たくさん寝ても、疲れが取れない理由
こんにちは、武内です。
ダイエットや筋トレをするには
体のコンディションを整えることが大切です。
しかし、夜にしっかり寝ても
疲れがなかなか取れない人もいます。
そこで今回の記事では
寝ても疲れが取れない理由をお話します。
■寝ても疲れが取れない理由
まず、脳を覚醒させる要因の1つに
「コルチゾール」というホルモンがあります。
コルチゾールは、朝起きた時が一番多く、
夜眠る時間に近づくにつれて少なくなっていきます。
コルチゾールの日内変動が正常であれば、
朝はすっきり起きられ、昼間は集中力を保ち、夜はぐっすり眠れます。
しかし、
過度なストレスによって
ホルモンバランスが崩れると、
夜は少ないはずのコルチゾールが多く分泌されて脳が覚醒します。
このような症状を「副腎疲労」といいます。
副腎に不調が起こる原因は、
1.ストレス
2.睡眠不足
3.冷え
などが考えられます。
それらが原因でコルチゾールが大量に分泌され、副腎の不調につながります。
そして副腎の不調により、集中力が低下したり、よりストレスが増すなどの悪循環が生まれます。
■睡眠の質を上げる8つの対策
寝ても疲れが取れない人は、以下の8つを心掛けましょう。
①喫煙・飲酒・カフェイン・カゼイン(乳製品)・添加物の多い食事を避ける
②ビタミンを摂る(特にビタミンB群)
③部屋の照明は間接照明にする
④精製した砂糖・白米・小麦粉(うどん、そうめん類)は避ける
⑤無農薬の玄米・ライ麦パン・蕎麦などに切り替える
⑥コーヒーの代わりにハーブティーを飲む
⑦化学物質を避け、洗剤やシャンプー、歯磨き粉などは無添加に変える
⑧元気になってきたら運動を始める
副腎疲労に心当たりのある方は、
これら8つを意識してみてください。
8つめの運動ですが、
体に負担がかかり過ぎると
余計に副腎の機能を悪化させる可能性があります。
肉体労働や長時間労働、
家事や育児に追われているなど、
身体的なストレスを抱えている方は、
運動以外の7項目から取り組んでみましょう。