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地球温暖化に二酸化炭素が関係していることに疑いの余地はない

COP26が閉幕しましたが、未だに地球温暖化には問題ないとか、地球温暖化に二酸化炭素が関係している証拠はないとか、豪語する人が多いのに閉口しているので少し前に出たIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のレポート(日本語訳)を紹介しておきたいと思います。

私は専門家ではないので、IPCCの報告書から要点の理解だけを書くと重要な点は以下の点です。もうちょっと詳細なことは国立環境研究所の解説を見てください。

①人間の活動が温暖化を招いていることには疑いの余地がない

IPCC第1作業部会第6次評価報告書より

②温暖化により今まで人が住めていたところが、住めなくなる

IPCC第1作業部会第6次評価報告書より

ヨーロッパなどが砂漠化し、極地や中央アジアの降水量が増える。

③二酸化炭素は温暖化の主たる原因である。

IPCC第1作業部会第6次評価報告書より
IPCC第1作業部会第6次評価報告書より

専門家から見れば粗があるのかもしれませんが、政策決定するには十分な証拠はあるといえそうです。「証明されてないじゃねーか」と騒ぐ前に、証明されていないなら政策決定できない、というのでは、何もできないことを認識してください

民主主義社会に求められれるのは、世界の専門家集団の多くの目が入った結論と、その辺のおっさんの落書きの、どちらが信用できるかの判断力です


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