「夏モード」なイタリアの電車🚃
こんにちは、タケディーナです。
ヨーロッパは猛暑続きです。
イタリアも暑い日々。
特に北イタリアの地方は地形の関係で、空気の流れが悪く、熱がこもり、空気も悪くなる。
という悪循環な地形だそうです。
🚃
数ヶ月前に細々バイトを始めたので、
現在ミラノ中心部まで電車通勤をしております。
イタリアの電車は、東京などの日本の電車の複雑さからすれば、シンプルだと思います。
イタリアの中心部は、ATMという会社のメトロ、トラム、バスがメインですが、私の住んでいる地域では、Trenordという別の電車が通っています。
ATM:メトロ(地下鉄)、バス、バス ミラノ中心部
Trenord:電車(地上)、ミラノ郊外まで走る電車(北イタリア)
みたいなイメージです。
今は2つの路線、どちらかのチケットを買えば、どちらも乗車できるようになりましたが、昔は路線ごとにチケットを買わないといけなかったらしい。
🚃
日本にいた頃は、電車の時刻をチェックして割とギリギリに駅に到着することもよくありました。
イタリアでは目安として前後の電車も含めチェックをして、
その時間の前に余裕を持って出かける。
というスタンスに変わりました。
私の地域では
イタリアの電車は、よく遅れるんです。
遅延で、運よく前の電車に乗れることも笑
乗車予定の電車がいきなりキャンセルになることなんて日常茶飯事。
しかも、アナウンスもなしで、勝手に消えてます笑
(本数少ない時なんかは、超ショックです)
時刻表通りには行かない事が多いので、駅の電光掲示板にはよく人が群がって、電車の有無と時間をチェックしています。
そして、プラットホーム番号もその時々により変わるので、掲示板でのお知らせを待つのです。
掲示板にホームの番号が出たら、みんな一斉に動く🏃♀️💨みたいな構図が毎日広げられています。
ATMのメトロなどは、待っていれば来ますし、
行き先とホームもほぼ決まっているのでそこまで気を使う必要もないのですが、
電車はメトロのように本数が多いわけではないので、
逃すと打撃が大きい。
🚃
噂で聞くようなストライキもあります。
数日前に、この日のこの時間にストライキがありますよ〜〜と事前アナウンスされるのです。
一応、インフォ的にニュースでも流れます。
ただ、基本的には自分でチェックする方式です。
いつも通り行ってみて、ストライキだった、なんてことも。
なので、職場や友人に明日ストライキだよ!とか教え合います笑
ちなみに、イタリアではストライキのことを、Sciopero(ショーペロ)と言います。
しかしこの夏、実際に電車で通勤してみると
夏に入った途端、めちゃめちゃ電車の本数が少なくなりました。
ストライキの頻度も増している気が…
もう気分はバカンスやん!
バカンスに行く電車しか動いてないじゃん!
夏モード運行!!
ってツッコミどころ満載です。
7月現在の状況としては、週末は時間により
電車が激減(特にミラノ行き)。
メトロも週末は、電車の間隔が長くなります。
心を無にして、ボヤ〜〜〜っと電車を待つ日々です。
皆さんも、イタリアで電車が来ないときは
どうしようも出来ないので
無駄なこと考えず、ぼ〜〜〜っと待つ、または、
本を読んだり、自由に過ごすことをお勧めします。笑
私はお陰様で、何度か遅刻しました。
イタリアあるあるなのも後押ししてか、電車の遅延にはかなり寛容です。
(私の職場の場合はですが・・・)
いつも電車の都合もあり、かなり早めに行っているのですが、
いざ遅刻しても誰からも怒られたことありません。
そんなこんなの電車事情なので
車やバイクなどを使う人も多いです。
*🚃*
イタリアの電車に乗る際のご注意。
🚃 特にメトロなどのミラノ都市部はスリも多いので、特に乗り降りの際は貴重品、お荷物に気をつけてください!
🚃 ミラノはゾーン設定があるので、行き先のゾーンを確認して対象のチケットを購入してください。
車内でチケットは販売してないのでバスやトラムの時も要事前購入。駅やタバッキなどで買えます。
🚃 電車はチケットを乗車前に打刻しないといけません。
メトロは改札があるので、改札を通せばOK。
バスやトラムは車内に打刻機が車内にあるはず(多分・・・)。
打刻を忘れて、乗車中に車掌さんに見つかった場合は、数十ユーロの罰金があります。
イタリアのチケットは有効期限がなく、いつでも使えるのです。
そのため、打刻が必要になります。
🚃 イタリアの電車は、車両がボロボロなことも多々。ドアの開閉に苦労することもありますが、そこは気合いで乗り切ってください。
🚃 電車はトイレがついていますが、汚い事が多いので注意。
などなど。
それでは、まだまだ暑い日が続きますが、
皆さんも体にお気をつけてお過ごしくださいね!
それでは、Ci vediamo!
*お*ま*け*
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?