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「THE FIRST」 推しがもたらす「生きててよかった」
「生きててよかった」と感じるのは、どういうときかと考えているここ最近。
これまでのケースであがっていた「推し」について考えていこう。れつごー。
まずは僕が先日感じた「生きててよかった」事例を再掲。
もう一つが、好きなアーティストのライブに行ったとき。
好きなアーティストがいて、奇跡的にチケットが取れて行ってみたら、圧巻のショータイムで最高過ぎた。歌も構成も最高すぎた。期待を超えていた。終わってからも興奮がおさまらない感じ。「生きててよかった」「行けてよかった」とライブの帰り道の電車で急に胸に熱いものがこみあげて大変だった。
これが前に書いた記事。
好きなアーティスト、というのがいわゆる「推し」である。
「推し」について、デジタル大辞泉ではこう書いてある。
他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。「推しの主演ドラマ」
[補説]アイドルグループの中で最も応援しているメンバーを意味する語「推しメン」が流行したことから、多く、アイドルや俳優などについていう。
「人にすすめたいほど気に入っている人や物」。まさに、というところだ。
それに加えて、僕の考えでは、いわゆる「ファン」とも違う気がしている。
「ファン」も人のことが「好き」であることは変わりないと思うけれど、僕の勝手なイメージで恐縮だが、好きゆえに、「ファン」は独占欲や攻撃的な要素があるような気がしている。〇〇派などがいい例で、○○派というのはその人のファンであるとともに、他の△△派の人とは対立する構図になる。
でも「推し」というのは、その相手が「好き」であることは間違いないのだが、その根底にあるのは「応援」であり、推している相手の幸せを願っている、と思っている。なので推している相手がアイドルで、その人がもし異性と結婚したとしても、「推し」は最終的には祝福すると思う。ショックは受けるかもしれないが、幸せを願うのである。攻撃的な要素はない。
そんな「推し」。
これが「生きててよかった」に大きく影響しうると、僕は考えている。
(すでに「推し」がいる人は、この時点で激しくうなずいているはずである)
さて、みなさん、「THE FIRST」というオーディションがあったのを、知っていますか?
日本テレビ系列の朝の番組「スッキリ」でも取り上げられていたので、聞いたことがある人もいるかもしれないですね。
AAA(トリプルエー)のSKY-HIが1億円の私財を投じて実施したオーディション。
それに踏み切った理由も非常に立派な考えで、「このままだと日本から良質なダンス&ボーカルが生まれなくなってしまう」という危機感があったからというもの。ダンス&ボーカルグループで成功するために日本の若者が韓国に行く流れがあったようなんですね。
それに気づいたSKY-HI。で、すさまじいのが、その危機感から、オーディションを企画して、自ら1億円を出して実行しちゃうっていうね。これまでアーティストですよ。ラッパーですよ。音楽業界といっても、プロデューサー業はやってないのよ。テレビ局も巻き込み、Huluも巻き込み、実行しちゃうんですね。
SKY-HIが、オーディションのテーマソングを歌っていて、その歌詞に「怖くても進め」とあるのよ。そりゃあそうだよね。こわいよね。成功する確証なんてないんだから。しかもコロナが流行って、オンラインでオーディションとかもやってるし。そんな逆風もたくさんあったはずなんだけど、見事、大成功をおさめるのです。
そのストーリー、すべてがいいのです。オーディションを受けにきた人がみんな成長していく姿も、才能を拾い上げようとするSKY-HIの姿勢も、そこで流れている音楽もダンスも、もう素晴らしいのです。
「THE FIRST」ってなんだろうと考えると、僕の中では、「青春×音楽×ハラハラ」。みんな一生懸命練習して見事なパフォーマンスする姿勢が素晴らしい。甲子園好きはオススメ。でも、オーディション番組だから、少しずつ人数が減っていくの。30人から15人、12人・・と減っていく。それもまた切ないしハラハラする。いや、睡眠時間削ったよ、正直。もう一緒にオーディション受けてる気持ちになってきて、だんだん歌上手くなってきたからね、僕も。
お時間ある方、是非見てみてくださいませ。
YouTubeでも上がっています。無料です。
「THE FIRST」についての記事は、こちらなどどうぞ。
さて、そんな「THE FIRST」を見て、妻や友達夫婦とどっぷりハマり、推し活的なことを始めていくのです。
これについては、また次回。
それについて説明・分析していくと、「推し」がいる生活が、なんで「生きててよかった」に繋がるかも、わかってくるかと推測しています。
莫大なエネルギーと助走期間が重要なのかな、たぶん。
ではでは、今日はこの辺で。
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