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機械学習×〇〇〇で理想のアレを手に入れろ!

はじめに

私は北海道の北の方でスーパーマーケットの管理職をしております
たけちゃんさんです。
最近新たな学習機会を得まして新たなスキルの習得に勤しんでいますが
覚えたことの中に「機械学習」「非線形のアイディア発想法
というのがございまして・・・

機械学習とは??
データを分析する方法の一つで、データから「機械」が自動で「学習」し
データの背景にあるルールやパターンを発見する方法。と、あります。

非線形のアイディア発想法とは??
課題と手段を紐づけて企画として成り立たせる思考方法です。
例えば「子供がYouTubeを見ることをやめない」×「デジタル」
といった既存の要素を組み合わせて
「一定時間を経過するとテレビの方が子供に対して警報を鳴らす」
…のようなアイディアを思考するという発想法と認識しています。

今回はこの「非線形アイディア発想法」で「機械学習」に
趣味、家庭、仕事の3要素を各々掛け合わせて
何が出来るか夢想してみたいと思います。



その① 趣味編

わかりにくい「波情報」とはサヨウナラ!


北海道はでっかいどうとは良く言ったものですね

北海道には太平洋、日本海、オホーツク海と3つの海がありますが
私が住んでいるのは地図の赤丸のあたりで最も近い日本海でも
車で2時間かかります、太平洋やオホーツク海は最低3時間超かかります

surfingの過去記事になります、よろしければどーぞ

頼りの波情報サイトの内容はと言えば下の画像の通りで・・



慣れないと不親切に感じる波情報(笑)

波情報を見て海に向かいますが往復7時間のドライブをした挙句
打ちひしがれて帰路につく・・・なんてことも北海道の真ん中に住んでいるサーファーには「あるある」なんです。
しかも全く予報の無いエリアも当然ありまして・・・
そういった海域は勘で行くしかありません。

よく雑誌とかでサーファーが「ドライブも含めて楽しいんだよ」と
語ってますが外した時はそんな心理状態にはなりません
少なくとも私はなりません

そこで考えてみたのが機械学習による波情報の可視化です!

*画像が完成イメージです

日本中どこでも良いのでWeb上で行きたい場所を
選択すればこのような形で教えてくれます。

エリアを指定したらこんな風に画で出てくるとわかりやすくないですか?

*作成プロセス

①北海道の沿岸全てで画像をありとあらゆるパターンで撮影する
②風についても情報を収集する
③AIに学習させる

画として表示することで開発理由にもなっている数値だけの情報の
負の部分を解消します

その② 家庭編

 

脱ぎっぱなしの衣類・・・床が叱ってくれたらいいよね!


我が家には二人の可愛い子供達がいますが彼らには
「ある特徴」があるんです。

それは・・・「脱いだら脱ぎっぱなし」

娘の部屋

娘よ・・・パパはお前の部屋に入る度に悲しいぞ・・・
「女だから/男だから」とは言わないが
これはないだろう~
当初は口うるさく指導していた我々(親)も最近はめっきりです
だって指導しても改善されないんだもの

そこで考えたのが一定時間を超えて放置された衣類には床が
叱ってくれる機能なんていかがでしょう!

*画像が完成イメージです

野原ひろしの靴下なら3秒で警報がなるかも

*作成プロセス

①床に人工知能を埋め込み置いて良いものとそうでないものを学習させる
②匂いに応じて発報のスピードが変わる機能を搭載する

親に多少言われてもびくともしない子供たちも撤去するまで繰り返される
機械音にタジタジでしょうwww

娘よ・・・机の中がさらに汚いのは今回は見なかったことにしよう

その③ 業務編

小売業、業務改善の本丸、発注業務の所要時間ゼロへ

長年小売業の現場におりますが最も深刻なのは「採用難」です
10年ほど前から「スーパーで働きたい」
と考えてくれる労働者の方が減った気がします・・・
それでも応募者自体は5年前位までは存在したのですが・・・
今は応募自体がありません、悲しいかなそれが現実

居酒屋さん、ドラッグストア、評判の悪いコンビニなどに
延々と店頭掲示されている「大募集」の3文字・・・
うちのお店もご多分に漏れず仲間入りです、


皆さまのお店は何年物の貼り紙ですか??

こういう貼紙って何年も貼ってあるとやばいお店だと思われがち

そうこうしているうちに人口減少が加速し働き手自体がいなくなって
労務閉店とか労務倒産みたいな話も現実味を帯びてきていますね

小売業の仕事って大別すると陳列と発注になると考えています
そのどちらかをゼロにしなければ10年後に業種・業態として
生き残っているか微妙だな、と感じます。
もちろんレジの自動化なんて標準装備が前提の話です。

業界でも心得たもので当社でもおよそ10年前から「自動発注」なる
システムを運用しています。

しかしそれは一部の商品に限った話で全く広がりを見せる気配がなく
様々な「自動発注システム」が華々しく立ち上がっては消え・・・

「手入力不要」がうたい文句だったシステムも、おばちゃん達の
「AIが予測した予め入力されてる数値を消すのが面倒だわ~」という
とびきりの皮肉でディスられる日々

しかし発注がゼロにならないと小売業は立ち行かないんです!!

現行のシステムの課題
①陳列場所が変化しない商品にしか適用できない
②地域商品がカバーできていない
③特売商品や拡販商品をカバーできていない
など

そこで自動化の対極にいる青果部門に
焦点を当てて自動発注システムを考案します

青果部門を選定した理由としては上述の課題を全て網羅しているから
青果物は生鮮3品(青果/鮮魚/精肉)の中でもエリア性が特に色濃く
地産地消とは良く言ったもので店舗から最寄りの産地の青果物が
お客さまから求められます、というわけで例えば加工食品(調味料等)は
発注先が一か所で済むのに対し青果物は本社で管理している商材の他に
各エリアの地方市場なども発注先となり多岐に渡ります
加えて鮮度不良商品が納品された場合は返品が発生し代替品で売場を
埋めるなんてことも日常茶飯事であり売れ数変化が頻繁に発生するため
定数で発注することが極めて難しいわけです。
等々の事由から発注にかける時間はどこの部門よりも長く
大体週間で10時間はかかっているのではないでしょうか・・・。

売場担当者の「思い」が数量決定への「変数」の
役割を果たしているのに自動化すると反映されないこと

その解消のためレイアウトを店舗で起案することで
売場担当者の「変数」を反映。
発注にまつわる業務所要時間がレイアウト作成のみになります。
おおよそ9割程度の時間削減効果でしょうかね・・・。

加えて店舗で数量調整することを仕組み上不可な設定にし
与えられた商品で売場を管理していくという従来と逆の発想で運用させる。


こういった特設売場の発注自動化が青果の肝です

*完成イメージです

現行の自動発注システムと付加する点

*作成プロセス

①陳列場所やフェース数が適時変化する青果物の特性を
考慮するためレイアウトを店舗起点でシステムに登録
②地域商品は店舗でレイアウトに組み込む
③売場什器にカメラ及び学習機能を組み込み日々の
陳列手直しのデータを更新しマイナーチェンジを数量に反映
④店舗では発注(調整)すること自体が出来ない

発注ゼロまたは補充陳列作業ゼロを成し遂げられなければ
小売業自体が消失する危機と捉えています!!
世の中に現存する技術をフルに使えば実現可能なことだと思います
「後の祭り」になる前にどんどん声を上げていきますよ~

おわりに

今回は機械学習×〇〇〇の視点で非線形のアイディアを出せるよう
頭を捻ってみました、結論は経験という引き出しが邪魔をして
画期的な・・・とは行きませんでした
ProtPediaなど様々な知見を吸収し発想力を高めようと思います。


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