見出し画像

2021/4/13 ドル円、時間の調整の可能性大か?


Ken:アジア市場はリスク回避的な動きがメインドライバー!先週金曜日の米株上昇の流れを引き継ぎ、オープンこそ日経はプラス圏でしたが、3万手前の利確の売りに押され、米中対立悪化懸念から上海・ハンセンが下落したことで下げ幅加速、為替は豪円主導でクロス円が下落し、ドル円の上値を切り下げ一時109.50割れの展開に。欧州時間に入ると、ポンドが一時1.3775lvlまで上昇、EUと英による北アイルランドを巡る協議が進展、英国でのロックダウンの緩和を材料によるショートカバーが要因。ユーロは、ユーロ英の売りで上値を抑えられていましたが、2月ユーロ圏小売売上高が予想を大きく上回ると緩やかに下値を切り上げ1.1920lvlに到達。ドル円はこの欧州通貨によるドル売りに連れて109.25lvlまで下落。NY時間、109円00-20のサポートを意識し、また米長期金利が上昇したことで、ドル円買い戻しが優勢になり109.45lvlに反発。ただ軟調な米株価がクロス円、ドル円の上値を重くし、その後のフォロースルーを限定的に。米10年債入札は低調ながらも無難にこなしインパクトは小。株価は目立った指標のない中利確の売りが優勢でダウ、ナスダックとも反落。
ポジションは、ドル円を40-60でロング積み増し、ポンドショート、ユーロ英ロングはキープです。

BOSS:アジアは株安~クロス円売りとなり、時間外米国金利も重く、ドル円も下げる展開。
そもそも買い回転目線で見てましたが、8時間足でも109.60を抜けた事で雲を下回り…サポートと思われた109.25/30まで押しました。
結局、買い回転予定が手を出せずでした。

Ken:さて本日ですが、3月中国貿易収支、2月英GDP、3月米CPI、米30年債入札に注目です。
米長期金利が底堅く推移したものの、ドル売りが優勢であったことには少し違和感がありますが、ポンドでのポジション調整が主な要因と考え、基本シナリオは変更なし。本日の米CPI後の長期金利動向に注目です。
戦略:ドル円ロング(108.95,108.50)、ポンドショート(1.3840)、ユーロ英ロング(0.8577) ( )はSLポイント。
・ドル円は残念ながら8時間雲を下抜けしてしまい、上値モメンタム減少。想定通り109円台での時間の調整の可能性が高くなってきました。日足基準線109.65、転換線109.92が重くのしかかり、下値では200週線108.98がサポート。米長期金利が大きく動かな限りはこの中で右往左往か。時間足の雲109.48-67もレジスタンス要因となり、短期では売り回転がセオリーに見えます。
・ポンドは2日続けて1.3670lvlで下値を止められ反発、日足で陽線登場で売りモメンタムが減少。ただレジスタンス(日足基準線1.3837、転換線1.3793)をブレイクした訳でもなく下値目線継続。時間足の雲1.3725-15をブレイクすると、再度下値トライに見えます。
・ユーロ英も同じく、短期では方向感を失ってますが、日足転換線、基準線、21日線のある0.8580lvlがサポート、短期では100HMA0.8647がサポート。時間の雲0.8670をクリアブレイクすると、再度上値トライ。

BOSS:低調な3年債入札で若干金利が上昇したのでドル円も109middleで戻って来ましたが~株式市場は不調。地政学的リスクは変わらず、ただ、欧州の状況は、ワクチン接種も拡大、早期のロックダウン等の規制解除も唄われ、Eurには良いnews。
ドル円が上昇開始するには、リスクオン相場が戻る必要がありそうです。
戦略:ドル円: とうとう8時間足で103円台以来の雲下抜け…時間足でも雲下となり、しばらく調整が続きそうに見えます。8時間足では109.60から重そう。時間足では109.50が既にCap。
イントラデー的には、時間外米国金利には注意しながら、売り回転。109.40/50売り。60が抜ける様ならカットも視野に、上昇理由を探る。
109.20/00買い戻し。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張ろう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?