Apple Vision Proが変える2040年未来予想図Ⅲ「出会いのオンライン化の加速」
初めまして。
別の記事を読んでいただいた方は、いつもありがとうございます。
Apple Visionがもたらす新しい時代。
次に考えられるのは「出会いのオンライン化の加速」です。
Apple Visionを使用していると視界全体に広がる仮想空間の中で、様々な素晴らしい体験をすることができます。
会話をすることが可能になる機能。
※Apple様から引用
その中でもペルソナの機能は、これまでのFaceTimeのようなビデオ通話のような二次元で画面の中にいる相手と話すのではなく、半透明とはいえ目の前に相手がいるようにリアルに見ながら話をすることが可能になります。
これはオンライン上で今まで以上に相手と密なコミュニケーションを取ることができる、画期的な機能だと思います。
今回はこのペルソナの機能が2040年にはさらに進化していると仮定して、未来がどうなっているかを想像していきたいと思います。
予想①：就活の面接はVRゴーグルが必須に！？
最初に想像したのは、面接や商談など、初めて顔合わせする際に利用されることです。
初めて相手と話をする際には、面と向かって直接会って話をするのは当然で、そうでなければ相手がどんな人かも分かりませんでした。
履歴書や電話、メールなどではなかなか伝わらないですよね。
この常識は2020年に新型コロナウイルスがパンデミックになり、緊急事態宣言で人との交流が濃厚接触として遠ざけられた際に、ZOOMなどのビデオ通話によって破壊されることになります。
※ZOOM様から引用
オンライン会議、オンライン飲み会、オンライン打ち合わせ、オンライン婚活、オンライン両家顔合わせ、オンラインキャバクラ、、、そんなものまで！？というものがたくさん生まれました。
テレワークという合理性が礼儀を重んじる心に邪魔されていた
商談や面接など「自分という人間を最大限にアピールする場」において、ビデオ通話を使用するなんて2019年以前の価値観ではまずあり得ませんでしたよね。
もちろん会社の離れた営業所の社員との打ち合わせなど、多少フランクに話せる相手なら、音声のみの通話よりコミュニケーションを潤滑に取るために使用されていたかもしれませんが。
これが2020年からは、「初対面の人との交流を不用意に作って、コロナに感染してしまったらどうしよう・・・。」という恐怖が重視され、ビデオ通話はどんどん推奨されていきました。
礼儀を重んじる日本人にとって、新たな価値観が生まれた瞬間です。
ビデオよりもよりリアルに、相手の人となりを理解できる通話を遠距離でできる唯一無二のデバイス
そしてその後様々な会社によってビデオ通話の可能なアプリが開発されて、一般的にもよく使用される存在として受け入れられました。
しかしこれからApple Visionが普及した時代では、「ペルソナ通話じゃないと相手の気持ちが分からない！」という時代になるかもしれません。
さらに今は少子高齢化が進み、人手不足が深刻化している時代です。
2040年には今よりも人口が少なくなり、たくさんの会社が人材不足に悩んで倒産していることでしょう。
しかしこれは何も悲観的な未来ではありません。
潰れる会社は潰れるべくして倒産するからです。
市場に残るのは、就活生が「ここで働きたい！！」と感じるホワイトな企業が多くなることでしょう。そうでなければ就活生が来てくれませんからね。
そんな時代では就活生もわざわざ離れた都道府県まで移動して試験や面接を受けるのでは大変ですから、VRゴーグルを用いて自宅からの受験を可能にする企業が増える可能性があります。
※VRtips様から引用
採用担当からしても、ビデオ通話よりもさらにリアルに受験生の態度や様子を確認できるVRゴーグルであれば、会って面接を実施する必要性が薄くなりますからね。
VRゴーグルの浸透によって、価値観が大きく変わる転換期となるでしょう。
予想②：VRゴーグルを用いたオンライン接待
次に想像したのは、VRゴーグルを用いた「会っていないけど会っているような距離感での接待が可能になる」ということです。
これは会いにいく物理的距離感を手軽に近づけることになり、とてもたくさんの場面で使われることになると予想されます。
アイドルやYoutuberとのイベントでの活用
例えばアイドルの握手会を例に挙げましょう。
たくさんのファンと直接触れ合って接客するため、ファンにとってはかけがえのない時間になりますが、アイドルからしたら身体的負担の大きい業務になります。
直接会うということは、少なからず過激なファンや犯罪者に遭う危険もあり、厳重な警備を敷いていても事件が起こることがあります。
これがVRゴーグルを用いた交流であれば、直接会わなくても交流をとることができます。
握手をしているかのような距離感で話すこともできるし、Apple Visionの作り出す仮想空間の中でツーショットを残すこともできるでしょう。
そして万が一ファンが危険な人間だったとしても、直接身体に傷をつけられるような心配もありません。
※PARONA様から引用
Youtuberなどのネット配信者も、有料会員限定の交流イベントで直接会話を楽しんだり、一緒にゲームで遊ぶような時間も今まで以上に手軽かつ濃厚に交流したりできると思います。
ただ、今は「60万円課金して購入するのが最大のネック」なんですけどね・・・笑
2040年には一般的に普及して、上記のような一般的なサービスとしてApple Visionが活用されていることでしょう。
キャバクラなどの接待の場での活用
他には接客業の方がお客様と交流をする上でも活用されることが予想できます。
キャバクラやスナックなどで、お気に入りの女性とオンラインで飲み会をする「Zoom飲み会」をサービスとして導入しているお店があるとニュースで見たことがあります。
しかしどうしても二次元の画面では距離感がありますし、お客様からしたら相手の女性に没頭して・・・とはならないでしょう。
しかしこれがVRゴーグルとなると、「お店の中のようなVR空間を映し出して、その中で相手の女性とお酒を飲む」という体験を自宅や出張先のホテルで楽しむことができます。
新潟のお店で会った女の子と、九州の自宅から会いにいく・・・みたいなことができるわけです。
もちろんホストでも使われるのは間違いないでしょうね。
これは確実に将来ビジネスモデルとして活躍することになるでしょう。
予想③：自宅から低予算でマッチングパーティ！？
他にもたくさんの使われそうな場面が想像できますが、これは確実に行われるだろうなというものでは、「マッチングアプリにおけるオンライン上の交流の濃密化」になります。
ファーストデートはオンラインが主流になる時代
もちろん学生や職場での出会いの場合はそんなことないと思いますが、マッチングアプリなどの場合は、どうしても「それまで会ったことない人とプロフィールやメッセージや電話でやり取りをして、そこで得られた情報が真実と信じて出会う」ことになります。
悪意ある人が嘘をついている可能性もあるということです。
これがApple Visionのペルソナのような自分のコピーを使用してオンライン上で出会えば、より相手の人となりを理解することができます。
話す様子が見ぶりや表情も含めて分かりますし、本当に会っているように相手との時間を過ごすことができるようになります。
極端な話、相手があまりにも失礼で今すぐ会話を辞めたい場合には、料理を食べる必要も、会計を済ます必要も、気まずいドライブの時間も要りません。
電源を切ればいいのですから。
これはVRゴーグルにしかないメリットであると思います。
顔をアバターで隠すのはメリットもデメリットもあります。
※読売新聞様から引用
そんな仮想空間上での出会いを通じて、「この人なら直接会って話したい！」と感じる人とだけ出会えばいいわけです。
安心して自分と価値観の合う人を探すマッチング・婚活を楽しむことができますよね。
綺麗なスーツもホテルの手配もなし。表示できるから
マッチングパーティのようなイベントを開催する場合、主催者も高級ホテルを抑える必要がありますし、参加者も参加代を支払ったり、スーツや化粧、ヘアセットなどたくさんの時間とお金が必要になります。
これ自体はデメリットだけではありません。参加するための敷居が「遊び目的ではなく本当に結婚相手を探したいと強く思っている人の選別」になりますからね。
とはいえApple Visionを持っている人同士であれば、同一のサーバーにアクセスして、ホテルのような映像空間の中で、スーツのようなアバターを着た状態でパーティに参加することができるようになります。
Zoom会議の際に、下は下着のままでうっかり立ち上がった際に下着が見えて恥ずかしい思いをするというのは度々聞きますが笑、それくらい準備を最小限に済ませてマッチングすることが可能になります。
誰でも手軽にApple Visionを手にすることができるくらい普及すれば、今の私たちには想像もつかないたくさんの出会いを体験することができるようになるでしょう。
いかがでしたでしょうか？
Apple Vision Proの普及は、本当にたくさんの今までの常識を覆す存在になると思います。
時間が経って誰でも手に入りやすいような値下げや量産型モデルが開発された際には、新時代が到来して、私たちの生活は激変することでしょう。
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それではまた別の記事でお会いしましょう。
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