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時間活用の効率化がもたらした意識変化

『「時間」の取扱説明書: 実践!日常生活でスグに使える時間術』を読みました。一日の時間を効率的に使う方法が知りたかったから。

さまざまな職場での具体例を上げつつ時間の効率化を実践する本書。どれだけ改善されたかを具体的な数値で表しているので、変化がより実感しやすかったです。

例えば自動車メーカーのトヨタ。

パソコンで目的のファイルを10秒以内に開けるようにするため、デスクトップのアイコンは3列以内にする目安があるそうです。

目的のファイルを探す手間を減らした、時間の効率化ですよね。いろいろ興味深い事例が多数書いてありました。

スケジュール管理についても効率化の手段が。それは集中力が持続する15分、45分、90分単位で決めていく方法。良いパフォーマンスを発揮できる状態維持も、時間を有効に使うために必要です。

これは使えそうだぞ。さっそく実践してみました。


今もっとも予定管理したいのは文章制作。投稿小説、ブログ、noteなどの記事を時間内に書けるようにしたい。

これが実行できれば時間を効率的に使えて、別のやりたいことができる。

しかし始めからきっちり制限時間内に書き終えるのは難しい。まずは時間の「枠」を意識することからやってみよう。

というわけで、文章を書くときにタイマーを仕掛けるようになりました。45分で一区切りを目安に作業開始。

45分間隔に装置を触るのは面倒なのでAmazonのAIアシスタント、アレクサにお願いします。

「アレクサ、45分後にアラーム鳴らして」

Echo Show 5に向かって口頭で伝えればセット完了。時間になったらピロピロンと教えてくれます。本当に便利。


そんな生活を続けて約一か月。

45分で記事を書き上げることができるのは調子のよいときだけ。大体はアラームを止めた後、もう一度タイマーをセットして延長戦に突入しています。

何の意味もないように思えますが、ひとつ分かったことがあります。それは文章を書くスピードです。

もちろんコンテンツや内容によってかかる時間はそれぞれ。明確な基準にはなりませんが、それでも何となく「45分あればこのくらい書けるな」とぼんやりした定規が頭の中に作られています。

時間を意識してパソコンに向かう習慣も身につきました。

タイマーが鳴った時点での作業量を見て「もう少し早く書けるようになりたい」と思うことがしばしば。少しだけ頭の回転が上がっている気がします。あわせて集中力も持続するようになりました。


制限に縛られるのではなく、制限の中でより高いモチベーションを発揮できる状態を作る。

時間の効率化は多くの恩恵を与えてくれました。今後も続けていきたいと思います。

頂戴したサポートは今後の創作活動の資金として使用させていただきます。 より楽しんでいただける文章や作品作りを目指しますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。