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DNAに刻まれたマリオオタクの血が騒ぐ!「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」感想

予告の時点で小ネタ満載で「これはマリオの重篤なオタクが作っているぞ……」と期待値爆上がり。
海外で公開されるや大ヒットでさらに期待が高まり。
そしてようやく日本でも公開。早速観ました。

ネタバレありで感想吐き出します。



クッパとペンギンの戦いで何故か流れはじめるキルビルのテーマ。え?そういうノリの映画なの?と不安になりつつ場面は移ってブルックリンの場面。
いきなり背景に「パンチアウト!!」のキャラクター達の写真が飾ってある!まさかそんな所のネタまで拾うとは……と興奮してくる。そしてまさかの「ジャンプマン」がいる(笑)この世界線ではどうやらマリオとジャンプマンは別存在らしい。
こんな感じで小ネタ全部書いたらただのファスト映画記事になるし全部気づけ無いし記憶できんわ!配信始まったら一時停止しまくりながら確認したいね……
あと事前情報だと全然出てこなかったブラッキー…もといスパイク。ちょい役かと思いきやかなりガッツリ出番あってビックリ。そしてちょっと意外だったのがマリオの両親や祖父母の描写。今までゲームだと避けられてたけどハッキリ映すんだ……

舞台がキノコ王国に移りキノピオ登場。ここで「進め!キノピオ隊長」の曲が流れて声が出そうになった!やっぱりね、知ってる曲が流れると反応してしまうんですよ。個人的にドンキーコング登場シーンで「DKラップ」が使われたのが一番のサプライズだった!まさかマリオシリーズ以外からも曲が使われるというのか……!?
ドンキーコングといえば以前PV観た感想でファンキーコングいる!って盛り上がったんですが実際にはファンキーコング居ませんでした……コング王国のモブがみんなファンキーコングみたいな見た目だったという。まぁいいか。
あとはあれ、「ドンキーコングリターンズ」のロケットバレルは度肝を抜かれましたね……ずっと画面に映ってたのに全然気づかなかった……そうきたか〜……

あとクッパ。クッパがね~完全にマリオオタクの想像してるクッパでとても良かったですね。侵略の動機が「結婚したい」だもん(笑)恐るべき魔王であり、同時にカワイイとこある面白いおじさんでもある。そんなクッパ像が完璧に表現されていた。
ただひとつだけ。クッパがしょうもない下ネタを言う場面があって、それだけはダメだろと思った。天下のマリオキャラに、そしてキッズ向け映画でああいう発言はやめて欲しかったですね……

ルイージもよかった。吹き替え版で観たのですがダーク・ワールドでマリオを探す声や叫び声がまんまルイージマンションのルイージで声優すげえなってなりましたね……回想でベビィルイージとベビィマリオ出てくるのベビィまで拾うんだ!ってなったね。
そうそうこれ、途中までマリオメインで進むんですけどこれちゃんと「マリオブラザーズ」の映画だったんですよ。マリオに救われたルイージがマリオを救いそして最後はふたりで決める。アツい。アツすぎた。その時に流れる無敵の曲のアレンジもいいんですよ。

書ききれん。このへんで総評。
キルビルを始めとしたあの年代のアクション映画のノリ、そのノリにこれでもかとマリオが振り掛けられている。マリオシリーズやドンキーコングシリーズ、それ以外にもパンチアウトやパルテナの鏡といった任天堂のゲームに触れてきた人なら反応してしまうネタや音楽の数々。そしてそれらをしっかりまとめ上げた上で「ゲームのなぞり」ではなくちゃんと「映画のマリオ」として仕上がっている。とても良かった。オススメです。

最後に。
あのラストシーン……
「ザ・マリオワールド・ムービー」あるいは「ザ・ヨッシーアイランド・ムービー」期待してるぞ!!!!!!!!!!

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