見出し画像

【身近で大切な存在だからこそ難しい部分もあること】

〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

今日は、阪神淡路大震災から27年。
今朝は地震が発生した午前5時46分に黙祷をさせていただきました。
今生きられていること、生かされていることへの思いも新たにしました。

では早速、今日のお話へ入っていきます。

今日は介護をしていく上で優しくできなかったり、中々受け入れられないときの心の持ち方について書いてみたいと思います。

親の介護が必要な状態になったけれど親がそうした状態であることが中々受け入れられない、優しくしたいと思っているのについ口調が強くなってしまったり、言い争いになってしまったり、親の姿を見てイライラすることが多かったり、経験ある方は多いのではないでしょうか。

他人であれば気にならないようなことが実の親だと気になり過ぎてしまったり。

でもこれは自然なことだと思います。親が元気な頃の姿も知っていて、そしてとても大切な存在でもあるからこそ。

自分の中の親のイメージと介護が必要になった実際の状態にズレが生じているから。頭では分かってたり理解しようとしていても実際には中々簡単に受け入れられるものではないと思います。

私自身もまだまだ親が元気でいてくれるのでありがたいですが、実際にそうした状況になった場合には正直な気持ち、今施設で利用者さんに接しているように同じようにできるのかなと思うこともあります。

では受け入れられなかったり優しくできないとき、どんな風に気持ちを持っておけばよいのか。

今日は2つお伝えさせていただきます。

①無理に受け入れようとしないこと
最終的には必ずどこかのタイミングで受け入れられる時がくるはずです。だから焦って受け入れようとせず、その間は淡々と目の前のことに対処していくこと。

②優しくできないときがあっても自分を責めない
勿論いつも優しくできればそれが一番ですが、そうでないときもあります。お互いの感情や日によるコンディションの違いもあります。優しくできないときは、そんな時もあると切り替える。そして優しくできない自分を責めないこと。

できれば親はいつまでも元気であってほしいもの。

けれど介護が必要な状態になってしまって、迷ってしまった時には今日お伝えさせていただいたことも参考にしてくださったら幸いに思います。

【今日のワンポイントレッスン】
・受け入れられなかったり優しくできないときの心の持ち方

今日も読んでいただき、感謝です。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?