早雲

理学博士。微生物の遺伝学を研究。小説が好きでよく書いています。 小説家になろう : h…

早雲

理学博士。微生物の遺伝学を研究。小説が好きでよく書いています。 小説家になろう : https://mypage.syosetu.com/735771/ note(グループでの活動) : https://note.com/right_brothers

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ちょっと前の書きかけの小説が見つかったので引っ張り出してネットに晒してみようと思います https://ncode.syosetu.com/n9918iw/

    • うんちについて生物学者が真剣に考察した本のレビューを書きました。 https://note.com/right_brothers/n/n84767b89c5bb

      • 春うららかな快晴の日曜日に、一万五千文字のブラック企業をつくる方法を書いたが、全くバズらなかった話【理科系の作文技術】

        ブラック企業をつくる方法という記事をかいた[1]。 これは、もちろん、”ブラック企業をつくる方法”と銘打った、”ブラック企業(的なメンタリティ)を見分ける方法”である。僕はブラック企業的なメンタリティを持つ人が一掃されればよいと思っている。この記事を逆説的な警句として書くことで、就活生や転職中の人がブラック企業を避けるのに役立てばと考えていた。 この記事を書くのには結構な労力を費やした。主に心理学に関する学術書と一般書、論文とにらめっこしながら、ブラック企業が使ってきそう

        • 最近世に広がっているインテリマッチョイムズ【ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち】

           高校時代、僕は日本史のテストで7点をとった。もちろん100点満点中の7点だ。まったく勉強しなかった結果がこれでもかと点数に反映されていた。  一桁台の点数をとった理由は、僕は日本史にまったく興味がなかったからだ。僕が知っていたのは新撰組の小説から得た史実くらいである。多分、その辺の時代の問題が、その時のテストの7点分の配分だったのだろう。  だけれど、そのテストの結果を受け取ってから15年以上経った現在の僕は、丸善書店で日本の古典に関する本を物色していた。中々目当ての本

        ちょっと前の書きかけの小説が見つかったので引っ張り出してネットに晒してみようと思います https://ncode.syosetu.com/n9918iw/

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        記事

          社員を意のままに従わせる、たった一つの考え方:ブラック企業をつくる方法 How to make your employees obedient using psychological techniques.

          ※この記事は逆説的な警句(皮肉)として書いています。加えて、ブラック企業側の思考回路を読み解くと同時に、そのような環境を避けたり、そこから離れるのに役に立つことを目的としています。決してブラック企業を推奨しているわけではないことをご承知おきください。現在このような問題の渦中にいる方で、精神的に良くない状態が続いている方については、<注意>と<参考文献>の欄を読んでいただければ、何かしらの手助けになるかもしれません。 文責:早雲 どこかに低賃金で、長時間働けて、なんでも言う

          社員を意のままに従わせる、たった一つの考え方:ブラック企業をつくる方法 How to make your employees obedient using psychological techniques.

          仮面とバイク、そして血【シン・仮面ライダー】

          ※本記事は一部ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はお気をつけください。 仮面の男 男は拳を振り抜いた。その重い拳は相手の頭蓋を砕いた。  固いはずの物体が大きな力で潰されるような、嫌な音がした。  振り向きざまに別の相手を殴る。次々にやってくる敵たちを倒すうちに、あたりには血溜まりができていた。  血、血、血。  拳はどんどん血で重くなっていった。  男の手はもはや人間のものではなくなっていた。皮膚は変色し、爪は鋭く、昆虫を思わせる節のような指先は、既に見慣れた自

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          モザイクの向こう側が見たくて【「秘匿捜査」レビュー】

          ※上のイラストは「ハコヅメ」7巻kindleの位置No.139より引用  突然だが、皆さんはモザイクの向こう側を見たくなったことはあるだろうか?  恥ずかしがることはない。隠されたものをどうしても見たくなるというのは人間の性というべきものである。秘密は人間の想像力を掻き立てる。  例えば、ミロのヴィーナスは両腕を失っていたからこそ美しい、という話は有名である。失われた両腕はいわばその歴史の中に隠された秘密であり、存在すべき無数の美しい腕への想像を掻き立てるのだ[1]。

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          半導体と恋バナ【「2030半導体の地政学」レビュー】

          流行りものとキュンと女子会流行り物はあまり好きでない。 一世風靡した作品は、なぜか敬遠してしまう。 そして流行が過ぎてしばらく経った後に見返して、めちゃくちゃ面白いと膝を叩く。 だか、時すでに遅し。 世間の関心は既に別のところにある。 飲み会の場で一人、古い話題を延々と喋り周囲をうんざりさせることになる。 ちなみに、2016年に放送され流行した『逃げるは恥だが役に立つ』を2023年に視聴する今日この頃である。 きゅんきゅんするのだが、この気持ちをどこにぶつければ良いのか、

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          負け犬たちの哲学【14歳からの哲学入門】

          哲学は死んだそうだ。 僕は博士(Doctor of Philosophy, Ph.D)なので、哲学(philosophy)が死ぬのはすこし困る。遺伝学を専攻して理学博士になった僕は自分のことを科学者だと思っているし、科学は元々哲学と起源を同じくするからだ。 古代ギリシャの「最初の哲学者」と呼ばれるタレスは自然のメカニズムを解き明かそうと試みたことから、自然哲学者と呼ばれている[1]。彼は自分たちが住む世界を神話ではなく、観察に基づく思考によって説明しようとした。この試みが

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          ハチ公とネコとピラニアと人間の経済【ヤバい経営学】

          ハチ公前の広場に落とされた千円札 千円札が落ちていたとしよう。渋谷のハチ公前の広場を思い浮かべてほしい。そこにピカピカのピン札が落ちている。三時間後にもう一度その千円札が落ちていた場所を見たとして、まだその千円札はそこに残っているだろうか? なんとなくだが、千円くらいならネコババしても大事にならなさそうだし、小銭を拾うよりそれなりに得した気分になれそうだ。ちょうどいいランチ代になる。 というわけで、落ちている千円札は瞬く間に良心の呵責がない人に拾い上げられることだろう。ま

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          博士号を取得したので、その回顧録を書いてみた。 https://note.com/right_brothers/n/n3b5cec252d5b

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          生物学的常識ほどよくひっくり返るものはない、と村上龍の小説で言っていたけれど、君たち(細菌)もちょっとは自重したらいいさ。。 https://www.biorxiv.org/content/biorxiv/early/2022/02/18/2022.02.16.480423.full.pdf

          生物学的常識ほどよくひっくり返るものはない、と村上龍の小説で言っていたけれど、君たち(細菌)もちょっとは自重したらいいさ。。 https://www.biorxiv.org/content/biorxiv/early/2022/02/18/2022.02.16.480423.full.pdf

          3年かけてネット小説を書いたけど誰も読んでくれないので自分でレビューするという地獄【黒い服の魔女】

          1.誰も読まないもんで タイトルの通りである。  2019年6月15日に「小説家になろう」に拙著「黒い服の魔女」第一話を投稿してから約三年後、ようやく最終話を投稿した。ただし、三年間ずっと継続して書いたわけではなく、休み休み書いていたため、文字数は多くない。だいたい三万字程度の分量である。 https://ncode.syosetu.com/n4963fo/ https://kakuyomu.jp/works/16817139555087459047 (カクヨムにも後

          3年かけてネット小説を書いたけど誰も読んでくれないので自分でレビューするという地獄【黒い服の魔女】

          ようやく完結:「黒い服の魔女」 https://ncode.syosetu.com/n4963fo/

          ようやく完結:「黒い服の魔女」 https://ncode.syosetu.com/n4963fo/

          傍観者に期待するのは間違ってる【「シャガクに訊け!」感想】

          シャガクに訊け!がいい小説だった  「シャガクに訊け!」を読了。いい本!思わず普段あまりつぶやかないTwitterにAmazonのリンクを投稿するくらいいい小説だと思った。 明瞭な主題は物語と要素の有機的なつながりを生む  不思議なことに、この本はストーリーの構造が凝っているというわけではないにも関わらず(綺麗な構造だとは思うが)、物語によって何を語りたいかということが明瞭に伝わってくる。昨日読んだ本とは真逆である(タイトルは伏せる)。何故そのような印象を受けたのか?そ

          傍観者に期待するのは間違ってる【「シャガクに訊け!」感想】

          「ウソツキ皐月は死が視える」 めちゃくちゃ好きな作品 皐月ちゃんがかわいい

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