見出し画像

私のホラー好きのルーツはどこに?

#自己紹介をゲームで語る


ハッシュタグでいきなりネタバレしているけれども。

私、ホラー映画とか怖い漫画とか小説とか、
Youtubeでも心霊映像とかホラー系の番組をめっちゃ見てます。

はい、ホラー大好きです。

ご存知のとおり、この趣味はあんまり理解はされません。ホラー映画を一緒に見る友達も1人しかいませんし、「これ、おすすめだよー!」と言ってホラー番組を紹介しても、見てくれる人は皆無。

もはや、断られすぎて何も感じません。
凪です。無です。

私はいつからホラー系が好きだったのか。

私の記憶の中では、それは『あなたの知らない世界』でした。

時代を感じる画像だなー-

みのもんたの「午後は〇〇思いっきりテレビ」の中のコーナー。確か、夏休み時期にしかやってなかったやつ。

私、これがもう大好きで、毎日欠かさず見ていました。私が怖い話を見た記憶はそれが最古だったので、あなたの知らない世界がきっかけなんだとぼんやり思っていたんですよね。小学校5,6年生の頃の話。

でも、ルーツはそこじゃなかったかもしれない。


私のホラー好きのルーツは…

『悪魔城伝説』だったかもしれない。

懐かしきファミコンよ

懐かしのゲームミュージックを聴きたい方はこちらを。


小学校2年生くらいの時には、私は既にゲーマーでした。当時、プレイしていたのは懐かしのファミコンです。

スーパーマリオもやったし、ドラクエもFFもやりました。テトリスもやったし、そういえばバイナリィランドも地味に気に入ってましたね。

バイナリィランド知ってる?

そんな中、私、「悪魔城伝説」が結構お気に入りでめっちゃプレイしていたことを覚えているのですよ。多分、小学校2、3年生くらいの話じゃなかったかなー?あなたの知らない世界よりも前です。


自分で選んだソフトではありません。父親の趣味なのか、とにかく家にあったんです。てか。思い立って母親にLINEしてみたらこんな返事が。

× 恨んで
〇 選んで

ほら、やっぱりな。


そう、とにかく私が選んだゲームではなかったんです。だから、最初は意味も分からずプレイしておりました。

ドラクエには、人々が行き交う街もあれば日差しが燦燦と降り注ぐ昼間のシーンもあるのに、なぜ悪魔城は舞台がいつも夜なのか、なぜ常に雰囲気がおどろおどろしいのか。それも分からないままに…。

それでも、私はこの悪魔城伝説が大好きでした。ムチを使って骸骨人間や化け物を倒していくところも、ハートを入手すると「ドッキューーン」と印象的な効果音が鳴るところも、毎回のダンジョンのボスキャラがエグめの化け物なところも。


そういえば、30年前のファミコンソフトにしてはグラフィックもキレイだった気がします。

そのうち、スーパーファミコンも登場したりなんかして悪魔城もやらなくなるんですけど、今でも数年に一度は思い出して懐かしがるくらいの思い出深いゲームソフトです。

つまり、悪魔城伝説によって、ホラーが私の潜在意識の中に深く刻み込まれていったのでは…?というどうでもいい考察でした。


そうそう、この悪魔城伝説の設定がまた興味深い。

舞台は15世紀のトランシルバニア(現在のルーマニア)。東方正教会からの依頼により、吸血鬼ドラキュラを討伐するために主人公のラルフは悪魔城を目指す。

舞台は架空の世界ではなく、中世ヨーロッパ。しかも、ラスボスの1個手前のボス、ドラキュラ。こいつの本名は、ヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)
そう、ホラー好きの方ならご存じ、15世紀のワラキア地方において「ドラキュラ公」または「串刺し公」と呼ばれた実在の人物ですね。

当時のドラキュラというのは、単純に「ドラゴンの息子」という意味合いでした。ヴラドの父がドラゴン公と呼ばれたことが所以です。言葉それ自体には、何のホラー的要素はなかったんです。

でも、このドラキュラ公、ヴラド3世。めちゃくちゃ残忍な人格で、人を串刺しにして処刑したなんて逸話もあるらしい。そんな彼の血なまぐささとドラキュラという言葉が、今の悪魔のイメージを植え付けたのですね。


もちろん、この辺の知識も中学生の頃にはきちんと押さえておりますよ、私は。


やっぱり、私のホラー好きのルーツってここからだった気がします。
考えれば考えるほどうなづいてしまう、あの頃から30年後の答え合わせ。





この記事が参加している募集

自己紹介をゲームで語る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?