タケ田タケノコ

関西で、放送作家&フリーライターを20年近くやってました。 話芸や芸能の発声に…

タケ田タケノコ

関西で、放送作家&フリーライターを20年近くやってました。 話芸や芸能の発声に魅力を感じ、浪曲、漫才、義太夫、講談etc…と、自分なりに雑考重ねて参りました。書き手側として話芸振興に関われる様に、作品発表を出来ればと思っています。

最近の記事

  • 固定された記事

【昭和講談】準備中の掛札「ちょっと小休止。代わりの企画を用意します」

 いつも「昭和講談」を耽読、精読して下さる読者の皆様、ありがとうございます(果たして、この全世界に何人くらいいるのやら…)。  少しの間、「昭和講談」を小休止いたします。理由は、ネタ切れ…、というよりも、遅筆のせいでストックが切れてきたため、時間が欲しいなぁ…、と思った次第でございます。  色々とあれやこれやと煩悶しながら書いていましたら、なんか意味不明なプレッシャーで筆が止まってしまいました。  まあ、ちょっとしたスランプだと思い、この際リフレッシュしようという狙いでご

    • 【自家製サッカー概論】100 気持ちのスポーツ

       おめでとうございます! U23日本代表がパリ五輪出場を決めました!  イラク戦は2-0の堂々勝利。(後半は相手の圧もスゴかったけど)  残るは決勝で、これに勝てばアジアチャンピオンです。  ぜひ、頑張って下さい。(そんなこと言われなくても頑張るだろうけど)  まだ決勝が残っているが、今大会で感じたことを今回は取り上げます。  一番感じたのは退場者の数。日本で一人出し、カタール、韓国でも出てる。  その内容は悪質なファウル。VARの末に赤が出されたもの。

      • 【自家製サッカー概論】99 足元とスペース。そして気持ちの部分

         カタールで開催中のU23アジアカップ。  グループステージ最終戦で、日本は韓国に敗れた。  敗戦はいつも悔しいものだが、これは一段と心に重い。  相手は明らかに疲れていた。前線の中心選手が足を痛めて後半途中交代し、より韓国のパワーがダウンした、…と思ったらセットプレーで失点。  その後、反撃むなしく無得点でホイッスル。  (あーあぁ…)。心の中で無念のため息が出る。  意外だったのは、韓国の強さに日本が結構対応していたこと。  日本にプレスを掛けられ

        • 【自家製サッカー概論】98 気持ちって、なんでしょう?

           13日(土)に、16年ぶりの東京ダービーが開催された。  テレビでも中継され、何度も「気持ち」というキーワードが使われた。  選手、監督、スタッフ、そしてサポーターも、「意地と意地のぶつかり合い。負けられない一戦」に「気持ち」が昂るものがあるだろう。  そして試合が始まる。だが、始まってみると、(ん?)と思った。  どうもピリッとした感じというか、“鬼気迫る感”が薄いと感じたからだ。  例えば、「気持ちの入る」の試合というと、こちらは日韓戦なんかを思い出

        • 固定された記事

        【昭和講談】準備中の掛札「ちょっと小休止。代わりの企画を用意します」

          【自家製サッカー概論】97 なでしこ ポゼッションとそのディフェンス

           7日深夜に、シーブリーズカップでなでしことアメリカの一戦があった。  試合は、開始早々に清家貴子選手(浦和レッズレディース)のゴールで先制したものの、アメリカに逆転を許し、敗れた。  内容的にも劣勢を強いられた感のある試合だった。  色々と分析があるだろうが、気になった点を一つだけ。  なでしこのポゼッションとアメリカのそれの比較である。  難しいことを抜きにして、以下の様な感じを受けた。  ・パスの受け手を探してGKに戻すなでしこジャパン  ・中盤

          【自家製サッカー概論】97 なでしこ ポゼッションとそのディフェンス

          【自家製サッカー概論】96 インテンシティの持続

           先月末、川崎FとFC東京の多摩川クラシコの中継があった。  結果は川崎Fが3発大勝。川崎の勝利への飢餓感が際立った感じだった。  サッカーで「インテンシティ」という言葉がよく使われる。  ネットで調べると、綴りは「intensity」で、これは名詞で「感覚や現象などの『強烈さ』『厳しさ』『強さ』『強度』を表すほか、行為などの『激しさ』『真剣さ』といった意味でも使う」とある。  川崎Fから、この「インテンシティ」を強く感じたのである。  ここまで3連敗して

          【自家製サッカー概論】96 インテンシティの持続

          【自家製サッカー概論】95 先週から今週にかけて雑感

           なんか締まりのないタイトルですいません。  内容が2つあり、振り幅が広くて、こんなことになりました。  一つ目は、日本サッカー協会(JFA)について。  宮本恒靖新会長が挨拶をしたとのこと。W杯でのベスト8など目標を掲げたという。(なんか気の無い書き方だなぁ…)  いつも思うのだけど、JFAが日本サッカーの強化に寄与することってどれくらいあるのだろう。  スポンサー集め。その資金から代表の航空機の手配とか、遠征のシェフの用意とか。  そんなことくらいしか

          【自家製サッカー概論】95 先週から今週にかけて雑感

          【自家製サッカー概論】94 JFA新会長就任 今、曲がり角って感じなの?

           今月で日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が退任するという。  “するという”って、なんか興味の薄い書き方だが、実際そうなのである。  先ずは「JFA」という組織自体が良く分からない。  公式サイトを見ると、その目的は大きく3つに分かれ「サッカーの普及」「サッカーの強化」「社会の発展への貢献」がある。  「サッカーの普及」というのは「誰もがいつでもサッカーを身近に心から楽しめる草の根の環境づくり」なんだそうである。  「社会の発展への貢献」と言うのは

          【自家製サッカー概論】94 JFA新会長就任 今、曲がり角って感じなの?

          【自家製サッカー概論】93 町田の躍進と今季のJ1について

           明治安田生命J1第3節で、町田と鹿島のゲームが中継された。  町田の指揮官は、町田をJ2優勝に導いた黒田剛監督。  先ずこの監督、経歴がいい。  選手時代にプロ経験がなく、高校サッカーの指導者からJリーグの監督となったのだ。  これは現在のJリーグを見てもかなりユニークな経歴ではないか。  今後、指導者を目指す人に勇気を与えてくれると思う。  (もちろん、Jの監督をするのだからS級ライセンス保持者のはずだ。)  そんな町田のサッカーだが、特徴を上げれば、

          【自家製サッカー概論】93 町田の躍進と今季のJ1について

          【自家製サッカー概論】92 北朝鮮戦とイラン戦。ロングカウンター再考

           今年は新年からサッカーの話題が途切れることがない感じだ。  男女の代表戦に、先月からはJリーグも始まり、今度はヤングなでしこがアジアで戦っている。  各々それぞれが特色あるサッカーを披露し、実に楽しい。  (…なんて言っても、各試合を観ている訳ではないけど)  サッカーにはそれぞれの考え方が出るものだ、とは、このコラムで何度も書いてきた。  改めてそれを考えさせる試合があったので、今回話題にしたい。  その試合とは、なでしこジャパンがパリ行きを決めた北朝

          【自家製サッカー概論】92 北朝鮮戦とイラン戦。ロングカウンター再考

          【自家製サッカー概論】91 なでしこ 北朝鮮戦に向けて

           今回、もの凄くタイムリーです。  女子サッカーのパリ五輪最終予選の最終戦。それが明日なんです!  本当にドンピシャなタイミング。こんな機会本当にレア。  何を書こうか逡巡しちゃいます。  とにかく、先ずは一戦目を振り返りましょう。  ポイントは左サイドバック。遠藤純選手が右膝前十字靭帯損傷で離脱。  そこに古賀塔子選手が入りました。さらにアンカーに熊谷紗希選手を起用。  これを見れば、結構守備的な布陣であることは一目瞭然。  そして試合内容は…、これば長くな

          【自家製サッカー概論】91 なでしこ 北朝鮮戦に向けて

          【自家製サッカー概論】90  “ゴール前”って、やっぱり危険

           テレビを観ていたら、JリーグのCMが流れていたが、これは毎年のことなのだろうか?  昨年はJリーグ30周年の記念の年。  だが、CMを見た記憶がほとんどないのである。  無いよりマシだろうが、宣伝にもっと注力してもいいんじゃないでしょうか、Jリーグさん。  さて、先週の土曜日に「FUJIFILM SUPER CUP 2024」が行われ、川崎Fと神戸が激突した。  そこで、川崎F新加入のファンウェルメスケルケン際選手の移籍後初ゴールが生まれ、川崎Fが今季初タイ

          【自家製サッカー概論】90  “ゴール前”って、やっぱり危険

          【自家製サッカー概論】89 “儲ける”って具体的にどうするの?

           Jリーグ開幕が2/23に開幕。  それまでしばしの空白時間…、って、WEリーグはシーズン中だよ。  女子にもしっかりと注目しないといけませんね。  24日には北朝鮮とのオリンピックを懸けた戦いがありますし、そちらも要注目です。  と言いつつ、前々から気になっていた記事があったので、そちらをご紹介。  『コウロキたちを励まし、今も浦和の一員だと」伝説のFWワシントンが現地観戦でボヤく“マンC圧勝劇”の無情「資金力が…極めて困難だ」』  昨年のクラブワールドカッ

          【自家製サッカー概論】89 “儲ける”って具体的にどうするの?

          【自家製サッカー概論】88 アジアカップを終えて。「耐える」ってどういうことだろう

           アジアカップ終わりました。  本当は終わってないけど、日本が負けたら“終わり”って感じだよね。  総括したいけど、やめときます。  アジアカップ5試合中、地上波中継は2試合のみ。  5試合全てを扱ったメディアが総括してください。  と、いう訳で、こちらはイラン戦のみの感想です。  本当は大会が終わって、全試合通じて「今回の日本って○○って感じだったよね」といった感想合戦が出来ればいいなと思う。  誰かが深掘りするのもいいけど、3人くらいパネラーを並べて「今大

          【自家製サッカー概論】88 アジアカップを終えて。「耐える」ってどういうことだろう

          【自家製サッカー概論】87 アジアカップ バーレーン戦に向けて

           何だかんだあったアジアカップもグループリーグが終わり、トーナメントに入りました。  その緒戦の相手はバーレーン。  明日の夜にキックオフで、またもや中継無し。  DAZNさんも戦略持って配信しているので、ここで文句を言うのは野暮なのでしょう。  今回の表題の前にアジアカップ関連で一つ。  中東開催で中東勢が躍進する中で感じたのが「時間稼ぎが少なくなったなぁ」である。  昔は中東と言えば「時間稼ぎに気を付けろ!」だった。  ちょっと当たられただけで

          【自家製サッカー概論】87 アジアカップ バーレーン戦に向けて

          【自家製サッカー概論】86 今更ながらのイラク戦雑感

           インドネシア戦を翌日に控え、イラク戦の振り返り。  この、“話題の周回遅れ感”。すいません、ご了承のほどを。  さて、試合ですけど、負けちゃいましたね。  興味深いのは、メディアが一斉に「代表叩き」というか、戦犯探し、原因究明に乗り出したこと。  特定の選手や戦術、選手起用、相手とのメンタルの比較、等々……。  色々出てきました。  「懸命に戦ってる選手たちが可哀そう……」なんて意見もあるでしょうが、仕方ない部分もあると思います。  日本は優勝候補の筆頭で、

          【自家製サッカー概論】86 今更ながらのイラク戦雑感