✿初めに✿
こちらはアニメーション制作会社『京都アニメーション』様主催、2024年7月20日〜8月18日まで、全国の書店等で開催された展示イベントの紹介となります。
これを読んでいただければ、私が『京都アニメーション』の話をよくする理由が分かるかと思います。※伝わらなければ…自分の落ち度(汗)
巡礼先の関係上『モニュメント』の写真を掲載しています。文章作成にあたり、SNSでの声、自身の考え、今日まで考えました。
『観光地』にはあるけれど『観光名所』ではない。
と、いう気持ちは確かにあります。
個人的にはなってしまうけれど、今年は十分な『弔い』もできなかった。
その上で、京アニさんの作品に込められた『想い』を感じ、それでもなお、これからもともに歩みたい。
その気持ちを『1枚』に込めました。
何卒、ご了承願います。
さらに今回、巡礼した場所が『宇治市』に集中していることもあり、特定の作品の出展に差が出来ています(特に水泳部)。
なので、スペシャルナビゲーター(?)をお呼びしています。
どうぞ最後までよろしくお願いします。
✿お世話になった施設一覧✿
❀JR宇治駅前観光案内所
❀宇治市観光センター
❀平和書店アル・プラザ宇治東店
❀十字屋 三条本店
❀京都駅ASTY京都京アニグッズストア
❀喜久屋書店 漫画館 阿倍野店
❀コトブキヤ 日本橋
✿アニメ制作とは✿
あくまでも『ファン』の立ち位置からの話でざっくりと。細分化させると、説明が長くなる上にゴッチャゴチャになるので(笑)
一般的な言葉を使ったときに、仕事の流れは『製造業』に近いかなと。
『①企画(プロット)・資料作成』⇒『②シナリオ』⇒『③絵コンテ』⇒『④作画(原画・動画・背景・3D)』⇒『⑤仕上げ』⇒『⑥撮影』⇒『⑦編集』⇒『⑧試写・納品』
本作業になると、もっと流動的かと。
因みに『声』は…④ぐらいの段階??アニメーションの形態(ロトスコ)によって変わるし、なにより・・・アニメーション制作の現場は毎時修羅場なので・・・絵がね(察する力)
もう、某声優が京アニのイベントでキャラでのアニメーター氏に『このぐらい(のラフ画)でも全然余裕で声当てられるっスよ!』と何度も言い放って地味に怒らせたあの瞬間を忘れない…。
で、『京都アニメーション』という会社は、元々『虫プロ』の『⑤仕上げ』を請け負ってた方が創設。他制作会社の下請けを続けながら、元請け、オリジナル自社作品の作成をするようになった会社。なおかつ①~⑧までの作業工程をほぼ自社製作出来る会社であると。他のアニメ制作会社は割と盛んに国内外のアニメーター(制作会社)呼んだり、『外注』委託したりが多いですね。それが原因で色んな・・・ドキュメンタリーが・・・(察する力)。
もう…日本のアニメ作ってたら隣の国から『お返し』来た話は頭抱えたわ。
毎回素敵な作品を創る場所ではあるけれど、京アニもない事はないと思う。
『個性』がある人達がチームワークをする場なので。あると思います。
そうだったとしても、あのクォリティーを毎度保つのは、やはり『目指す方向』が合致していないとできないことだと感じています。1つのセクションで『トラブル』が発生すると、全てのスケジュールが乱れてくるのが、アニメーションの現場の恐ろしい所ではないかと。
展示内容としては、アニメーションの作業工程の紹介、背景画、自作グッズ、小説の表紙などなど…。特に工程④にあたる『原画』と呼ばれるアニメーションの『いのち』にあたる大事な部分を大量に公開されていました。
現代だと、こういった作業も、ほぼ『デジタル』に切り替わる制作会社が多い中、京都アニメーションは『紙』にこだわって制作されています。
背景画や原画展の風景とともに原画を何枚か掲載しています。世界のトップを走り続ける京アニのトップクリエイターの方達の『線』を是非ご覧ください。
✿新作について✿
今年の9月21日に公開された『京都アニメーション新作発表会』。
映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』
『CITY THE ANIMATION』
個人的に、とても感慨深い2作品。
『小林さんちのメイドラゴンS』の初回放送を見ていた時。
OPが『日常』のOPに近い演出だったんですよ。
※お時間ある方は是非動画サイトで探してほしいなと。
『京アニの”日常”帰ってきたよ。』というメッセージなんじゃないかなと思って、勝手に一人でボロ泣きしていました。(またfhánaの『愛のシュプリーム!』がさぁ~某ゴスペルロック聖歌隊映画みたいな歌だからさぁ~!!PV~!!!。゚(゚இωஇ゚)゚。)
劇場版『小林さんちのメイドラゴン』は結構男性が好みそうな表現の強い作品なので、万人に進めにくい作品ではありますが。推しのカンナちゃん(左ビジュアルの子)が色んな方向にマジやばくね?なので…現状怖いモノ見たさになってます。京アニなのでハピハピエンドにはしてくれると思うよ。
あとこれは双方通常運転です(いつもの)。
真面目にはっちゃける京アニの狂気を楽しみにしています。(*´꒳`*)
あとヒャダインさんのいのちたすかるといいな。(うわのそら)
✿オマケ・ライブラリー✿
✿最後に✿
SNSでフワッと聞いた話なので、断定できることではないけれど。
今回の展示会が割と大きく開催されていました。
※イベントの企画部門の人数が減ったとかなんとか…で反応を見たいと。
元々、2年に1度の展示企画イベントもありました。
『5年』という月日の事もあるかと思います。
それ以上に『アニメ制作現場』は基本的にまだまだ過酷な場所であると。
あくまでアニメ業界で昔から言われている事。
技術料に対して、対等な賃金が貰えない。
タイトすぎるタイムスケジュール。
アニメーター個々人の技術差のふり幅が大きすぎる。
ファン側の大きすぎる期待(作品のクオリティ問題)
などなど・・・。
そうすると『京都アニメーション』が自主製作にこだわるのか、が少し見えてくるのではないかと。(そして私が京都アニメーションが大好きな理由も)
大きなイベントも今回のイベントも、『京都アニメーション』のスタッフの方達が企画だけでなくパネルに原画貼ったりなど、一から準備をされています。今後また、京都アニメーション様の企画が開催される際、そこに着目して見て頂きたいです。
アニメーションという作品・文化は、後にも先にもアニメーターがいてこそ成り立つものなので。
長くなりましたが、見て頂きありがとうございます。
今日も良い一日をお過ごしください🌸