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「PROCESS AUTOMATION MECHANISM」というお話。

どういうことかというと、「行動の自動誘導プロセスの構築」ということです。前回のお話と対になる内容なので、下記もご確認ください。

「MONETIZATION」というお話。 行動マーケティング

1、外部刺激なしに自主的行動の自動化

人に「やりなさい」と言ってもやらないですよね?
子供も同じ。「あれ、やりなさい」「これ、やりなさい」と言っても
やらないですよね??

「やりなさい」って言う方も、言われる方も疲れる。
これが自動化できたら、みんなハッピーになれる!

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会社やお店をやるとしたら、上記のように、
マネジメントもセールスも色々やらないといけないけど、
「行動」を創ることができたら、全部自動化ができる!

下記のような張り紙をよく見かけませんか?

整理整頓

見る機会は多いけど、これを見て整理整頓をする人ってあまりいないですよね。では、どうすれば整理整頓できるのか?

オフィスでの膨大なファイルを年数で整理しても、
雑な人が扱えば、順番関係なしに並べてしまったり、、ありますよね。
でも下記のように線を引いたらどうでしょう?

整理整頓②

崩れると気持ち悪いので、ちゃんと並べますよね。
ドラゴンボールの漫画の背表紙も一緒です。

ドラゴンボール背表紙

絵が繋がっているので、順番に並べたくなりますよね。
しかも、全巻揃えたくなる。

下記も注意喚起をするよりも、仕掛けをすれば自動化ができる。

仕掛け学


仕掛けを作れば、物が売らないで売れる
リテンションを促さないでもリテンションする

人間は言われてもやらないし意識しない
 ➡自動的な行動作りが重要!

人は得するより損する方が大きく感情が動く。

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2、PAM(PROCESS AUTOMATION MECHANISM)

イソップ物語の北風と太陽
北風は、力いっぱい風を旅人に吹きつけ強引に脱がせようとする。
北風の思いとは裏腹に旅人は上着をおさえ脱がせることができなかった。
逆に太陽は、強引に何かするわけではなくただただ照り続けた。
すると旅人は暑さに耐えきれなくなり自ら上着を脱いだのだった。

▶狙った行動を促すための環境や仕組みを作ること

行動マーケ

前回は行動マーケティングだったが、今回は行動を作るための誘導。

行動施策

非日常の行動をさせる仕組みを
PAM(PROCESS AUTOMATION MECHANISM)という!

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3、PAMに必要なもの

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 ▶アナロジー戦略(物理的仕掛け)

1を見て、100を理解すること。
 ➡お客様にとって数手先を読んだ仕掛けを作る

例えば、氷のグラス。
これを無料で配れば、勝手に飲み物を飲みたくなってくれます。
つまり、飲み物を売るのではなく、飲み物を買う仕組みを作るということ。

氷のグラス

もう1例。
テーブルの上にコーヒーミルがあったら触りたくなりますよね?
焙煎体験をさせることで、コーヒー豆のボトルキープを促す。
実際にそういうカフェが海外にある。

コーヒー

コーヒーミルをテーブルに置き、コーヒー豆のボトルキープでリテンションを獲得。

 ▶心理的トリガー(心理的仕掛け)

ビールの黄金比率ぴったりに注ぐことができたら、
ミックスナッツプレゼント!!

ビールサーバー

そうするとみんな何回もやりたくてゴクゴク飲む。
ミックスナッツはしょっぱいのでさらにビールを飲みたくなる!

くら寿司の「ビッくらポン」(ガチャ)も同じ!!

共通目的にもう一つの選択肢を与える

ビールを飲みたいお客様にビールを提供する
  ➡需要と供給のマッチ
よくレストランや居酒屋だとポイントカードを用意したりする。
それは、ビールを飲みたいというお客様の目的と合致しない。
  ➡お客様にとって邪魔なものとしか感じない。

例えば、ヘアサロンの席に座った時に、目の前に頭皮スコープがあったら
気になりませんか?

スコープで頭皮診断をして、もし状態が悪かった時、改善ができるような動画が見れますよー!としておけば気になりますよね?LINEお友達追加で見れるようにしておけば、お客様とも繋がれます。
飛んだ先に改善メニューの動画を流せば、勝手に興味が湧いてきます。
インスタグラムでより情報を取りに行ったり、、。
そうすることでリテンションできるし、値上げができるようになる。

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仕組みがあれば、営業もいらずに自動的にメニューが売れる!

これがPAM(PROCESS AUTOMATION MECHANISM)

4、どのように自身の事業に取り入れられるのか?

 ▶SCAMPER法を活用する

SCANPER法とはブレーン・ストーミングという会議手法を作り出したアレックス・F・オズボーン氏が作った発想をしやすくするためのチェックリストです。チェックリストの質問の頭文字をとってSCAMPER法とも呼ばれています。改善策・打開策を考えるのに向いている発想法です。
引用元:東洋経済ONLINE「できる人は健全に「他者のせい」にしている」

①行動観察を行い、物質トリガーを考察する
②心理トリガーまたは物質トリガーのブラッシュアップに48の質問を
 業務プロセスに入れてみる
③3C-ULSSASにてメディア戦略やコンテンツ戦略を行う
④リテンションやサブスクへの誘導を行う。
 脳科学やデザインスキルを活用する。

以上、本日も大変学びになりました!!

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