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風景印さんぽ#14 唐津城 虹の松原 鏡山(佐賀県唐津市)

何となく五七五になりました笑
佐賀県唐津市、玄界灘に面した城下町。現在の人口は11万4千人(令和6年5月)
佐賀県第二の都市です。
筑肥線が福岡市を結んでいて、福岡空港まで1本で行ける便利な街。
豊臣秀吉の家臣、寺沢広高が初代藩主となり、関ヶ原の戦い後唐津城を築城。
城下町の設計、虹の松原の植林、捕鯨、などを行いました。

まずは唐津郵便局の風景印。
唐津城 虹の松原 鏡山。台形の山が鏡山です。
虹の松原は、その下の弓形の部分ね。

まずはお城。唐津城。

お城のある街っていいですね。

搭城口から階段。お城あるある。
新緑がきれい。
登り着いたらこの大藤。
樹齢140年以上。満開の時期の美しさを想像する。
再建天守閣だけど美しい。

天守閣は天守台のみであったと。今の天守閣は昭和41年に作られたもの。
中は資料館と、最上部は展望スペースになっています。
ちなみに、天守閣内にはエレベーターはありません。

頑張って登ったら、絶景が待っていた。 風景印と同じ眺めだー。

唐津湾、虹の松原、右は松浦川。
正面の台形の山が鏡山。

この日は風が強くて、波も高い。虹の松原の砂浜はサーフィン出来そうだけど、遊泳禁止。

天守閣内には、売店もあります。唐津城オリジナル商品を始め、佐賀県のお土産も豊富。

唐津オリジナルドリンク、「スマックGゴールド」をいただく。
ローカル感が良き。

レインボーな松原(虹の松原)

鏡山から。松原左端に唐津城が見える。

唐津城初代藩主、寺沢広高は塩害防止の為に100万本の黒松の植林を行いました。
それが、虹の松原。現在は中に国道が走り、黒松のトンネルドライブが楽しめます。
日本三大松原に数えられています。あとの2つは?

虹の松原、三保の松原(静岡県)、気比の松原(福井県)だそうです。

虹のように、弓なりに見えるから「虹の松原」なのかな、とシンプルに思いますが、
藩政時代「二里の松原」と呼ばれていたのが、明治になって「虹の松原」になったとか(諸説)
歴代お殿様は、松の伐採を禁じ、破ったものは死罪。
今でも国有林。伐採は制限を受けています。

レインボーロード?
日本の道100選に選ばれています。

日本一高い山?鏡山

「かがんだ(座った)山なので、立ったら日本一高い」… て親父ギャグかい!
地元ではそう言われているとか(wikiより) 高さは283mのお山です。
もちろん高さは日本一じゃないけど、絶景は自慢していいです。
九十九折りの道を車で登ります。

左端に唐津城。絶景かな。
山上公園はツツジが満開でした。
恋しい人の船出に袖を振って見送る佐用姫

朝鮮半島へ船出する恋人大伴狭手彦(おおとものさでひこ)を、佐用姫は鏡山山頂から布を振って見送った、という伝説から、鏡山は別名「領巾振山(ひれふりやま)」と呼ばれるようになりました。
…昔バスガイド時代に覚えた
「遠つ人 松浦佐用姫 夫恋ひに ひれふりしより 負える山の名」(山上憶良)
この万葉集の歌を思い出すなど。
昔覚えた事って、結構よく出てくるもんですな。

唐津市では、毎年11月に「唐津くんち」というお祭りが行われます。
14台の豪華絢爛な曳山が旧城下町を練り歩き、およそ50万人の人出で賑わいます。

14基の曳山の一つ、鯛。
可愛い!
も一つ可愛い。鏡山駐車場のお店のワンコ。
おとなしくて人懐こい雑種くん。

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