認知症があっても、その人なりの思いはあること〜尊厳を大切に関わること
いつも在宅や施設での介護に関わっていらっしゃる皆さま、お疲れ様です。
そしてありがとうございます。
介護に関わっていらっしゃる皆さまお一人お一人の幸せを願っています。
TAKEMIです。
今日は、認知症があってもその人なりの思いはあるというお話について。
昨日ある入所者さんの認定調査に立ち会いました。
その方は元々、教職の道を歩んでおられた方でいつも凛とされていらっしゃいます。
調査員の方との面談の中で色んな質問に対して、「できます」としっかりと返答をされていらっしゃいました。
認知症も持っていらっしゃるので、自身の認識と実際の現実が違っているところも当然あるのですが、ご本人の気持ちの中ではできるというそれが真実なのです。
認知症があっても感情はありますし、その人なりの思いもあります。
前述した入所者さんも、これまでもしっかりやってきたし今もまだまだやっていける。この思いは自負としてあるのだと思います。
その方の思いを尊重しながら、できるところはしっかり認めながら、その上でできないことをサポートしていく。
全てがうまくいくとは限りませんが、言葉がけや接する態度を工夫することでできない部分のサポートを上手くカバーしていくことは可能だと思います。
いずれは誰しもが必ず通るべき道です。
きっと自身が同じ立場になった場合には、自身の思いを尊重してもらいたいと思うはずです。
ここの意識を持って入所者さんや親御さんにも関われると、お互いの関係性もまた変わってくると思います。
今日もそれぞれの場所でがんばっていらっしゃる皆さまを応援しています。
共にがんばっていきましょう!
◆今日のポイント
・その人が持っている思いを尊重し、大切にすること
◆この記事を通して、一人でも多くの人が笑顔で介護に関わることができて介護を受ける側も介護を支える側もみんなが幸せになれることを願っています。
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