子娘道成寺』他 2020年6月7日(日)
第6回 長唄三味線の音色・『舌出三番叟』『藤娘』『老松』『京鹿子娘道成寺』他 2020年7月4日(土)
第7回 長唄三味線の音色・『連獅子』他 2020年11月10日(火)

2021年
第2回 歌舞伎をもっと観たくなる長唄三味線の世界【特別編】『新古演劇十種の内 土蜘』 2021年6月21日(月)
第8回 長唄三味線の音色・『菖蒲浴衣』他楽器解説等 2021年7月14日(水)
第9回 長唄三味線の音色・長唄名曲選 2021年8月2日(月)
第10回 長唄三味線の音色・太鼓の魅力 2021年9月9日(木)
第3回 歌舞伎をもっと観たくなる長唄三味線の世界『太刀盗人』 2021年10月11日(月)

レンタルのご案内

2020年に配信した「長唄三味線の音色」第5回~第7回をレンタルでご覧いただけます。
レンタルページを見る(2020年)

2021年現在までに配信したアーカイブを順次レンタルでご覧いただけます。
レンタルページを見る(2021年)

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