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ToDoとToBe

おはようございます。
社労士&診断士のたけちゃんです。
本日はカマタマーレ讃岐対FC大阪のビッグマッチがあります。
雨にも負けず、二日酔いにも負けず、がんばります。
そんなビッグマッチとは関係なく今回はToBeについてお伝えします。


管理職とは

再来週に顧客の管理職を対象に評価者研修を実施します。
その中で、管理職とは?という基本的な部分にも触れて欲しいとありました。

管理職のうちの一人が一つ一つの仕事を全てチェックをしないと気がすまないらしく長時間残業になっているとありました。
顧客からのクレームが怖いというのも背景にあるようです。

本人の性格なんですかね?とありました。

たしかに性格もあるのでしょうが、管理職の仕事のやり方や考え方を知らない教えられていないというのが大きいです。

ToDoとToBe

ToDo・・・やること、未完了の仕事
ToBe・・・ありたい状態

上述の管理職は不安に駆られて自分でToDoをこなすばかりになっているようです。

管理職の仕事は他者に任せて動いてもらって成果を上げることです。

そのためには最初にToBeを設定してそのゴールを上司と部下で握ることをします。

例えば今月の私だととにかく労働保険料の年度更新手続をやらないといけません。

ToDo・・・システムにデータを入力する。集計表のチェックをする。申告書を印刷するなど

これを私が1から10までやるとなると時間がいくらあっても足りません。
過重労働で間違いなく倒れると思います。

そこでToBeを設定してメンバーとゴールを握ることをします。

ToBe・・・6月中旬までにメンバー全員が正しく申告書の作成ができ顧客に納品ができる状態になる。

ありたい状態をはっきりとさせることで任せるところは任せる
巻き取るところは巻き取るがやりやすくなります。

どうなっていたらいいか?

ではToBeを考えてもらうにはどうすればよいでしょうか?

シンプルにどうなっていたらいいか?という質問を投げかけるだけです。
どういう状態になっていたらいいのか?と。

それでこうなりたい、こうありたいという状態がはっきりしたら上司と部下でそれを握ることです。

そのありたい状態に向かって上司と部下、チームの中で対話を進めながら問題解決をしていきます。

やみくもに頑張らない

この状態を組織の中で作るのがOKRです。
OKRのフレームの中に今までお伝えしたところの全てが入っています。
本格的ではなくて緩やかなものでも効果があります。

OKRとは何かというのは以下の記事をご参考ください。

頑張るのは大事です。
でもやみくもに頑張っても仕方がないですね。
やり方、考え方、ありたい状態があっての頑張りだと思います。

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