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2-2. 広告が意思決定のすべてではない

本記事では「広告が意思決定をさせていると言い切れない」の内容をお伝えします

広告は感動させる、行動が心にのこる、広告で買ってもらえる、と広告志望者ほど言いますが、それはなかなかに難しい話だなと感じます。

少し前の記事ですが
https://markezine.jp/article/detail/20445

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一日のCM接触回数は200本弱にものぼるそうです。年々テレビとの接触の機会は減っているのでそれほどではないにしろ、おそらく想像より多いのではないでしょうか?
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252510.html

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※30代以下の層では年々視聴時間が減っていることがわかります
一方でyoutubeやinstagramなどSNSの利用時間は増えているので接触している広告数でいうと年々おおくなっているのではないでしょうか?
https://news.mynavi.jp/article/20200529-1045341/

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その中で記憶にのこっている広告を思い出してみてください。そして広告をみて気に入って買った商品のことを思い返してみてください。

300人以上の人に以下のようにヒアリングをしてみました、今使っているシャンプーはどうやって選びましたか?ときいてみました。99%の人が店内のPOPや値段、親が選んでいる、@コスメをみて、匂いを嗅いだという答えが返ってきました。つまり、広告をみたからと返答をした人は1%程度だったのです。
広告で意思決定する人のなんとすくないことでしょうか?
メディアの信頼性が高かった時代とメディアが多くなり、ユーザーの趣味の多種多様さが表立ってきた時代において、広告の役割が変わってきています。それはマーケティングにおいて、メディアを介してユーザーとサービスや企業を結びつけるという役割自体は変わらず、メディアの役割(力)が変わったためにメッセージの伝え方が変わったということになります。

まとめ
広告はメディアを介してコミュニケーションしている
※意思決定させているのかは時代やメディアや消費者の役割(マインド)による

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