鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ 選手名鑑 2019


GK

No.1 クォン・スンテ

ニックネーム:スンテ
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元韓国代表
抜群の安定感を誇る守護神。守備範囲に飛んできたボールを鋭い反応で止めれば、ハイボールに滅法強くことごとくキャッチしてしまう。リーダーシップも持ち、キック精度に難があることを除けば極めて総合力の高いGKだ。普段から笑顔を絶やさずいい人感溢れているが、後輩のチョン・スンヒョンには厳しい。

No.21 曽ヶ端準

ニックネーム:ソガ

元日本代表
今年40歳になる大ベテラン。キックには難があるが、他に目立った穴もなく、安定したプレーと的確なコーチングで守備陣を引っ張る頼れる存在だ。小笠原の引退により、79年組は曽ヶ端1人に。これまで以上にリーダーシップが求められる。最年長だが若手にはしょっちゅういじられている。

No.29 川俣慎一郎

ニックネーム:マティー

プロレスラーのような大きく、強靭な身体を活かしてゴールを守るGK。今季30歳を迎えるが、ここまでリーグ戦出場は0。それでも、日々の練習に黙々と取り組む姿勢はプロの鑑。クォン・スンテと曽ヶ端の壁は厚いが、それでも今季は試合出場のチャンスを掴み取る。

No.31 沖悠哉

ニックネーム:オキ
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今季2年目を迎えた期待の若手GK。ユースでは1年生の時からレギュラーのポジションを掴んだ実力の持ち主で、正確なキックは他のGKの選手にはない武器となる。GKとしては一番下の立ち位置からのスタートとなるが、成長を遂げて追い越せるか。オフに男2人でディズニーシーに行ったことを他の選手に散々いじられていた。

DF

No.2 内田篤人

ニックネーム:アツト

元日本代表
鹿島に復帰して2年目を迎えた日本を代表する、と言っても過言ではないサッカー選手。欧州で鍛えられた守備力と鋭い攻撃参加は安定感を増すばかりだ。昨季はケガに苦しんだだけに、今季は完全復活が求められる。若手の頃は鹿嶋のサイゼリヤによく行っていた。

No.5 チョン・スンヒョン

ニックネーム:スンヒョン
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韓国代表
昨季の夏に加わったセンターバック。高さ、速さ、強さと圧倒的なフィジカルを持ち、相手をシャットアウトする。韓国代表として今冬のアジアカップメンバーにも選ばれている。課題のムラをなくし、今季はセンターバックの柱と期待される存在だ。韓流スターとも遜色ないレベルのカッコよさで、女性人気も高い。

No.16 山本脩斗

ニックネーム:シュート

元日本代表
安定感のあるプレーで左サイドを支えるサイドバック。疲れ知らずの運動量と高い身体能力を持ち、ゴール前での得点感覚も優れている。逆サイドからのクロスに山本が飛び込んで合わせるのは、鹿島の攻撃パターンの一つだ。何をさせてもイケメンであり、最近はコーヒーメーカーにハマっている。

No.22 安西幸輝

ニックネーム:アンザイ
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サイドのポジションならどこでもこなせる器用さと、スピードを活かしたドリブルが武器。戦術理解度も高く、手詰まりになった攻撃を1人で打開できる貴重な存在だ。課題は、守備のポジショニングとサイドバックにしてはややサイズが小さいこと。寮の部屋がとても汚いらしい。

No.23 小田逸稀

ニックネーム:イツキ
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プロ3年目のサイドバック。昨季、リーグ戦デビューを果たし、本職ではない右サイドバックでもプレー、プロ初ゴールも決めた。ポカがあり、安定感には欠けるものの、173cmとは思えぬ空中戦の強さと積極果敢な仕掛けは十分にアピールした。西が移籍した今季はレギュラーの座を狙う。オフに髪を茶髪に染めた。

No.24 伊東幸敏

ニックネーム:ユキ

何度でも上下動を繰り返せる運動量とスピードが武器の右サイドバック。精度に難があり、単調になるきらいもあるが、そのオーバーラップは相手の守備に穴をあける一つの手段となっている。昨季は夏場に大ケガで離脱。今季はその復活を期すシーズンとなる。

No.27 ブエノ(新加入)

ニックネーム:ブエノ

徳島での武者修行から帰ってきたブラジル人センターバック。チームトップクラスのスピードと相手を吹っ飛ばすフィジカルを兼ね備えた身体能力はまさに「化け物」レベル。ただ、その力を持て余し、徳島でも思うように試合には出られなかったが、出場した試合では成長ぶりが見えた。覚醒に期待。一風堂のラーメンが大好き。

No.28 町田浩樹

ニックネーム:マチ
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昨季出場機会を増やし、プロ初ゴールも奪った若きセンターバック。Jリーグでも数少ない左利きのセンターバックであり、武器は左足のキック精度と空中戦の強さ。ただ、俊敏性に難を抱え、相手に振り切られてしまう場面もしばしば。課題を克服して、今季はさらに出場機会を増やす。190cmの長身で、足も長いため、チームでは一番スタイルがいい。

No.33 関川郁万(新加入)

ニックネーム:セキガワ
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1月の高校選手権ではDFながら3ゴールを奪い、チームの準優勝に大きく貢献した高校No.1の呼び声高いセンターバック。180cmとセンターバックとしては決して大柄ではないものの空中戦に滅法強く、また1対1も抜群の強さを発揮する。プロの水に慣れ、スタミナ面を伸ばせれば、1年目からチャンスが訪れそうな選手だ。

No.35 佐々木翔悟(新加入)

ニックネーム:ショーゴ
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ユースからの昇格組。183cmの高さと左足のキックが武器の左サイドバックだ。ユースではセットプレーのキッカーも任され、その左足から多くのゴールを生み出してきた。判断力に磨きをかけ、ポジション争いに加わりたい。爽やかな顔立ちで、サポーターからは早くも注目を集めている。

No.39 犬飼智也

ニックネーム:ワンちゃん
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加入2年目を迎えたセンターバック。総合力が高く、目立った欠点がないのが武器だ。昨季は加入直後こそ凡ミスが多く、無駄なファウルを与えることも少なくなかったが、経験を重ねるにつれてそれも改善。昌子の抜けた今季は、レギュラーとして1年を通した活躍が期待される。チームでもトップレベルのオシャレさんで、インスタにアップする写真のセンスもいい。

MF

No.4 レオ・シルバ

ニックネーム:レオ
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リーグでもトップクラスの運動量とボール奪取力を持つボランチ。昨季は夏場にかけて調子を上げ、その力を遺憾なく発揮。攻守においてチームの軸となる活躍ぶりだった。ピッチを離れればよきパパぶりがインスタでも伺える。お菓子のハッピーターンが大好きで、鹿島に初めて来た時は鹿嶋のスーパーでも売っていることをまず確認していた。

No.6 永木亮太

ニックネーム:リョータ

元日本代表
こちらもレオ・シルバに負けず劣らずの運動量とボール奪取力を兼ね備えるボランチ。昨季は監督の要望に応え、2列目やサイドバックでもプレーした。キック精度が高く、セットプレーでは彼の右足からゴールが生まれることも少なくない。筋トレが好きで、年々首が太くなっていく。また、チーム屈指の天然で、奥さんも天然らしい。

No.8 土居聖真

ニックネーム:ショーマ
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元日本代表
鋭いドリブルと正確なスルーパスでチャンスに絡むアタッカー。自らゴールも奪うことも出来れば、味方を活かすことも出来るので、チームにとっては数字以上に大きな存在。今季も前線や2列目で攻撃の一角を担う。内田が復帰する前は彼がJリーグでNo.1のイケメンだが、ギャグセンスが独特すぎてホリケンに例えられるほど。

No.11 レアンドロ

ニックネーム:レアンドロ
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元ブラジル代表
高い技術を持つセレソン経験者。守備も献身的にこなし、それまで消えていても、一発でゴールに絡む仕事がこなせるアタッカー。2年前は初めてのJリーグでいきなり2ケタゴールを記録したが、昨季はケガでシーズンをほぼ棒に振り、今季はその雪辱を果たすシーズンとなる。音楽と日本のアニメが大好き。

No.13 中村充孝

ニックネーム:アツタカ

高い技術を持つアタッカー。チームのタスクを献身的にこなし、その上でドリブルやパスで違いを見せられる存在だ。ただ、鹿島に来てから毎年安定した結果を残せず、昨季もケガに苦しんだ。年に1回「中村充孝の季節到来」とボジョレーヌーボーのように言われるパフォーマンスから脱却して、シーズン通して力を発揮したい。後輩の礼儀には厳しいタイプ。

No.17 平戸太貴(新加入)

ニックネーム:タイキ
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2年間に渡る町田での武者修行を経て復帰したユース育ちのファンタジスタ。正確無比なキック精度と運動量が武器。町田ではその力を遺憾なく発揮して、昨季は月間MVP受賞、J2アシスト王、サッカー専門紙が選ぶ2018シーズンJ2MVPなど多くの実績と経験を積んできた。ボランチでも2列目でもプレーできる器用さもプラスにして、鹿島の司令塔の座を狙う。

No.18 セルジーニョ

ニックネーム:セルジ
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昨季の夏にジーコ推薦でやってきて、救世主となったブラジリアン。ずば抜けた能力はないが、何をやらせてもソツなくこなし、チームに足りないものを埋められる存在。左足の強烈なシュートも武器で、ACLでは日本勢最多タイとなる5試合連続ゴールも記録した。インスタではしょっちゅう奥さんとイチャイチャしている。あと、私服のセンスが怪しい。

No.20 三竿健斗

ニックネーム:ケント
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日本代表
センターバックの前で守備の防波堤となるボランチ。高いボール奪取力で相手の攻撃の芽を摘み、鋭いスルーパスでチャンスを演出する。ゲームメイクの面など足りないところも見られるが、それも含めて伸びしろに変えられる選手だ。AAA大好きでゴールパフォーマンスに取り入れるほど。犬を飼い始めたが、その後に犬アレルギーが発覚した。

No.25 遠藤康

ニックネーム:ヤス

今やチームで2番目の在籍年数となったアタッカー。昨季はゲームキャプテンを務める機会も多くなったチームのリーダー的存在だ。小柄ながら高いキープ力と強烈な左足のシュートが武器。ただ、近年はケガが多く中々数字が伸びてこないのが欠点。チームでも一二を争う笑い声の大きさの持ち主で、練習場に響く笑い声は大体この人。

No.30 名古新太郎(新加入)

ニックネーム:ナゴ
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大卒ルーキーのボランチ。チームには昨季から特別指定選手で加わり、すでにJリーグデビューも果たしている。元々ドリブルが武器のアタッカーの選手だったが、大学でボランチにコンバートされると高い技術で攻撃のリズムを作り出すゲームメーカーにプレースタイルを変化させた。即戦力として期待がかかる。顔だけならラーメン屋の店員にいそう。

No.41 白崎凌兵(新加入)

ニックネーム:シラ
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清水で背番号10を背負っていた男が鹿島に加わった。中盤から前ならどこでもプレー可能で、高い技術と運動量が武器。味方を使うことも、味方に使われることも出来る選手だ。鹿島にはいなかったタイプの選手なだけに期待値は大きい。虫が苦手で、恋愛は「好きになるのに理由なんていらない」スタンスだそう。ちなみに、独身。

FW

No.9 鈴木優磨

ニックネーム:ユーマ
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日本代表
今やチームのエースとなったストライカー。昨季は序盤から好調を維持して、自身初のリーグ戦2ケタゴール2ケタアシストを達成した。元々持っていた決定力の高さに加え、ポストプレーなどゴールに直接絡まない部分のプレーが飛躍的に伸びた。過去、テレビでラップを披露して放送事故になったのがトラウマなのか、現在ラップは広報にNGを出している。

No.10 安部裕葵

ニックネーム:ヒロキ
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U-20日本代表
クラブ史上最年少で背番号10をつけることになったアタッカー。絶妙な位置取りでボールを受け、そこから舞うように相手をドリブルでかわしていくその姿は、まさに鹿島の牛若丸。昨季はゴールやアシストなどの数字が伸びず、ケガも多かったが、チームの期待を一身に背負う今季はこれまで以上の活躍が見られるはずだ。高校時代の同級生と焼肉に行けば、全員分のお会計を支払う男気も併せ持っている。

No.14 金森健志

ニックネーム:タケシ
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加入3年目を迎えた博多のプリンス。小柄ながらフィジカルが強く、キレのあるドリブルと強烈なシュートが武器のアタッカー。昨季は移籍後リーグ戦初ゴールを含む2ゴールを記録したものの、シーズン通してレギュラーの座を奪えず、ここまで期待には応えられていない。新たなライバルも増えた今季こそ、巻き返しに期待したい選手だ。遠藤に「魚の方が頭がいい」とか言われるレベルで、ちょっとアレなのが欠点…。

No.15 伊藤翔(新加入)

ニックネーム:ショウ
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若いころから将来を嘱望されたストライカーが新加入。元々、スピードを活かした裏への抜け出しが武器だったが、近年はポストプレーやクロスに飛び込んで合わせる形など、プレースタイルを広げ万能型として円熟味を増してきた。自身の目標でもあるタイトル獲得に貢献できるか。車ではアロマオイルを炊き、休日にはダーツバーに行くなど、趣味がオシャレ。

No.19 山口一真

ニックネーム:カズマ
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抜群の攻撃センスを持つアタッカー。ボールを持たせれば、ドリブル・パス・シュートの全てがハイレベルで、何でも出来るのがこの男の武器。半面、ボールを持たない時のプレーでは貢献度が低く、守備も苦手なのが課題。その課題がネックとなり、ルーキーイヤーの昨季はスーパーサブ争いから脱し切れなかった。今季はレギュラー獲りに挑む。霊感が強いらしい。

No.34 有馬幸太郎(新加入)

ニックネーム:コータロー
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ユースからの昇格組。FWと2列目をこなせる左利きのアタッカーだ。スペースを見つけ出して、飛び込んでボールを引き出し、そこからチャンスを作り出せるのが武器だ。180cmと上背もあるのもプラス。試合の中での波をなくし、多士済々の攻撃陣に殴り込みをかける。

監督

大岩剛

就任3年目。昨季はチームを初のACL優勝に導き、アジア最優秀監督にも選ばれた。堅実な采配がベースで、守備も攻撃も選手の最大値を活かしたサッカーが彼のスタイルだ。反面、チームの戦術の仕込みの甘さは否めず、アジア制覇の一方でリーグ戦では川崎Fにも勝点で大差をつけられた。シーズン前からどれだけチームに上積み出来るか、監督としての力量が試されるシーズンになる。ACL優勝した時のトロフィーの掲げ方がAFCの公式Twitterにネタにされるほどダサかった。

テクニカルディレクター

ジーコ

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昨夏、16年ぶりに復帰した鹿島アントラーズの象徴とも呼べる存在。実力も恵まれた環境もなかった鹿島にプロとは何か、サッカーとは何かを一から叩き込み、チームの発展の礎を作り上げた。その功績は大きく称えられ、スタジアムの横には銅像が立っており、クラブハウスには今でも「ZICO SPIRIT」が掲げられている。今はアドバイザー的な立場で、チームに帯同しながらも采配に直接口出しなどはしないが、それでもこの男がいるとチームは引き締まる。勝つまでゲームをやめない程の負けず嫌いで、今はスマホを使いこなしてYoutuberにもなっているマルチさも併せ持つ。

遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください