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オフグリッドなゼロカーボン住宅! 「てまひまくらし+」って?

atelier momoとTAKEBEで挑戦している「みどり野ゼロカーボンヴィレッジ」

6月から会議を重ねてブラッシュアップしてきました。

第一回会議の様子

現在はここまで進んでいますってことで、もう全部見せちゃいますよ〜!

「てまひまくらし+(プラス)」
目指すは、住宅内エネルギーのオフグリッド!

これまでのてまひまくらし住宅をベースに北海道のゼロカーボンモデルの構築を目指します!

今回はモデル団地ということで、用意されている土地は、8区画。
お施主さんが決まったチームから土地を選び、実際に建築することができるというものです。
私たちも事前に土地を見に行って、街路樹の樹種も調査して、第一希望を決定しました!

選んだ土地は、裏庭に緑道が広がっているので、実際の土地よりも多めに緑を楽しめて、ちょっとお得な気分を味わえそうです。借景、大事ですよね。
緑道を通ってそのまま公園に行けてしまうので、子育て世代、シニア世代、いやどなたでも安心な暮らしができそうですよね^^
キッチンで調理をしながら裏庭で遊ぶ子どもの様子がみられる!車の心配もない!こんな感じで子育てできたら最高だなあ〜!と妄想が広がっています。

私たちのチームは、設計者と施工者が対等であることを大切にしています。
なので、設計段階から施工側も意見を出していきます。木材は、一般に流通しているものは量産品なので価格が安定していますが、長いものや太いものなど規格から外れてくると、コストが上がってしまいます。ほんの少しの設計の工夫でコストダウンにつながることがあるんですよね。なのでそういった目線でもお話しさせていただきます。
お互いの良いところを尊重しながら意見を出し合って、プランをブラッシュアップしているんです。


現在のプランはこんな感じ!

1Fプラン

玄関を入ったら土間リビング、裏庭まで視界ひらけています。
ユーティリティーは、回遊式に。とてもコンパクトで無駄のないプランです。

2Fプラン

螺旋階段をのぼった2Fは、寝室とフリースペース(将来は子ども部屋にも)
寝室にはロフトもつくれそうです。


今回は脱炭素要素が重要なので、エネルギーに関しては、話が膨らみました。
「南幌町の風を生かして風力発電があるといいね」
「ペレットボイラーだと化石燃料に頼らなくていいね」などなるべく自然エネルギーで自給したい思いが募る私たち。
しかしどこまでの「てまひま」をかけられるか、設備過多になりすぎる、など理想と現実の間で悩みます。。

そこで、オフグリッドの専門家である有限会社三素の家次さんも会議にお呼びして、お話しをお伺いしました!

左奥が家次さん。

オフグリッドのプロからもお聞きして、だいたい見えてきた設備がこちら

・薪ストーブ
・エコジョーズ(給湯・暖房)
・太陽熱温水器(給湯)
・太陽光パネル(壁面設置)+蓄電池
(・風力発電)


薪ストーブとエコジョーズボイラーは従来どおり。
この組み合わせであまりエネルギーを使わずに過ごすことができることがこれまでの経験で実証できています。ペレットボイラーも魅力的ですが、ペレットの供給が整っていない地域だとあまりサステナブルとはいえません。

実は、これまでの「てまひまくらし」に太陽光パネルをつけると、
「北方型住宅ZERO」の要件は満たすことはできるんです。
しかし、効率良く自然エネルギーをいかすためには、
太陽光は売電ではなく、自家消費に
太陽熱を利用した太陽熱温水器の採用をしたいなと考えています。
南幌町は年間を通して風が強いので、風力発電もまだ諦めてはいません…!
未来のお施主さまと相談したいと思います。きっと家のシンボルになると思うんですよね^^

あくまでも、お施主さまが決まってから設備やプランは希望に沿って変更していきます。

「てまひまくらし+」にご興味あるかたからのお問い合わせ、お待ちしております!!!



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