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おはようのかわりに。-特別編-


おはようございます。
予告通りに。

※朝から戦争関連で刺激の強い内容が文章内に含まれます。よろしくお願いいたします。

元々、季節の花を撮影するのが毎年のルーティンでして。
撮影する場所(施設)大体決めているのですが、粗方の有名な場所は行き尽くしてしまったので、新天地を開拓したいなと。
そこで目に留まったのが『アンネのバラの教会』



とてつもない坂道を登り切った、閑静な住宅街に教会はある。
教会内の展示室には、アンネの父:オットー・フランク氏やゆかりの方達から献納されたアンネの遺品他、貴重な資料を展示。※展示室撮影不可&バラ園公開期間中の展示室解放:普段は要予約


開花中、花の色がまるで乙女の表情のように変わるのが特徴。


最後の最期まで、闇の中でも『光』ともにあろうとした人。


特に『戦争』を意識して、ということもなく。最初バラと教会だけの紹介にしようかとも思ってたんですけれど。

自分の祖父が元特攻隊員で。
上半期に『ゴジラ』を語って。
『野球』を通して特攻少年たちの青い春を舞台で眺めて。
※『この世界の ~』の話もあるけれど、どうしよう写真撮ってなかった。
シネ・リーブルで観たもん!!ヾ(:3ノシヾ)ノシ

少々思う事があったので、何かしら記しておきたいなと。


苦し紛れ(苦笑)
なお祖母も『神戸大空襲』被災者。

 

戦争関連の話題として、広島の『広島平和記念資料館』に学生時代、沖縄の『ひめゆり平和祈念資料館』には10年以上前に訪れました。(”三輪車”のレポート出した記憶…)


『長崎』も行ってました。


『長崎』の原爆話と言えば個人的にコレ。移動のバス越しに見ました。
※元々『ちゃお』派だったけど『なかよし』に移行したんだ…。



そう言えば最近聞いた話だと、広島平和記念資料館に訪れる海外勢は資料館の”一階”だけ見て帰ってしまうと…嘆かわしいとまでは言い過ぎだけれど、やるせなくなってしまうなぁと。


※モザイク処理済。
初東京で最初に訪れました。
『鎮魂頌』爆音で。
当時、カメラで撮影出来なくなる事態発生。不思議な体験でした。


先日、YouTubeのザッピングで出てきた動画がありまして。


内容は軍医・石井四郎が率いた『731部隊』に所属していた元少年兵の方のインタビューになります。(歴史に詳しい人だと、閉口する話題かもしれないのですが…)所謂、大日本帝国陸軍が隣の国で敵味方関係なく”アウシュビッツ”のような事をしていたという話。

731部隊だけでなく、戦時中の軍関係者(元隊員)による戦争体験の話を聞けるのは貴重だと感じています。(”体験”を話したくないと言う人もいる事は承知で)動画内にもありますが、戦後『箝口令』が敷かれていたから、ですかね。


先日先出していたモザイク本。
昨年死去の報道時、驚きました。
それ以上に、ある作品で”それ”を連想できる某国の想像力に呆気にとられました。
なんだろう”境”がないなぁ…。


参考資料として再掲。
大戦中、諜報員を育てる『陸軍中野学校』も戦後は『箝口令』が敷かれたと小耳に。
※『小野田寛郎さん』分かる子どれだけいるのだろう…。
今年も無事8月10日にSNSで鳩が飛ばせる令和の平和さよ(笑)


問題なのはインタビュー内で、語り手の男性に対して視聴者側の意見。
『嘘でたらめだ!』
と誹謗中傷を書き込める、面の皮の厚さ。

731部隊に関する資料として紹介している書籍が『ノンフィクション』をうたいながら、実は『フィクション』も交えてましたという”いわく”もあるので、部隊の実在について批評が飛ぶのも理解はできます。しかし、実際のインタビューと『悪魔の飽食』で書かれている事で、『一致する出来事』というのが存在していることは、紛れもない『事実』なのではないかと。(例:まんじゅうこわい)実際に隣の国に資料館が建ってるしなぁ…。

同じように、幾度か私自身も祖父の特攻隊員の体験談を語ってきました。
『嘘八百』と思っている人間がいるのだろうなと、少々戦慄しています。
『嘘』と言える”根拠”はどこにあるのだろう。それが謎。


学生時代、震洋特攻隊員経験のある祖父から聞き取りしたメモ用紙4枚分の”戦争体験談”


悲惨な『戦争体験』に容赦のない罵倒を叫べるのに、完璧で究極の『アイドル』となると容赦なく『寛容』になれる人がいるというのはいかがなモノだろうか。日本人として頭が痛い。


個人の証言が必ずしも『正しい』と断言できないと考えているので、ネット以外にも紙媒体として所持している”震洋”に関する資料。
『事実の裏付け』のために本当はもっと資料を集めた方がいいのだろうけれど。


声高に『平和』を叫ぶ主義ではないけれど。
人間は『環境』や『時代』、様々な”因子”によって、他人に対しスタンフォード大学も顔面蒼白なことが出来る、という事は肝に銘じておくべきではないかと感じています。



今、SNS越しに作品のファン(オタク)のつぶやきを簡単に見れるようになって、同時に、その国の人たちが『推し活(オタク活動)』しながらも自国近隣に政治問題(戦火・戦禍)がある事を伝えてくれる世の中なんですよ。

大きな戦争でなくとも『暴動』というのもあって、いつ自分たちが”それ”に巻き込まれるかということもあり得るわけで。
※ニューカレドニアの件で観光に来た日本人の方がポストされてたけれど、見守る事しかできないし、「♡」はめちゃくちゃ送った。

退屈なほど今の日本という国が平和すぎるのか。
平和に甘える程、日本人が怠惰になりつつあるのか。

『目を光らせる場所』ってそこであってるのかなと。
『時計の針』見てた方がいいんじゃない?と個人的に感じています。


小さな”火種”は常にあるけれど、健康で文化的な最低限度の生活を続けることの大切さが一番の幸せなのだろうなぁと。


ここまでご覧いただきありがとうございました。
今日もよい一日をお過ごしください🌹🕊️✨





追伸:一言言いたい事。
アンネのバラ・・・『稀少』と言われる割に、いろんな所で栽培されてる気がする。
…どういうことなの??
(と思いながら頂いてしまった…ピエ…)





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