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終:お隣さんにあいさつをしたら、塀の越境の話になりました

こんにちは!訳アリ投資家タケダです。

前回・前々回の記事の続きです。
簡単にまとめると、お隣さんにあいさつに行ったら越境をしてきされ、その越境を解消した話です。

お隣さんの娘さんが訪ねてくる

とても仲良しの古物商Cさんに今回も残置物の処分をお願いしていました。
そのCさんから連絡がありました。

『隣の娘さんが訪ねてきて、境界がうんぬんかんぬんと言っていました。大家さんは僕じゃないですと伝えたら、連絡先を置いていきました』と。

正直、イヤ~な予感がしました。

電話してみた

早速Cさんから聞いた連絡先に電話をしてみると、明るくて感じの良い声の方でした。名乗るとすぐに事情を察してくれましたが、開口一番

『あの塀なんですが、地面に埋まってる部分はどうされますか?』とのこと。

想定問答集にはありましたが、そこまで単刀直入に来るとは思いませんでした。でも慌てた感を出しては負けだと思い、平静を装いながら正直に答えました。

『越境していた上部を撤去したので、もう実害は無いし、とりあえずはそのままにします』

何も知らないにしては越境を気にしているし、文句の一つでも言いたいのだろうと予想していました。でもどうやらそうでも無いことが話していてわかりました。

話の顛末

よくよく話を聞くと、娘さんは数年後にやってくるであろう相続を気にしているようでした。おそらくお父さん(最初にあいさつしたおじいさん)に越境のことをくどくどと言われているのでしょう。

そのため、将来的には境界のことを明確にしたいということを伝えたかったことがわかりました。

今回購入した土地は前面の私道が狭く、このお隣さんと僕が買ったところがそれぞれ再建築することはできません。どちらか一軒しかできないようです。

どうも売却を考えているようだったので、再建築ができないことと、僕にその時は相談してくれるよう頼んでおきました。もしお隣さんの土地を買えればラッキーです。

あまりグイグイ行くと相続を願っているようにも聞こえてしまうので、おじいさんの健康を願いつつ、万が一の時はぜひ!というニュアンスでお話ししました。

最終的には特にわだかまりなく、先々会っても気軽に話せそうな雰囲気で会話を終えることができました。

まとめ

予想していない越境の発覚から、将来のご縁の可能性を開拓できたことまで、不動産の取引は予想できません。

近隣はリスクとチャンスが一緒に転がっています。しかも扱いと相性次第でコロコロ変わる水物です。

電話だけでもドッと疲れますが、お隣さんとのやり取りを面白いと感じる自分もいます。

どう転がるか楽しみにしています。

ではまた!

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