いい人生に関する僕なりの結論
いい人生とは何かと、そんなことを考えているのです。
僕は新たな理論構築に胸を弾ませていたのです。そしてその勢いのまま、いざやってやろうと前に進んだら、なんてこった、早速大きな壁にぶつかった。
いい人生とは何か。
この問いについて語る前に、その問いの発端となった「ポジティブ因果律」(仮)という理論について解説したい。
「ポジティブ因果律」。僕が考えた、自称画期的な理論だ。
ある原因によって何かしらの結果になる。
蛇口をひねれば水が出る。風が吹けば桶屋が儲かる。
原因があって結果がある。
人生も同じだ。いまの経験や変化が、未来の何かに繋がる。前の記事で話した通り、人生においても伏線を張って回収できるのではと思っている。
さて、ここからが新たな理論「ポジティブ因果律」の重要なところ。
< A > があって「いい人生」になった。
こういう文章が成り立つとする。
もしそうだとしたら、その < A > が何かわかっていれば、ほぼ確実に「いい人生」になれるのではないかと、そんなことを思ってしまったのである。
もちろん、< A > に該当するものは複数あるし、
100%ではないかもしれない。でもその伏線の種類を意図的に選ぶことで、いい人生に繋がる可能性は高くなるのではと思う。ポジティブにそう願う。
よし、そうと決まれば、< A > が何かを考えよう、となったところで冒頭にもどる。
そもそもだ。そもそも、いい人生とは何なのだ。
幸せなことか。幸せとは何だ。
お金があることか。時間をもてることか。やりたいことがあることか。健康であることか。理解者がいることか。
それとも、気づけばそこにあるものか。
とまあ、「いい人生」というものが分からなくなってしまった。
はてどうしようと思ったときに、ある言葉を思い出した。
それは「人間は何のために生きてるのか」という問いに対して、『男はつらいよ』の寅さんが言った言葉だ。
寅さんの名言だと思う。
そしてここにヒントがあるのではないか。
いい人生とは、「生まれてきてよかった」と何度も思う人生なんじゃないだろうか。
それならば、その瞬間を何べんもつくれれば、いい人生に繋がるんじゃないだろうか。
よし、これを一旦の結論にしよう。
何がいいって数字で示せるのがいい。
目標にもしやすい。
僕なりの一旦の結論。
いい人生とは、「生まれてきてよかった」と何度も思う人生である。
これで次のステップに進めそうだ。
次は「生まれてきてよかった」と、どうすれば感じるのかを考えていきたい。
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