[マーケ戦略]あえてレッドオーシャン戦略

あえてレッドオーシャンとは言わないけどレッドオーシャンを前提とした戦い方を説いている本もたくさんある。
例えば価格競争をといたものはそもそもレッドオーシャンを前提としている。一方でブルーオーシャン戦略を説く本がよく見られる。事例を読むとなるほど、と思う一方で、このマーケットを探して浸透させるのは難しいなと思うことが多いので少し考えて見た。

さて、ブルーオーシャン戦略はプロダクト開発における白地を見つける作業である。一瞬混同してしまったのがブランディングにおける白地探しはポジショニング戦略という。

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図のようにオーシャンはプロダクト開発であり、ブランディングのことではない。

ブルー・オーシャン戦略を読むと、もちろんブルーオーシャンをみつけるのがいいって書いてあるんだけど、それは場合によっては桃源郷を見つけましょうといっているのと同義だと思っている。
どれだけ投資できるのかだったり原価にもよったり体力に関わるところだと思うので、おいそれとブルーオーシャンだ!ということはできない。
マーケにおいて重要なのか顧客が必要としているのか?だけど、ブルーオーシャンは顧客が言語化できていないところにあるので、サービス開発側が顧客の本音を分析するのに時間がかかるのがポイントだと思う。

とした場合、レッドオーシャンでポジション過密なところでMVPなりをやって分析しつつ、レッド - ポジショニング疎のあたりをつける作業に取り掛かるスピードをあげるのが重要だと思う。ここでの分析結果によってブルーオーシャンに行くべきか決める方が建設的だと思う。

私が提唱するのは探索的レッドオーシャン戦略がどの企業分野においても当てはまると思う。リクルートさんが成功している要因に卒業生の出している本を読むと、ここのスピードが異常に早いのだと気づく。

※所属企業の考えではなく、あくまで個人の考えです

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