これまでの人生で最も幸福だった日はいつですか?

【定義】
喜び=一般的に嬉しい事、嬉しく思う事  (広辞苑)


漢字で書くと歓び、悦び、慶びなどありますが、意味が少しずつ違います。
「歓び」 歓声をあげる程に嬉しい事、これ以上ない嬉しさを感じた時の気持ち、出来事。
「悦び」 自分が嬉しい時や他の人を喜ばせた時の気持ち。特に他人を楽しませたり喜ばせた時に使う言葉。
「慶び」 慶事、祝い事。
英語でもjoy,delight,pleasureなどがあります。

喜びを、「良いものを得ること、期待することによって引き起こされる感情、幸福である状態」とも定義している辞書もあります。
この事から喜びは、自分の中から湧いてくる内面の感情もあれば、外面に現れる喜びもあることが分かります。

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例えば結婚や子供が生まれること、好きな食べ物…といった外発的な事で喜ぶことがありますね。
また喜びは内面の心の状態が関係しているので、自分の気持ち、感情を上手にコントロールする事でどんな境遇に置かれても幸福感を保てる事も分かります。

【効果】

どんな状況でも喜びを持てるなら身体的、精神的に良い効果しかないことが分かります。

・喜びの感情で記憶力がアップする  (2020年NTTドコモとすららネット研究結果より)
・喜び(しあわせホルモン)により
  オキシトシン(愛のホルモン)
  セロトニン (幸せのホルモン)
  エンドルフィン(快楽のホルモン)
  ドーパミン (やる気のホルモン)
  が分泌され、幸せ度がアップする  (ポジティブ心理学より)

昔の格言にも、「喜びに溢れた心は人を癒す」とありますが、現代でも変わりませんね。

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【難しい理由】

喜べない理由はたくさんありますし、現代社会では喜び続けるのは簡単ではありませんね。

外発的なものでいうと、、、
・コロナ禍でやりたいことができない
・会いたい人に会えない
・先の見通しがたたず楽しみや希望が持てない

などのために喜べない人はたくさんいると思います。

内発的なことでいうと、、、
・仕事でミスをしたりして極端に落ち込んで自分を責めてしまう
・自分に自信がなく何をやってもうまく行かないように思っていつも自己否定してしまう

といったネガティブな気持ちに悩んでいる人も少なくないと思います。

誰でも有り得る事ですが、このように失意落胆すると気力が失われ弱くて傷つきやすくなります。何とかしようと思うことも助けを求めることも難しくなり、その結果ますます喜べなくなり、身体的にも精神的にも悪循環になってしまいます。
この負のスパイラルから自分を解放して喜びのループに移動できるように、自分をトレーニングして改善することがとても大切になってきますね!

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【やってみよう!】

喜びは内面の心の状態が大きく関係しているのでトレーニングすることで誰でもどんな状況にあるとしても喜べるように改善していくことができます。


=外面から=
・周りの人に親切にする
・ありがとうの言葉を言う                           ・つくり笑顔をしてみる


=内面から=
・今日の良かったこと、うまくできたことを考える
  小さなことでOK。部屋が片付いてスッキリしたとか。
・逐一感謝することを考える
 ご飯を作ってくれたお母さんに感謝。 ゴミ出ししてくれた旦那さんに感謝。


ぜひ、オーバーに喜びを表してみましょう。それによって、相手もさらに喜びの気持ちを味わうことができて、お互いに幸せがアップしますね!

まずはスモールステップから!
小さなことを一つ、意識してみましょう。
やってみて効果を実感しながらどんどんスキルアップしていきましょう。

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