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四季折々の日本だからこそできる!運動を継続する方法【医学で解説】

日本には四季があります。その四季を味方につけることで運動を継続する方法をまとめました。


紅葉がきれいな季節です。
葉っぱの色が緑から黄色、赤、茶色、、、
いろんな色があってとても気持ちいいですね。
出勤中も、ジョギングや散歩中もきれいな景色がどんどん入ってきます。
日本には美しい四季があり、気持ちよく季節が移り変わっていきますが、この四季を利用することで面倒くさい運動を継続する方法を記事にしました。


ヒトは飽きる

特に運動は長続きしません。
張り切って始めたもののやはり続かない、こんな高いもの買うんじゃなかったぁ、、、
よくあることだと思います。

これは当然です、ヒトは飽きる生き物です。
個人差はありますが、同じことばかりやると飽きてしまい、続かなくなります。
例えばADHD(注意欠如・多動症)の子どもは次から次へと目うつろいして、教室でじっとしていることができません。
これは少し極端な例ですが、遅かれ早かれ誰だって「飽き」はくるものです。


なぜヒトは飽きるのか

ヒトの飽きる性質は、実は理由があるのではないかという説があります。

日本ではもう見られませんが、世界には現在でも狩猟採集生活をしている民族が少数残っています。
その民族の人々を調査したところ、ADHD(注意欠如・多動症)の傾向をもつ人の割合が多かったという報告があります。

この「ひとつのことに集中せずに次から次に向かう」能力は、狩猟採集生活では必要なことなのではないか。

人類の大半であり今でもわれわれの遺伝子に受け継がれる「ヒトの狩猟採集生活」において、

「この辺の獲物や木の実を摂りつくしたら、他へ移って探しに行く」

ことが必要で、ADHD(注意欠如・多動症)の性質はそれに向いている極めて重要な能力なのではないか。

といったところです。
つまり「飽き」は脈々と受け継がれたヒト本来の性質の一端なのかもしれません。


日本の四季を利用する

そのためヒトは飽きることをとりあえず受け入れ、どうやったら飽きずに続けることができるのかを工夫した方がいいのではないかと思います。
例えば気が向いたら散歩のコースを変えてみると、いつもと景色が違うだけで気分にアクセントがつくでしょう。

そして今回テーマの四季、季節の移り変わりはうってつけです。
同じところをジョギングしていても勝手に景色が変わってくれるのです。
そのため四季によって景色が変わることを意識してみると、今日のジョギングのマンネリ感を和らげることができるかもしれません。

ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。


最後に。
病院や薬に頼らない医療ノウハウを、日々の色々なことにお役立ていただけるよう今後も投稿していきます。