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2021/4/9 ドルの調整の見極め日!継続、反転?8時間足雲に注目。



Ken:オープンこそドル買いが先行し109.90lvlまで上昇しましたが、軟調な日本株を横目に円買いが優勢になりドル円の上値が切り下がる展開。またポンド、豪の買い戻しもドル円にはネガティブ要因として貢献。結局109.65lvlで終了、ユーロは方向感なく1.1870を挟んで上限10pipsレンジ。欧州時間、時間外の米10年金利が1.64%まで低下すると、ドル売りが優勢にドル円は前日の安値をブレイクすると、マーケットはドル売りから円買いにシフト、ユーロ円130円ブレイク、ポンド円150.20lvlまで下落。ECB議事要旨は緩和的金融政策の維持、PEPPの購入ペース加速が示され、ユーロ円下落のきっかけの一つと推測。NY時間、前週分米新規失業保険申請件数は予想を上回る結果となり、長期金利低下が拡大し、ドル円は更にロングのロスカットを巻き込み109.00をタッチ、ポンド円は149.90lvlまで下落と円買いが加速。パウエルFRB議長はIMFのセミナーで金融緩和政策の長期化を強調、株価は緩やかながら上昇、10年金利が1.61%近辺に低下するとクロス円の買い戻しが加速し、ユーロは前日の高値をブレイクし一時1.1925lvlに到達。株価は、米長期金利低下に伴いナスダックの買いがリスクオン地合いを牽引し、マイナススタートだったダウもプラス圏に反転し終了。
ポジションは日経の上値の重さを見てドル円ロングを109.85lvlで縮小、残りを21日線ブレイクで109.40割れカット。米10年金利が下げ止まるのを見て再度109.10-20でロングメイク。ポンドショートはキープ。

BOSS:金利相場となりました。パウエル氏@IMFセミナーも、ECB議事要旨も緩和的。ドルが素直に売られました。
ドル円は、懸念していた下サイドが攻められました。21日移動平均線はbreak。8時間雲に絡んでます。
ポジションは109.80抜けでショート。70/50で殆ど買い戻し。極小残したポジションも8時間雲上手前109.20で買ってSQ。

Ken:さて本日ですが、3月中国PPI、CPI、3月米PPIが注目です。
米長期金利の上昇が調整に入り、ドル売りが本格化しドル円は高値から約200point下落しましたがこの動きが本日も続くのかが注目。またドル売りが優勢の中ポンドだけは上値の重い展開ですが、これまたどうなるのかも気になります。
戦略:ドル円は日足のサポートライン(転換線109.98、基準線109.39、21日線109.48)を全てブレイクし本日はそれらがレジスタンスに転身。200週線108.99をブレイクすると、もう一段の下落の可能性もあり、前回時間の調整をしていた踊り場level108.30-50がターゲットになります。時間足の雲、4時間足の雲も109.70-75にあり110円が遠く見えます。中期的なドル円の上目線は変わりませんが、米長期金利の再上昇を確認できるまではこの調整はまだ続くと想定し、短期トレードに集中しようと思います。(sell around109.40-60 )
ポンドは、日足の雲の下限1.3795で上値を止められてます。BOSS指摘の90日線1.3715lvlで下値を止められてますので、ここがブレイクできるかが注目です。ブレイクすると、1.3670、1.3560がターゲット。時間足の雲1.3775-1.3820にありレジスタンス、ショートは21日線1.3820越えでカット予定でキープ。

BOSS:中国、米国の金利系指標は気になりますね。来週以降の企業決算も、増税を含むインフラ投資議論の行方も気になります。
戦略:ドル円: 昨夜は200週移動平均線がピタッと下値を止めましたが、現状の米国金利推移環境下ではまだ少し下値余地ありそうに見えます。但し、8時間雲はまだ抜けてません! とは言え~雲を下抜けないためには、雲が上昇するため109.60upperでのcloseが必要となります。金利・株価動向を見ながら、基本的にはKenと同じく109.40/60を売りZONEと考えます。下は109.20/00。
Gbp: 全く手が出てません。90日移動平均線が切れたら売るべきなのか!? CVC&東芝話が出てから重いな…等々考えながら、オシレーター系チャートに目をやり、日足、週足を見て、「週末だし…様子見」って結論を出しそうな予感です。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:良い週末を!

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