もしかしたら次に来るのは茶道かも
実は3年くらい?茶道を続けています。
あまり長続きしない自分にとっては奇跡的に続いている茶道。
最初は深く考えていたわけじゃないけど、最近は茶道の重要性について少しだけ分かるようになってきました。
次の時代には全て無くなる?
「自分の仕事は無くなるかもしれない」
AIだのシンギュラリティだの言うようになってから、ほとんどの人が将来に不安を感じていることでしょう。
というか、不安を感じていないとすると時代の変化から無理に目をそむけているのか、新しい情報にあまり触れていないということだろうな、とさえ思います。
おもちろん寺、僧侶というのも例外ではなくて、
お葬式や法事を大切だと感じていない人は年々増加しているという実感があります。
茶道をはじめた理由
ご門徒さんにお茶の先生がおられて、
「お寺さんは茶道をした方がいい」と強く勧めてくださっていました。
しかし、
私はその重要性がいまいちピンと来ておらず、数年間はのらりくらりと逃げていました。
そんななか、
「いつなら空いていますか?」と聞かれたが最後、そこから確実にお稽古の日程調整をしていただくことで、なんとか続けることができました。
そんな私でしたが、続けていくと茶道の面白さにどんどん気づきます。
こまかい気づきについてはまたの機会に書くとして、なんといっても、
「心と向き合う時間」
これです。
私たちは忙しすぎです。バタバタしすぎです。
仏教も「心と向き合う」ことは大切にしていますが、なかなか静かな時間を提供することは難しいのです。
本堂で過ごす時間はめちゃくちゃおススメですが、いかんせんお寺にまで来ていただくことが難しい。
時代に挑戦する茶人
歴史上の偉大な人は茶道をしていました。
現代でも茶道に関心をもっておられるすごい人たちは多いようです。
私も今までは、
「時間もお金もあるからできることでしょー」
とか思っていましたが、そうではなさそうです。
茶道の心というのは、
今ある空間とお道具で最大限のおもてなし、
「心と向き合う時間」
を作り出すノウハウが詰まっています。
今度、仙台の面白庵庵主の小谷一仁さんのお話をうかがえることになりました。
なんとクラウドファンディングで茶室を作っておられます。
この令和、このコロナ禍になんという挑戦でしょう。
勉強会に関心のある方は武田のFacebookに飛んでくださいませ。
2021年5月29日(土)13時から
Zoomで行いますm(__)m
僕も自分の視点から小谷さんのように茶道に挑戦していきたいなと思います。
普段しないことをする
所作に気をつけて、
丁寧にお菓子を食べて、
丁寧にお茶をいただく、
日常ではしません。
いつもは早くパパっと何事もこなしたいものです。
でもこの普段しないことを体験する中で、自分の中にある気づいていない側面に目が向きます。
いつもと違う視点で世界を眺めることができます。
茶道、おススメです。
高善寺にお参りいただいた方に
「一服いかがですか?」
と自信満々に言えるようお稽古に励みたいと思います。
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