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水泳とアクアビクスと私。

今年の1月末から、○十年ぶりに泳ぐことにした。

目標はトライアスロンの大会参加、としておく。


近所のプールに行ったところ、アクアビクスという
教室に、15人程度が参加していた。


こちらは、何本か50mを繰り返しては休憩していた
のだが、アクアビクスは、1時間弱ほぼ休憩無し
だったのではないか。

(アクアビクスが終わった後、200~300mを1時間
程度こなした、と言い訳めいた書置きをしておく。)

先生が地上で踊っているから、一番辛いだろうな、
と思って見ていたが、流石に水中とは言え、
踊り続けるのは大変だろう。


気になってアクアビクスについて調べたところ、
日本で初めてアクアビクスを始めた(アメリカから
持ち込んだ)、という第一人者の女性がヒットした。

https://ameblo.jp/nokko-t/entry-12639034037.html

バブル全盛期にアメリカに通っていた、ということ
らしい。


アクアビクスとは

↑一番最初にヒットしたので、興味がある方はどうぞ。


いくつか論文なども有ったので、参照してみた。


∇アクアビクスの基本動作における 運動強度とその決定要因(2012)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swex/15/1/15_1/_pdf/-char/ja


2012年当時、アクアビクス内で行われる動作に関して、各動作の科学的な根拠性を示す研究が少なかった。


アクアビクスにおける、運動上のプログラムは
あるものの、それらは各トレーナーの力量や
肌感覚に委ねられる状態。


上記の各動作の運動強度を明確にすることで、
対象者の特性に合わせて効率的、効果的な
プログラムを作成できるとし、
考察、測定が進められる。


アクアビクスにおける4つの基本動作

・シザーズ
・ジャンピング
・ロッキング
・キッキング
が、下記の被験者に対して、どの動作をどれだけ
やれば有用性が高いか、ということを考察、測定
している。

被験者は
・定期的な運動習慣のない男性 11 名,
・習慣的に週 5 回,2 時間以上の長距離走を行っている男性 15 名
・習慣的に週 5 回,2 時 間以上のウェイトリフティングを行っている男性 12 名
の計 38 名。


結果として、VO2 Max(最大酸素摂取量)と
METs(運動強度)の集計データで見ると、
下記の通りになるそう。

・キッキング(61.7 ± 15.0%V 4 O2max および 8.6 ± 1.9 METs)
・シザース(49.4 ± 13.7%V 4 O2max および 6.8 ± 1.7 METs)
・ジャンピング(32.4 ± 8.4%V 4 O2max お よび 4.5 ± 1.0 METs)
・ロッキング(30.9 ± 9.8%V 4 O2max および 4.3 ± 1.8 METs)


さらに、アクアビクスの各基本動作の運動強度を決定する要因において、
・ロッキングには体表面積
・ジャンピングには下腿断面積及び心肺体力
・シザースとキッキ ングには心肺体力
が独立して関係していることを明らかにした、とある。


∇アクアビクスエクササイズが中⾼年齢者の⾎圧および 加速度脈波に及ぼす影響(2004)
https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F10314061&contentNo=1

20年前(2004年)にまとめられた内容のものだが、
健康増進にあたり、週1回のアクアビクスを6週間
続けると、どれだけ数値の変化がみられるか、
というものだった。(週3~5回運動出来る人は
少ないので、どれだけ週1の運動が有意義になるか、
という考察が前提にある)


調査の母集団は女性9名で、平均年齢は40.4歳。

結果として週1回だと、数値の大幅な向上、改善は
期待できない。


別の論文では、3か月の間に週2回を10~11回、
これを3年の間に7セットやると、大きな改善が
見られたそうだ。


∇Aquabicsの体力医学的検討(2000)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrm1964/37/7/37_7_442/_pdf/-char/ja


以上になるが、こんなことをやってるうちに、
泳いでいる時間より長くなってしまうので、
とりあえず終了。


中途半端に寝て起きて、このままチャンピオンズ
リーグのアーセナル戦観るか、諦めて寝るか。


はぁー。何やってんだろうな…。

#アクアビクス #有酸素運動 #泳ぐのは辛い #上手く息継ぎしたい

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