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家を売る。 〜内見篇〜

どうもヤマザキです。
以前、こんな記事を書きました。

あれから少し経ったので、経過報告と気づいたことを記しておこうと思います。(はじめて続編的なもの書く)

今回のテーマは「内見について」です。

家の購入は、人生でベスト3に入るくらい大きな買い物です。購入前にどんなところなのか見ておきたいのは、当然ですよね。家の買い手候補の方からは、事前に仲介業者を通して内見の希望を伝えられます。今日はこの内見について、気づいたことをいくつか書いていこうと思います。

1、日程の調整がけっこう大変。

売りに出してから、隔週くらいのペースで内見の問い合わせがきています。専任媒介契約を結んでいる仲介業者から連絡が来るんですが、ほぼ全ての問い合わせが希望日の1〜2日前にきます。そして、希望日は100%休日です。

ヤマザキからは「平日の内見もぜんぜんOKですよ」と伝えてはいるんですが、やはり多くの一般家庭は暦通りの生活をしているので、結局休日や祝日の希望となります。(そりゃそうだよね)

あと、だいたい家族で内見にくるので、複数人のスケジュールを調整をするとなるとなおさら休日になるんだと思います。

1〜2日前に「今週末の土日の午前中を希望されてるんですが」と相談されて、奥さんとLINEでやり取りをして週末の予定を調整して、難しそうだったら別の候補を提案して、とかやってるとそこそこカロリー高くなります。

ヤマザキの場合は、「そのうち売れたらいいや〜」くらいなので、調整つかなかったら無理はせずに、「ご縁がなかったようで」と割り切っちゃいますが、一刻も早く売りたいという人はけっこう大変かもしれません。

2、家がキレイになる。

内見の日程が決まると、今度は準備がはじまります。

現在進行形で人が住んでいる部屋だと、図面や空の写真で見るより手狭に見えてしまいます。ので、できるだけキレイに、そして広く見えるようにめっちゃ片付けます。(鬼の形相で)

早起きして夫婦総出で、気合いの大掃除がはじまります。リビングや寝室はもちろん、半分物置になっている書斎や、洋服が山積みになっているウォークインクローゼットもとことん整理します。キッチンや風呂トイレなどの水周りも抜かりありません。

これはこれでけっこう大変なんですが、気合い入れればだいたい2時間くらいで終わります。2週間に一度、家中がキレイになるので良い機会だなとポジティブに捉えています。

内見が終わって、キレイな部屋でほっと一息ついてコーヒーを飲むのが至福のひとときです。(上質な暮らし)

3、人間観察が面白い。

これまで、5回くらいの内見を受けました。(たぶん)

間取りが2LDKということもあり、家族で住むことを前提にしている方がほとんどです。ので、内見もファミリーできます。今のところ、一人で来た方はいないですね。

なんというか、知らない家庭が購入を考えている家の内見をしているところってめっちゃリアルなんですよね(笑)

考えてみたら、知り合いの家庭であっても、そんな瞬間を目にすることなんてないじゃないですか。なんというか、生々しくて面白いです。

ファミリーで内見にくると、だいたいお父さんが先陣切って家の中を見て回って「おおいいね、けっこうキレイだね」なんて言いながら、お母さんが間取りや水回りなどを細かくチェックして、たまに仲介業者や家主のヤマザキに質問をしてきます。(だいたい男は呑気なんだよね)

年配のお母さんと社会人の娘の二人暮らしの家庭は、のっけから質問攻めでした。あと、今住んでいるところの更新が迫ってきているのか、やたら焦っている感じがあって、「今月中に引き渡せます?」とか聞かれました。(さすがに無理)

比較的若い子連れの夫婦は、おばあちゃんを連れて内見にきました。一緒に住むというよりは、息子夫婦が初めて家を買うので失敗がないように見てあげたいって感じでした。(勝手な想像)

他にも親と子供のテンションにめちゃくちゃ差がある家庭もありました。仲介業者がいろいろ説明しながら見て回るんですけど、親二人は大してリアクションも質問もなく、ボソボソと話し合ってるだけなので、コイツら内見する気あるのかなって感じでした。で、横を見るとその息子が縦横無尽に家中を探検してました。(ワロタ)

どの部屋も遠慮なく入っていって、ヤマザキにも積極的に質問してきます。もう、おまえが内見したらいいよって言いたくなりました。(いい奴そう)

まあ、そんな感じでいろんな人間模様、家族模様が垣間見れるのでけっこう楽しいです。ザ・ノンフィクションみたいな。(あんな重くない)

4、不動産業者が二人くる。

内見の当日は、ヤマザキが専任媒介契約を結んでいる仲介業者の担当者と、もう一人不動産業者がきます。内見希望者の担当をしている別の不動産業者の人間です。

仲介業者と専任媒介契約を結ぶと、レインズというシステムに物件情報が登録されます。

レインズとは
Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)の略称で、迅速に取引の相手方の探索を行い、成約可能性を向上させるために構築された不動産業者間の物件探索システムです。
「専任」もしくは「専属専任」媒介契約の売り物件は、レインズに登録されることとなっています。

よく不動産屋で、物件を探すときに担当のお兄ちゃんがPCで物件探しているときに使っているアレです。

ヤマザキの仲介業者Aさんが登録した情報を、このシステムを通じて別の不動産業者Bさんが仕入れ、内見希望者に提案し内見に至っているということです。

ので、当日はスーツをきた大人が最低2人はきます。そしてなぜか不動産業者の男性はデカイ人が多いです。「部屋が狭く見えるからやめてくれ」って思いながら受け入れてます。(圧迫感)

5、不動産情報サイトのPV数を出してくれる。

物件の情報はSUUMOなどの不動産情報サイトなどにも掲載されていて、そこでのPV数などを定期的に共有してくれます。たぶん隔週くらいペースで郵送されてきている気がします。(そこは紙なんかい)

物件一覧ページのPV、詳細ページのPV、エリア平均PVとの比較、一覧から詳細への遷移率などなど、そこそこ詳細に出してくれます。(時代だ)

正直、そんな細かくチェックしてないですし、チェックしたところで分析できる人もそんないないんじゃないかと思います。ただ、これがあることでちゃんとやってる感は出せるんだろうなって思いました。

ヤマザキの場合は時間に余裕もあってそれなりに内見の引き合いもきているのでのんきに構えてますけど、一刻も早く売りたい人でなかなか内見の引き合いがなかったりしたら、「仲介業者が本当に仕事してくれてるのか」「物件情報が客に届いているのか」とかとか心配になってきますよね。そんなときの安心材料だったり、エビデンスとしてコイツがあるんだろうなと思いました。(やってる感大事)

まあ、今日のところはこんな感じですかね。今んところ、まだ売れる気配はありませんが、引き合いの数は多いので気長にご縁を待とうと思っています。ネタにもなるし。気づいたことがあったら、また書きますね。

では、また!


今日のサムネ画像:ハロウィンの次の日からツリーを飾って一日中クリスマスソングを流しています。

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