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秘密保持契約書(双方開示型)作成のポイント解説とひな形 【条文解説付きひな形/無料ダウンロード】

双方開示型の秘密保持契約(NDA)のポイントをざっと解説して、条文解説付きのひな形を無料公開。とにかくいますぐNDAを起案したい方のたたき台として、また、契約書の基本を今一度確認したいビジネスパーソンにもおすすめです。

重要なポイントは5つ

「何に気を付ければいいのか?」ですが、
NDAは以下の要素を検討することが一般的です。

①秘密情報の明確な定義 
契約書内で「秘密情報」を明確に定義しましょう。どの情報が秘密情報に含まれ、どの情報が含まれないかを詳細に記載します。この定義の明確性は重要です。

②秘密情報の取り扱い 
契約書では秘密情報の適切な取り扱いについて明確な指示を示します。情報取扱管理者の指定や、情報の厳重な保管、使用目的の制限、複製の規定などを含めることが一般的です。

③秘密情報の開示 
秘密情報を開示する際には、できるだけ書面で行いましょう。また、開示の際に秘密であることを伝え、相手方が受け入れたことを証拠として残すことが大切です。

④契約期間と更新 
契約の期間は「2年」などのように一定期間を定める方法や、自動更新として継続させる方法などがあります。契約の期間や自動更新に関する規定を検討し、契約の期間と必要に応じて契約を継続または終了させる方法を明確にします。

⑤違反時の対処
契約違反が発生した場合、どのように対処するかについても契約書に明示される場合があります。一般的には、損害賠償や法的措置を含む対応策を記載します。

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契約書は重要

もはやいうまでもありませんが、契約書はビジネスの規模に関係なく、取引や提携において法的な保護を提供します。正確な契約書がなければ、紛争や法的問題が生じた際、深刻なリスクが発生する可能性があります。ビジネスの安全と成長のために、正確で適切な契約書を活用しましょう。契約書ひな形は、そのサポートを提供するためにあります。ぜひご利用ください。

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