なぜ弱者を抹殺してはいけないのか?という問い。
「なぜ弱者を抹殺してはいけないのか? Yahoo!知恵袋の回答が秀逸すぎる」
twitterで話題になってます。
この答えは大変優秀なんです。
この答えはとても正しいんです。
ボクも同じ疑問を20歳頃に年上の友人に問い、同じような答えをもらったのです。
ただその頃のボクは「個」の意識が強く「種」というものに共感ができなかったのです。
頭が悪い子だったのかもしれませんし、20歳頃というのは概ねそういうものなのかもしれません。
ボクの心配は、正しいことを説明し理解するために、これだけの文章量が必要なのだとしたら「弱肉強食」という単純な4文字のほうが勝ってしまうのではないかということです。
そういう作戦をとっているのが石原慎太郎や橋下徹などの「本音を言って何が悪い」派なのです。
言論を武器だと言いはるマスコミは、「正しさ」をもって彼らと戦おうとしますが、いつもなんとなく負かされていますよね。
あたりまえです。
彼らは「本音」という人の気持ちに訴えかける戦法なのです。
学生運動華やかなりし頃は「難しい言論にて相手を煙に巻く」戦法が有効だったかもしれませんが、当時でも最終的な決め言葉は「ナンセンス!」という単純なものでした。
ボクが思うに「本音」に「言論」が勝てるはずがないのです。
本当は新聞なんかは物事は単純化したほうが伝わりやすいことは分かっていて、だから「大見出し」をつけるのです。
なのにバカ正直に公平を期すとか言ってるから負け戦になるのです。
大艦巨砲主義を嗤えませんよ。
現代は個人個人が発信媒体を持っているのですから、なにもいちいち取り上げなくったって言論封殺になんかならないんですよ。
ボクは彼らのような意見に対抗する言論的戦い方は「取り上げない」が正解なのではないか?と思うのです。
「オレは頭がいいから勝てる」と思ったら負けなんです、きっと。
それも相手の作戦のうちなんです。
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