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【祝】奨学金を全額返済しました!

9月27日。この日の支払いをもって大学の奨学金が完済となりましたーっ! いぇーいドンドンパフパフー!

……と盛り上がっては見たものの、実際にはまだ口座から引き落としされていません。27日が日曜日だったから?

特に完済通知もないので「今日で終わりか」くらいの落ち着いた気持ちです(後日届くのかもしれません)

ちゃんと返せてよかったな。


奨学金とは経済的理由で修学困難な学生に対し、学資の支援を行う制度。

奨学金を支援する機関はいくつかあります。返済を必要とする「貸与」と返済しなくていい「給付」があり、金額や返済期間もさまざま。

自分は貸与のサポートを受け、大学卒業後から返済が開始。月数万円を180回に分けて支払いました。

15年間かぁ。そんなに払い続けていたとは……期間が長すぎて、返していたという実感がありません。引き落とされて当然の出費みたいな感覚。少ない額じゃないんですけどね。


奨学金の申請手続きを行ったのは大学一年の頃。19年前です。

受付の教室に行くと、結構な数の学生がいました。その中のひとりに混じって手続きに関する書類をもらい、その場で申請。

冊子を読むと、お願いすれば誰でも貸してもらえるわけじゃない模様。

入学までの成績を元に貸すかどうか、貸与か給付か、具体的な金額などが決まるらしい。成績優秀だと給付なのでしょう。

自分の成績じゃ給付は無理だなと思いつつ、貸与を受けることはできたので「これで大学に通える」と一安心しましたね。

しかし借りられることになったとはいえ、ここからが大変。

勉強する学生を支援するための貸与なので、勉強しない学生には支援してくれません。つまり成績(単位)を一定数落とすと、支援が打ち切りとなるのです。留年なんて論外。

実施機関によって取り決めは様々だと思いますが、自分が借りたところのルールはそうでした。

ごもっともな契約なので文句はありません。単位をひとつでも得るために勉強はしっかりやりました。大学生活の思い出は勉強とバイトが中心です。

振り返れば、勉学に集中できたのは奨学金の契約があったおかげ。手を抜いたらそこで終了なので、モチベーション維持の源になっていました。

そんな4年間を過ごして無事に卒業も決定。在学中の就職活動で内定もいただき、会社員になったあとから返済が始まりました。


それからいろいろあったものの、返済は滞ることもなく今日に至ります。

来月からは支出が減り、生活に余裕が出ると思うと嬉しい限り。しかし15年間続けた習慣がすぐに抜けるわけもなく、今後も貯金は継続していくと思います。今まで以上に貯金額が増えるって感じですね。

ともかくこれで自分が抱えている借金はゼロ。

万が一何かがあったとき、誰かに迷惑をかける要素がひとつ減ってホッとしています。

頂戴したサポートは今後の創作活動の資金として使用させていただきます。 より楽しんでいただける文章や作品作りを目指しますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。