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餅は餅屋

FIRE・不労所得という言葉が流行っていますね。
今日はあくまでも個人の見解としてお話しさせていただきますね。

不動産投資を始めたいという方の中で、ボロ中古戸建に投資して成功を収めている方もいらっしゃるようですが、ご自身でDIYをやる必要性がどうしても出てきてしまう為、働かず収入を得たいというタイプの人には向かないと思います。

不労所得であれば、仮想通貨のXYMによるharvestが一番おすすめです。
仮想通貨の価格に左右されますが、1万枚から始めることができます。
今の価格であれば1枚12円なので12万程度で始めることが可能です。
与沢翼さんという投資家の方が参入された時は、60円くらいまで上がったので今の水準は始めやすいかなと個人的には思います。

食わず嫌いで仮想通貨を始めないので勿体無いです。
ちなみにCOMSAはXYMベースで開発されたものになります。
使い勝手も良いのですが、なかなか価格に反映されないのは、海外勢・企業からの注目度が低いことも理由の一つかと感じますが、マーケティングで何とかなるのでコミュニティには頑張って欲しいですね。

話を戻します。
DIYも壁紙の張り替えなど簡単なものであれば問題ないですが、床や階段、電気・ガス設備など怪我や事故に繋がる危険性の高いものは専門家に任せるのが一番無難です。柱や屋根など構造を弄るのはDIYでは絶対にしない方が良いと。。。

理由に関して
○万が一事故が発生した場合、責任の所在をオーナーが単独で負う

※なぜ、事故が起きてしまったのか
原因を究明しようとした場合、何を最初に調べるでしょうか?
まず、建物に問題があったのではないかと誰しもが思うのではないでしょうか。

もし、その時、
資格も経験もない人がリフォームしていたのであれば、施工不良が事故に繋がったのではないかと真っ先に疑われます。
論理や理屈では専門家と全く同じ作業をしたとしても、心象は大きく変わってしまいます。
特に「費用を浮かせるため。」という目的が如実に出てしまうため、尚更心象は悪くなってしまう傾向があります。SNSなども当然調べますので、普段の投稿に費用がいくら浮いたなど投稿している方もいらっしゃいますが、正直事故があった時に晒されて尚更心象は悪くなると。。。
安全管理という認識は不動産オーナーにも必ず必要です。

「やり方は知ってる。事故など起きるとは想定できなかった。」としても責任を逃れることは出来ません。
業者さんに依頼していたのであれば、所有者として責任をまず負ったのち、求償権に基づいて業者さんに請求するべきです。
業者さんは保険に入っていることが多いので、万が一が発生した場合の対応は、保険会社が対応してくれます。プロでも過失による施工不良を0に防ぐことは困難です。
仮にその業者さんが倒産してしまったら、請求先がないから同じは?
と思う方もいると思いますが、それは全く違います。

○自分の家族や知人が被害者になった時を想像してください

大家さん①
○自分で細心の注意を払って施工しました。
○事故が起きると思っていませんでした。
○保険会社に対応して貰いたいと思います。

大家さん②
○少しでも安心して生活して貰えるよう、専門業者に依頼して施工しました。
○プロが施工しているので、事故が起きるとは思いませんでした。
○保険会社・施工会社に相談の上、対応させていただきます。

どちらの大家さんが信頼できますか?

大家さん①を調べると、SNSでは費用が浮いた話ばかりで、利回りが20%超えなど、お金の話が多く本当に安全を考えているのか分からない。
最初から事故は保険会社が対応することを前提としているのではないかと感じると思います。

『認識ある過失』

大家である以上、居住者の方の安全を考える必要があります。
DIYは犯罪ではないので、適切な表現ではないかと思いますが、リスクを警鐘する意味で分かりやすいので敢えてこの言葉を使っています。
地震で倒壊する可能性が高いことを認識して、賃貸に出すなどは典型的かもしれません。見てくれは綺麗だけれども、構造に欠陥がある可能性を認識して貸出することは、騙しているのと同じだと個人的には思います。
DIYを軽く考えて、認識ある過失の心理状態で安全性を担保するものがない状態で賃貸に出すのはあまり好ましいこととは言えないと個人的には思います。
否定している訳ではありません。
事業として行なっている以上、利益を追求することは当然のことです。
ただ、何かあった時のことを考慮して、個人で出来ることは個人で、専門性の高い部分は専門業者に依頼するなど使い分けが重要だと思います。
構造を強化するにはかなりお金が掛かります。
安いのはそれなりの理由があります。
安易に儲かるからと言って参入するのはお勧めしません。

万が一が起こった時、納得できる説明ができるかを含め、意識の高い不動産投資家を目指していただきたいと思います。

個人的にお勧めするのは、協力会社を作ることです。
お互いに信用が第一の世界なので、施工・費用ともに相談しながら進めますし、入居中のトラブル対応もお願いできる点も良いと思います。

何度も言うようですが、個人的には築古戸建投資には賛成ですし、DIYを否定するものはありません。
どこまでが良くて、どこからが悪いのか。
建築士ではないので、明確な回答は出来ませんが、根本的な考え方において、万が一が起きた時に、納得させられる説明ができるかどうかが重要だと。。。

住んで貰う方にとって、安全で快適な生活をして欲しいという思いはどんなオーナーさんでも同じだと思います。事故なんて起きない方が良いに決まっています。ただ、大家の責任として万が一が起きた時を考慮しなければいけないというい警鐘です。
安全管理が叫ばれていますが、不動産オーナーも同じだと思います。
プロ意識を高く持つオーナーさんが増えると良いですね。

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