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210101|2020年の振り返り

2019年の一時期、毎日note日記をつけていたが、仕事が忙しくなったり、酔っ払ってしまったりして、やむなく完。社会で生きていくために大切なのはざっくりまとめれば始める勇気と、続ける根気だが、後者は持ち合わせていなかった模様。

その後お店をオープンしたり、コロナウイルスにより世界が一変したりといろいろあった。さて、年末に混沌の一年を振り返ろうとするもなかなか詳細を覚えていない。やはり自分のためにも記録はつけていかなくてはということで、2021年は週に一回のペースで週記をつけていくことにする。もちろん誰か友達が読んでくれて、「久々に飲みに行こうよ」と声をかけてくれればうれしい。

毎週金曜日に、金曜日酔っ払っていたら土曜日につけようと思うが、今日は2020年を振り返っておこうと思う。一年という区切りがなければ、人生は振り返るタイミングもなくぬるっと進んでいってしまうのかもしれない。

実質の一期目

なかなか説明するのも難しい仕事だが、ブランディングやプロジェクトの企画制作をしている。個人事業主の延長ではあるが、2019年8月14日にP社として法人化した。令和元年創業。一年を通して会社として営業するのは2020年は初めての年であった。多くの方のおかげで、コロナという大変動があったにも関わらず、70以上のプロジェクトをお手伝いさせていただき、売上も更新することができた。やったことないことをやりたいという思いがこれまで強かったが、自分の興味と役に立てることの輪郭が徐々にはっきりしてきたので、これからはどちらかというと深めていく方向に向かっていくのかなと思う。2020年は建築家との長期のプロジェクトもいくつかあり、時間をかけて長く残るものをつくることにすごくやりがいを感じた年でもあった。

一人から二人に

独立してからずっと一人でやってきたが、2020年はプロ助っ人の孝太郎がアシスタントとして会社に加わってくれて、多くの仕事を一緒にした。東大卒の元クレープ屋という異色の経歴で、このような仕事の経験はなかったが、すさまじくたくましく成長し、小川町にも引っ越してきて、髭も生え、髪も伸びた。悪影響を与えていないことを切に願う。実務的なサポートはもちろんだが、目の前の状況を同じ角度から共有できる誰かがいてくれることはとても心強いことであった。と同時に、考えることの量も増えるわけで、小さくてもチームを率いている経営者への尊敬が増した。

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PEOPLEを一年間営業

2020年の12月に、埼玉県の小川町でPEOPLEという喫茶をオープンした。大谷石の蔵を2年くらいかけて改修してオープンした「何屋なんですか?」とよく聞かれる店だ。不定期で週末をメインにオープンしてみたが、すごく暇な日も少なくなかったが、それでもたくさんの方に来ていただき、多くのご縁が生まれた。コロナで2ヶ月休んだこともあり、一年を通して経済的には赤字となったが、出会えた人や見られた景色を込みですごくよい一年だった。プロデューサーの仲間に来ていただいてトークイベントを行ったり、寿司職人を招いて「山と鮨」という食のイベントも行った。店は知らない人に出会えるインターフェースとして面白く、形や場所は変わっても一生やっていきたいなと思った。2021年もいろいろ実験をしていきたい。

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1.5拠点から2拠点に

緊急事態宣言が出て、3月末からは東京の自宅にこもって仕事をしていた。東京に住んでいるのに東京の仕事は全体の2割ほどで、もともとZOOMなどを使ってリモートワークはしていたので、そこまで日常は変わらなかったが、それでも2019年毎週新幹線か飛行機に乗るほど出張していたので、移動は圧倒的に減った。しかし家にずっといても、たまに散歩してみても、何かが解消できいていない感じがして、車で小川町へ行きPEOPLEの庭を開梱して畑を始めた。畑というサイズ感でもないので、エディブルガーデンということにした。この取組が精神衛生上、身体リズム上とても好影響で、畑中心の生活になる。春からは雑草の伸びもすさまじく、家にいても土に触れたくなってしまうため、こうなったら小川町にも家を構えたいということで妻と意見が一致し、中古マンションを購入した。都内の10分の1くらいの価格で買えるので、週に一日くらい東京へ行けば済む人にはおすすめである。1.5拠点という関わり方もよかったが、2拠点の楽しさも体験することができた。ちょうど引っ越しを控える友人が多くいて、最低限の家具や生活道具はいただくことができた。仕事部屋からの景色はよく、吹き抜ける風に課金したいと思うこともしばしば。

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ポッドキャスト「パラソルラジオ」

雑談することもなくなってしまったので、友人を中心に出演いただいた全10回のPodcast。予想外に多くの人に聞いていただいたようで、聞いてくれた人が別のPodcastのゲストに声をかけていただいたりもした。今年も何かやろう。

エディブルガーデンをはじめる

妻と孝太郎、そして数人の友人とOgawa Edible Garden Clubなるものを立ち上げ、野菜を育てた。夏には家の食料自給率は半分くらいになり、どれも美味しく、ほんとうにやってよかったなあと。会社としても農事業はやっていきたいので、2021年もいろいろ育てていきたい。給料の一部が野菜で支払われる会社、お昼はみんなで収穫してランチする会社が理想である。

ということで、まとまりもないですが、今年もよろしくおねがいします◎

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