子どものイヤイヤ期から学ぶコミュニケーションについて
1人目の子どもが産まれて、子どもが1歳になる前に保育園に通うようになってから、先輩お父さんやお母さんから「イヤイヤ期は大変だから」と聞かされてきました。
以前、こんな記事を書きました。
上の子の本格的なイヤイヤ期と呼ばれる時期が終わって、2人目が産まれ、ふと思うことがありました。それは
子どもは産まれた時からずっと「イヤイヤ」を表現している
ということでした。
赤ちゃんは産まれた時から「オギャー!」と泣き、お腹が空くと「オギャー!」オムツが気持ち悪いと「オギャー!」眠いと「オギャー!」(笑)
かなりの頻度で「オギャー!」とイヤイヤを表現します。
ではなぜ2歳児を「イヤイヤ期」と呼ぶのか
それは言葉の理解が大きく影響していると考えています。
子どもは産まれてからずっとイヤイヤ期だけど、だんだん言葉が伝わるようになり、親の心境としては「なんで理解しているのにイヤイヤ言うの!?」となるのだと思います。
赤ちゃんは言葉が伝わらないから「オギャー!」と泣いても「はいはい、お腹空いたのね」と優しくなれますが、2歳や3歳の子が「ギャー!」と叫ぶと、言葉が理解できると認識している影響で「なんで!!」となってしまうのだと思います。
だから子どもの「イヤイヤ期」ではなく、親の「イライラ期」なのかもしれません。
この感覚は大人に対しても当てはまって「なんでできないんだ!」とか「なんてこと言うんだ!」と相手に思う気持ちは、こちら側の常識や理解、知識が前提にあることが大きく影響しているのだと思います。
だから相手の前提に立つことで優しくなれるし、こちらのストレスも軽減されるのではと考えるようになりました。
子どもたちは色々なことを教えてくれます。
教えながら教えられる子育てに成長をさせてもらっています。
父 竹鼻良文
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