ティッシュ関連の話 in Italia
Buongiorno! こんにちはタケディーナです。
前回は花粉症の話でしたので、今回はティッシュ関連のお話です。
🧻
イタリアのペーパー類
1年ちょっと暮らしてみて見かけた、生活に溢れているペーパー類。
ポケット・ティッシュ:
かなり使っています。しかし、日本のものとはちょっとだけ違います。普段の生活では登場回数高めです。
紙のハンカチ、という意味のイタリア語になっています。
Fazzoletti di carta(フォルツォレッティ・ディ・カルタ)
箱ティッシュ:
日本でよく使われている箱ティッシュは、イタリアではそこまで一般的に使われていないと思います。
なので、日本で見られるような、付属商品の箱ティッシュカバーなども見つけるのが難しいと思います。
色々呼び名があるようなのですが、イタリア語では、
Fazzoletti(tessuto) di carta scatola(ファッツォレッティ・ ディ・カルタ・スカートラ)などと呼ばれているようです。
トイレットペーパー:
こちらは日本のものとそんなに変わらない感じですが、質感は日本の方がいいと思います。
La carta igienica(ラ・カルタ・イジェーニカ)
キッチンペーパー:
日本にもありますが、これは、かなり重宝します。
Carta da cucina, carta asciugatuttoなどの名前があるのですが、一般的にScottex(スコッテクス)と商品名で呼ぶことが多いです。スコッテクスでなくてもです。なんだか一番初めに有名になったブランドだから、とかいう噂です。
テーブルナプキン(紙):
日本ではそこまで使いませんが、イタリアでは、食事ごとに使います。
欧米では食文化的に食事とナプキンがセットになるのでしょうね。
Tovagliolo (トヴァリオーロ)
除菌ウェットティッシュ:
日本ではよく見られる品ですよね。私も愛用していました。
イタリアでははコロナ禍になってから、よく見かけるようになりました。スーパーなどでも売っています。
それまでは、存在はしていたけれども、薬局など限られた場所でしか売っていなかったのではと思われます(除菌ジェルも)。
イタリアの商品も日本のものとほとんど変わらないと思います。
Salviette(salviettine) disinfettanti (サルヴィエッテ・ディシンフェッタンティ)
ポケット・ティッシュ
ポケット・ティッシュは少し日本のものとは様子が違う&よく使うので、ちょっとピックアップで紹介します。
Fazzoletti di carta(フォルツォレッティ・ディ・カルタ)
fazzoletti(fazzoletto:単数形)はハンカチの意味で、直訳すると「紙のハンカチ」という意味です。
家でも外でも使います。
日本のものは、箱ティッシュの小さい版仕様になっていますが、こちらのは少し違う仕様です。
こんな感じのものです。
先ほどもお話ししましたが、箱ティッシュも探せばありますが、日本ほど活用はされていません。
私も来た当初は箱ティッシュを2回ほど買いましたが、質が特別良い訳でもないし、キッチンペーパーとトイレットペーパーとこのポケットティッシュで事足りるので、もう買っていません。
ポケットティッシュは10個パックなどで売っているのをまとめて買っています。
こちらは、お隣のスーパー、イル・ジガンテ製品。
取り出し口には、切り取り線とテープが付いています。
取り出したら、テープでピッと止めます。
こんな感じです。
中を出すとこんな感じです。
折り畳んである紙ナプキンな感じです。
日本のようにソフトではないです。本当に紙ナプキンです。
なんなら、紙ナプキンの方が柔らかも?
広げるとこんな感じです。
もう慣れましたが、最初は硬!と思いました。
イタリアに来たての頃、ティッシュが欲しくて夫に聞いたらこれが出てきました。その時は、なんだか予想と違うものがやって来た感じがありました。
硬いし、見た目、テーブルナプキン。って思いました。
柔らかさで言えば、テーブルナプキンやトイレットペーパーの方が柔らかい気がするような。
しかし使い慣れると、使ってもすぐにシナシナすることもなく、丈夫で使いやすい。
みんなが重宝する理由がわかってきます。
鼻かみ事情&使い方あるある
ここでは、私が個人的な視点で見たものを少し紹介します。
1)すごい勢いで鼻をかむ。
みなさん、鼻をかむ時、すごい音がするんですよ。
どこから出でくるんだその音?と思うくらい、ブォーーーーッと音がします。
日本ではあまり聞かない音です。
2)食事中に鼻をかむのはOK
食事中に鼻水が出てきたので、「すみません・・・」と言いながら鼻をかんでいたところ、「イタリアでは食事中に鼻をかむのは失礼ではないよ」と言われました。そうなんだ?と思いました。
逆に鼻をすするのは良くないらしい。
日本とは逆ですね。
3)ティッシュを再利用する
これは結構見かける様子です。
日本だと、一度使ったティッシュは捨てると思いますが、こちらでは、一度使ったものをゴミ箱ではなく、ポケットに入れる。
何回か使ったであろう、くしゃくしゃに使い古されたティッシュで鼻をかんでいる人も見かけます。
なんなら1日1枚しか使わないのでは?と思うくらい。
くまなく使い、乾いたら再利用。
生地がしっかりしてるから、再利用しやすいのかも?
たまーに年齢が上の人だと、袖にティッシュを挟んでいるのをみたこともあります。
最初は、袖についちゃったのかな??と思ってましたが、実はそれは意図的に挟んでいたのだと後でわかりました。
日本のティッシュは愛が詰まっている
これは私が海外のものを使った感想です。
日本はティッシュが柔らかくて、肌触りがいいものも販売されていますよね。
肌に優しい仕様になっている。
もちろん、ガサガサなものもありますけれど。
しっとりするように作られていたり、トイレに流せるとか、香り付きとか、色々なタイプがありますよね。
これらに、日本のティッシュ愛を感じるわけです。
ティッシュだけでなく、ペーパー類に愛を感じると言いますか。
多分、日本に帰ったら柔らかさに感激するんだろうな〜と思います。
🧻
今日はティッシュ関連のお話でした。
Ci vediamo!
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