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草間彌生

美術の人物図鑑シリーズです。

今回は、草間彌生。

生年1929年-

国籍 日本(長野県生まれ)

表現媒体 絵画、インスタレーション、ハプニング、パフォーマンス、ボディ・ペインティング、ソフトスカルプチャー、コラージュ、小説、映像、メディア、立体

スタイル 前衛芸術家

関連人物 ジョゼフ・コーネル、ドナルド・ジャッド

研究家 

関連サイト


 草間彌生は「水玉の女王」や「前衛の女王」と称されることもある。

 幼少期から幻視や幻聴を体験し、その体験から網目模様や水玉模様をモチーフにした作品を制作。様々なオブセッションを乗り越え、単一モチーフの強迫的な反復と増殖による自己消滅という芸術哲学を見出す。

 1957年に渡米し、網目模様を巨大な画面に描くネット・ペインティングや男性器をモチーフにしたソフト・スカルプチャー、鏡や電飾を使ったなど様々な作品を発表。前衛芸術家としての地位を確立した。1966年には第33回ヴェネチア・ビエンナーレに参加。ほか、映画製作や新聞の発行などメディアを使った表現も始める。1973年の帰国後には、小説や詩集を発表するなどし、1983年には小説「クリストファー男娼窟」で第10回野生時代新人文学賞を受賞。1994年より野外彫刻を世界中で手がける。

 世界中の美術館で巡回展を開催し、いずれも好評を博すなか、2017年、東京・新宿に草間彌生美術館が開館。草間のスタイルはLouis VuittonやUNIQLOとのコラボ企画などファッションにも影響を与える。


草間彌生の作品が見られる場所(野外彫刻やインスタレーション)

草間彌生美術館(新宿)

十和田市現代美術館(青森県)

ハラ ミュージアム アーク(群馬県)

越後妻有 大地の芸術祭の里(新潟)

クレマチスの丘(静岡県)

松本市美術館(長野県)

直島(香川県)

福岡市美術館(福岡県)

鹿児島県霧島アートの森(鹿児島県)



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