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#書評
デザインに、ゲーミフィケーションを超えた「遊び」を実装せよ——書評『プレイ・マターズ』
デザイナーが遊びに関する本、それも哲学書をわざわざ読む意味はどこにあるのだろうか?
ある種のデザインが、遊びと密接に関わっているのは事実だ。ビデオゲームやボードゲーム、おもちゃや遊び場、それからユーザーインターフェイス、インタラクションデザインまで、遊びと関わるデザイナーの仕事は実際のところ多い。
とはいえ、その「哲学書」——実務で役に立たないことでよく知られている——まで読むというのは、ただ