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クライマックスシリーズ、名前の通りクライマックスではない。

 日本シリーズ、ホークス四連勝で終わった訳ですけど…その点について興味深い記事があったのでUPしておきます。

視聴率というトコで切り口にしてますが、私の考える問題の本質はそこじゃないんですよね。記事では

CSによって二位以下が日本一になれる不可思議

という点と視聴率をリンクさせてますが、

そもそもCSの趣旨自体が間違った運用されている

と思っているから。

 そもそも、CSを導入した経緯って

優勝が早々に決まり、消化試合を避けるため

という興行面からの問題がかなり先に来ていると思う。この記事で明らかなのは

球場収入優先するあまり、視聴率にしわ寄せ

来ていることでしょう。

 でも、交流戦とかでもそうですが

メジャーの制度を上辺だけ掬ってる

からこういうことが起きる思う。私の解釈では、インターリーグ(交流戦)は

普段見る機会がほとんどないチーム同士の対戦

が狙いであり、ポストシーズン(クライマックスシリーズ)は

地区優勝からリーグ優勝を決めるためのシステム

というのが基本にあると思う。

 従って、MLBがこれら二つの制度を導入した意図と噛み合ってないから、記事になるような弊害が出てる。それだけでしょうね。

 上での弊害って簡単ですよ。まず交流戦だと

NPBは12球団しかない

のでメジャーの様に全く見れないかもしれない、という前提がない。だから今、新鮮味が感じられなくなって縮小へと向かっているのだと思う。

 そして、クライマックスについては単純で

MLBのポストシーズンと全く概念が異なる

からなんですよね。

 MLBの場合30球団あるため、全米を地区に分けて地区優勝がある。その地域で最も優れたチームがぶつかりあって、リーグナンバーワンを決める。その際、各地区において本当なら優勝してもおかしくないチームにもチャンスを与えよう、ということでワイルドカードがある。このようにロジックがハッキリしているので、ファンも理解しやすい。だから物議や軋轢が起きにくい。

 でも、NPBのクライマックスはずっと言われてますが

レギュラーシーズンは何だったのか

という結末に陥りやすい。ホークスがライオンズに勝てたのだって、私の考えだと

短期決戦では投手力と試合勘が決める

ものなのであの結果は驚きはないんです。

 だから現行のやり方は反対。ホークスのやり方見ても、割り切れるなら

三位以内でもいい、投手力があれば勝てる

と思って常にそこを目指せばいい。優勝しなくてもいい、っておかしくないか?と考えてしまいます。

 だからクライマックスが存続するためには

球団増=エクスパンション

がワンセットな訳です。2チームずつ増えたら、8チームなので2地区に分けられる。地区制度がMLBと同じようになるから、それなら機能する。その際、

① 地区の1位チームと、リーグ全体の勝率で最も高い2位で争う

② 地区の1・2位の4チームで争う

③ 地区1位同士のガチバトル(5試合)

といったアイディアがあると思います。

 こうした点が抜けたままに、制度だけ導入したクライマックスに理屈が通らないのは当たり前のことじゃないかな。個人的には

交流戦は台湾・韓国のプロチームと

クライマックスも同様

にすればいいと思うよ。アジアの野球界をリードしていく、という意味でもこうしたイニシアチブを握るのは極めて重要だしね。相手のレベルとか、やってるうちに相手だって底上げされていくし、いろんな意味で交流が深まる。こういうビジョンをもってNPBも変化していって欲しいな。肩書の天下り先としてじゃなくて。

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元図書館ギョーカイの人。元職として図書館関連、歴史や経営・組織論、興味の沸いた分野中心に書いてゆきます。現在離職して通教で大学生やってますが、お仕事も募集中です。
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