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[プチ読書感想] 「嫌われる勇気」を読んで [その2]

昨日から読み始めた「嫌われる勇気」ですが本日も第一夜の話です。

第一夜:トラウマを否定せよ

哲人: 要するに、怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。
青年:怒りは、目的を達成するための手段だと?

この本は「哲人」という哲学者と「青年」という悩める主人公が対話を繰り広げます。上記の文は、「人は怒りを捏造する」という節での一部分です。哲人が支持しているアドラー心理学は、物事を目的論ベースで考えます。そのため怒りの感情は目的を達成するための手段であると主張してます。

感情というのは突発的で物事の原動力になり得ます。そのため人は感情に抗えない存在であると考えがちですが、目的論では明確に否定しています。皆さんはこの考えについてどう思いますか?私は完全に支持できずにいます。それは度々感情に(特に怒りに)左右されてしまうからです。どうしても理解できなかったり理不尽なことがあると怒りに飲み込まれてしまいます。しかし感情に任せて行動しても後味の悪い結果になるだけだというのも身をもって経験しています。
この本を読み、最終的な目的を念頭に行動を見直すのが大事だと感じました。そして、様々な経験から自分の未熟さを自覚しその上で行動を改めることができればと思っています。一朝一夕では身につけることのできない考え方ですが、生きる上で必要な視点だと思います。


おわりに

怒りとの向き合い方って難しいですよね。笑
でも怒っても何も生まないんですよね。怒りを笑いに変えられる人になりたいです。

たけたけ

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