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〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

では早速、今日のお話へ入っていきます。

今日は介護への理想と現実というテーマで書いてみます。

介護が始まる経緯や関わっていくようになった経緯。それは人によって様々だと思いますが、今日は私のことを書いてみたいと思います。

私が介護へ関わるようになったのは、前職からの転職という形です。入職当初私は理想に燃えていました。

「利用者さんに笑顔になってもらいたい、いつも優しくあれる自分でいよう」と。

今もここの部分はブレていないですが、実際の介護の現場では理想通りにいかないことが多いこともこれまでの関わりの中で実感してきました。

いつも優しくありたいと思う一方で、気持ち的にはそれとは違ってイライラしたり頭にきたりすることもあって自分自身の気持ちの中で理想と現実の摩擦に悩んでいた時期もありました。また私は施設での介護となるため周りのスタッフとのチームケアで利用者さんを支えています。チームで介護にあたるためいつも自分の思いだけで動く訳にもいきません。

今は、理想は大切にしながらけれどそれと違う部分があることも色んな気持ちになったりそれで揺れる時があっても大丈夫なのだと思えるようには変わってきました。

他の方の価値観ともうまくつきあっていけるようになりました。

実際に介護に関わっていらっしゃるあなたもきっと綺麗事では済まない部分も沢山経験されていらっしゃると思います。自分がこうでありたいと思う姿と実際の現実。現実では自分の気持ちがめちゃくちゃになってしまう時もあります。でもそんなときであっても、自分を責めないでほしいのです。

こうでありたいと思う理想を持ちながらもでも現実では、その通りに進まないときもあるということ。できるときにはすればよいし、できない時があっても大丈夫。

こうしたとらえ方も一つとしてもっておいていただくと幾分か心は楽になっていくはずです。

【今日のワンポイントレッスン】
・介護の理想と現実について

今日も読んでくださって、感謝いたします。

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