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Chapter.10 団子の串で燕返し。(広島、山口、福岡旅行編)

岩国シロヘビの館を後にし、次に向かうは、、、

宮島では1時間待ちで諦めたロープウェイにリベンジ。ここでは一切並ばず、時間通りの運行で親にも子供にもノンストレスでした。料金も往復で970円(小学生480円)と宮島の半分の料金。(岩国贔屓な書き方になってますが、宮島は誰もが認める素晴らしい場所でしたので、もう少し閑散期にリベンジしたいところです。)

錦川清流線のマスコットキャラ。
オオサンショウウオの「ニシキー」。
岩国市にはシロヘビだけでなく、国の特別天然記念物のオオサンショウウオもいるらしい。
吊るされてる姿はちょっと可哀想、、、ロープウェイに揺られて嬉しそうにも見えるか。

ちょっと距離があるので上手く撮れてないが、錦川沿いの桜がよく見える。本当に素晴らしい風景。

頂上につきとりあえず岩国城を目指す。
木陰に入ると少しひんやりとしていて気持ちがいい。
写真は日の当たらない斜面にひっそりと生えていたキノコ。
この辺一体はシイやカシの木を中心とした常緑広葉樹林のようだから、チャナメツムタケとかかな?

岩国城!!
さぁもう少し近くまで登ってみようと思ったら、スズメバチらしきハチが行手を阻む。ハチ嫌いの娘がギブアップであえなく断念。

とはいえ錦帯橋付近を一通り満喫できた。
小腹が減ったので夕飯の前のつまみ食い。
妻が食べているのは岩国蓮根のコロッケ。
シャキシャキ食感とデンプン質特有の粘り気が絶妙にマッチしてて、ジャガイモとはまた違った味わいで美味しかった。
娘が食べているのはみたらし団子。至って普通のみたらし団子。

買ったお店は「佐々木屋小次郎商店」。
岩国と言ったらかの有名な剣豪宮本武蔵のライバルである佐々木小次郎の出身地らしく、
錦帯橋で秘剣燕返しを会得したという言い伝えがあるようだ。
ただ佐々木小次郎については、熊本藩の編纂した『二天記』や武蔵の著した五輪書には福井県越前出身と記されていたり、福岡県の豪族生まれという説もあり謎が多い人物のようで、岩国出身も吉川英治の小説にて記載があるだけで、本当のところはわからないようだ。

まぁでも折角そんな言い伝えがあるし、佐々木小次郎もこの美味しいみたらし団子と揚げたての岩国蓮根コロッケを食べてたのかな。

食べながら風に舞う枝垂れ柳が燕を打ち上げる姿を見て、秘剣燕返しを思いついたんじゃないかな。
知らんけど。

小次郎商店合わせて、ソフトクリーム屋さんが3件もある。
どの店も普通のソフトクリーム屋の3倍以上のメニュー数が掲示されている。
ナニコレ珍百景に認定されているのも納得。
たまたまだが山口のローカルテレビ局も取材に来ていました。

錦帯橋、錦川、桜、シロヘビ館、ロープウェイ、岩国城。
何度でも言うが、本当に素晴らしい。

人混みなく、この旅行で初めてゆっくりとした時間を過ごす事ができて満足だ。

後ろ髪を引かれる思いだが、今日の宿泊予定地はここから2時間行った先にある。
疲れきった老体にさらに鞭を打って山陽自動車道を美弥方面に走らせる。

途中の美東サービスエリア。
そういえば、こう言った地方の旅をはじめて、初のサービスエリア飯だ。
特に名物とかではない、どこにでもありそうなラーメンだが、サービスエリアで食べるとなぜ美味しいのか。
お腹が満たされ少し回復。
残り3、40分ぐらいの道程だが頑張れそうだ。

ちなみに今日の宿泊地は長門にある温泉旅館。

「楊貴妃浪漫の宿 玉仙閣」。
どうやら全国旅行支援の対象ホテルだったようで、フロントサービスの方が親切にポイント付与がされるように対応してくれたおかげで、1人7000円計21000円のポイントが付与された。「region pay」というオリジナル決済サービスに登録すれば対応店舗で明日から使えるという。この臨時ボーナスはかなり嬉しい。

普段素泊まりで寝るだけなので温泉旅館の利用は久しぶり。温泉もとても気持ちよかった。
写真は、入れ物がおしゃれなスミノフレモネード。1日の疲れもお酒と温泉と笑顔があれば吹き飛ぶよね。

こうやって3週間たった今日記を書いているが、写真を見る度に素晴らしい景色の数々が頭の中に蘇ってくる。

ここから2日間山口県の観光巡りが続くので、足を運んだかところは余すところなく、アップしていこうと思います。つづく。

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