手術の説明と認知症対策
父の月命日である昨日、転倒により母が入院することになりました!
今日は13時から手術の説明があるというので、
12時40分頃妹を駅で拾い、K整形外科に向かいました。
待合室で待っていると、母から電話がかかりました。
「歩、部屋にある○○の本とメガネを持ってきて欲しいんだけど」
「うん、分かった」
「いいね、K病院だからね」
「お母さん、昨日からK病院でしょ。分かってるわよ。
それからね、4人部屋だから部屋で電話はできないんだよ」
「分かった」
やはり部屋から電話できないというのは、
分かっていなかったようです(^_^;)
電話をしても良いスペースに母が一人で行けるようになるまで、
母とは連絡がとれないでしょう。
残念だし寂しいけど仕方ありません。
そうこうするうちに、
「先生の準備ができましたのでお入り下さい」
と呼ばれました。
先生は、17年前に母が大腿骨骨折をしたときの写真と
今回の写真を並べ、詳しく説明して下さいました。
前回の骨折で入れた人工関節は、ゆるんでないので大丈夫。
けれど人工関節の周りの骨が折れており、
人工関節と骨が離れた(裂けた)状態になっている。
なので、骨と人工関節をとめる手術を行う。
というような内容でした。
そして、私たちがよく分かるように、
同じような手術をされた方のレントゲン写真を探して下さいました。
「あった、あった。こういう風になります」
と見せて下さった写真に、私と妹は
「わあああ!!!(゚ロ゚)」
「ここ(骨)に(板みたいなのを)ひっかけて、
骨と人工関節を針金?でぐるっと巻き付けます」
「わあああ!!!(゚ロ゚)」
「わあああ」しか言わ(え)ない私たちは、
思わず顔を見合わせて笑ってしまいました(^_^;)
「初めて見ました!すごいですね!」
レントゲン写真にはくっきりと、
人工関節と骨に巻き付けている針金?が映し出されています。
手術時間は、10時半から13時の予定とのこと。
「今手術が多くてね、僕だけで明日4件あるんですよ。
1件はサブですけど」
と先生。
先生が何人もいらっしゃる大きい整形外科なので、
全部でかなりの数の手術が行われているのでしょう。
そのことにびっくりしました。
「退院はいつぐらいになりますか?」
と、気になっていることを尋ねました。
「この病棟は2,3週間です。あまり長くは居られません。
ですが、もうちょっと長く居てリハビリをしたいのであれば、
別の病棟に移ることもできます」
そして、
「どのくらい回復したら施設に戻れるのかは、
施設との話し合いになりますね」
と言われました。
なるほど・・・。
最後に、毎月打っている骨粗鬆症の注射について、
N整形外科との電話をふまえて妹が聞いてくれました。
「それは、どちらを選ばれてもけっこうです。
リハビリも含めてこちらで、というのならそうしますし、
N整形外科でしたいというのであれば、それでもけっこうです。
N先生は以前ここにいたので、つながりはあります」
そう、母の17年前の手術は、
当時ここにいらしたN先生にしてもらったのです。
母の骨粗鬆症の治療を今後どちらでしていくかについては、
状況を見ながら妹と相談していこうと思います。
先生の説明が終わった後待合室に戻り、
今度は病棟の看護師さんからいろいろ話がありました。
いくつかの書類にサインもしました。
最後に、準備してきたお茶、靴べら、時計、カレンダーを渡して
病院を後にしました。
ちなみにカレンダーは、このサイトからいただきました。
壁に貼るカレンダーは「見えない」というので(^_^;)
手元に置けるものでないとなりません。
そこでこれを印刷し、組み立てて持って行きました。
妹を実家で下ろした後、施設に寄って
メガネ、本、数独の本、鉛筆、消しゴムを母の部屋から持ってきてもらい、病院に届けました。
数独のことを母は言いませんでしたが、
テレビは見ないし暇だろうから加えました。
私が一番心配しているのは、入院中に母が認知症になることです。
というのも、父のお兄さんが入院中に認知症になったことを、
従姉妹(娘)から聞いていたからです。
コロナで面会できなかったことも大きかったようでした。
面会に行っても反応がほとんどない。
あんなに元気だったのに・・・。
と、寂しそうに話していた従姉妹が忘れられません。
それだけに、母が認知症になるのを何とか防ぎたい・・・。
そこで長女と策を練り、交換日記をすることにしました。
とはいっても毎日はできないので、
洗濯物を持って帰るタイミングでの交換になります。
施設の時のように自由に電話ができないので、
情報交換もかねています。
百均で小さいスケッチブックを2冊購入しました。
(ベッドの上でも書きやすいように厚手のものにしました)
さらに百均の中をあれこれ見て、
折り紙と子ども用の間違い探しの本も購入しました。
母がするかどうかは分かりませんが、
とりあえずベッドの上でできそうなものを見繕いました。
母と面会ができるのはたぶん来週からになる上に、
1週間に2回、10分ずつしかできません(>_<)
何とかこういったもので、認知症を阻止できたらと思っています。
さて、明日は手術。
手術が無事に終わりますように・・・。
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