20240120 「『ゲンロン』の聖地」として身が引き締まる思い。

 土曜日。
 笹木くん別仕事ということで親子3人体制。天気もイマイチということで、比較的のんびりとした一日だった。

 ゲンロンつながりの友人や、シラスで僕のことを知ってくれた人なんかも来てくれた。
 特に後者は初来店で、うちの店を目的にわざわざ電車を乗り継いで東長崎まで来てくれた。とても嬉しいと同時にゲンロンの聖地として身が引き締まる思い。
 また、ある女性客は何でやきとりキングに東浩紀の本の宣伝が掲示されているのか長いあいだ疑問だったみたいで、謎が解けてよかったと言っていた。
 焼鳥屋の店先でふいにゲンロンや東浩紀の話題で会話が始まる。まさに誤配と言える。
 僕は確かに「誤配」を僕なりに解釈してお店の運営に使っている。店頭に貼ってある東浩紀の書籍のポスターだったり、井上ヤスミチの大きな絵だったり、僕自身のライブのポスターだったり、ベイスターズだったり、焼鳥を買いにきただけなのに思想やら音楽やらスポーツやら、一言二言でも違う回路が開くことを大事にしてる。
 そんな東さんの素敵なインタビュー記事がスポーツ報知に掲載された。

 東浩紀さんに直接お会いした時、僕のような街で商売しているような人に言葉が届いていることをとても喜んでいたことを思い出した。
 あずまんのインタビューは色々読んできたが、これまでのものとは一味違う印象で僕はとても好き。
 記事のラストに触れられている今年考えたい事は、あずまんが配信でよく話していることで、まさに今の時代に考えるべきテーマだと思う。東さんに並走しながら自分の足場でじっくり考えていきたい。

 明日はひどい雨予報かと思いきや、案外午前中くらいみたい。頑張らざるをえないのか…。

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