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睡眠不足は確実に太る!決定的な理由【医学で解説】

睡眠不足が確実にヒトを太らせる理由を、医学でまとめました。


みなさま昨夜はよく眠れましたか。
何時に眠りましたか、そして眠る前の時間は何をしていましたか。

この質問をされるとギクッとする方が多いと思います。

それもそのはず、日本は寝不足大国なのです。
そして今回はその寝不足が、気になる気になる「肥満」につながる理由をまとめました。

医学の根拠がありますので、注意が必要です。


日本は寝不足大国

人が普段どのくらいの時間眠っているか、を国ごとにアンケートとって集計した結果、日本人は睡眠時間がかなり短い方であるとの報告が多数あります。
アンケートの集め方は様々ありますが、基本的に日本人の睡眠時間はかなり短い、また先進国の中では最も短いなど、とにかく日本人は睡眠時間が短いデータばかりです。

もしかしたら高度経済成長期の「24時間働けますか」の影響がまだ残っているのかもしれません。
ちなみに朝スッキリ起きられない、起きるのがしんどいといった時は要は睡眠不足である可能性が高いです。

睡眠は深い→浅い→深い→、、、を繰り返しながらちょっとずつ浅くなって、どんどん浅くなって最後に自然に目が覚めるのが自然なリズムです。
そのため昨日は睡眠が足りていたか、それとも足りていなかったかは起きた瞬間の気分でも判別することができます。

ぜひ明日から気にしてみてください。


寝不足は確実に太る

さて、寝不足の人ほど太るというのを一度は聞いたことがあると思います。
これはきちんとデータをとっても、そのような傾向にあります。
睡眠時間が短いほどBMIが増える傾向があるのです。
その理由は、、、コルチゾールが大きいといわれています。

コルチゾールとは体内のホルモンの一種で、とくに糖や脂肪の代謝に関わることで有名です。
ちなみに代謝とはざっくりいうと「変化させる」とうことです、あくまでざっくりいうとですが。

寝不足だとこのコルチゾールが増えて食欲が増します。
特に糖質(炭水化物とも呼ばれます)やジャンクフードが欲しくなります。
糖質やジャンクフードを摂ると、脳が気持ちよくなってもっともっと欲しくなります。
脳からドーパミンという快楽物質が出るので、テレビゲームをもっとやりたいのと同じように、糖質やジャンクフードがもっともっと欲しくなります。
そのため太ります。
もちろん個人差はありますが、これが寝不足だと太る大きな理由のひとつとなっております。


よく眠ると太らない

逆にいうと、きちんと適切な時間眠ることでコルチゾールが過剰に出なくなります。
すなわち食欲が高進せず糖質やジャンクフードも欲しいとは思いにくくなります。
また、よく眠ると日中の活動もアクティブになり、しっかり動くことでより太りにくくなります。
よく眠るための方法はまた記事にしようと思うので、ぜひお楽しみにしてください。


まだまだ書ききれないですが、今回は以上とさせていただきます。

最後に。
病院や薬に頼らない医療ノウハウを、日々の色々なことにお役立ていただけるよう今後も投稿していきます。