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結婚式にできること

こんにちは!

フリープランナーのタケウチミサトです。
今回は結婚式にできることについて私なりに書き記していこうと思います。
今日とある記事を読んだんです。いじめによる少女の死に関する記事です。
衝動的に仕事も進まず、このnoteを書いています。(使命感に襲われてと言ってもいいかもしれません)
ブライダルに関わる人間にとってこの様な記事について話をするのはどうかとも思うのですが、私はちゃんと向き合っていくべき事実だと思うし、結婚式にできること救えることがあると信じているので思っていることを素直に書き記します。

記事も掲載されているツイートはこちらから。(もしお時間あれば記事を読んでほしいです。5分だけでいいので一緒に結婚式にできることを考えませんか?)

https://twitter.com/takemisa_cw1/status/1383336086617739266?s=20

この記事を読んで思ったことは「私にできることってなんだろう」「結婚式にできることってなんだろう」ということです。
かわいそう、ひどい、信じられない、そんなありきたりな言葉で済ませるのではなく何か私に/私たちにできたことってなかったのだろうかって。

私たちは日々幸せに笑顔に過ごせている、それが当たり前になっているけどそうじゃなくって苦しんでる人悩んでる人助けを求めている人って知らないだけでたくさんいる。そこに目を向けない限り本当の幸せや平和なんて叶うはずがない。それは自分の知ってる範囲の世界の幸せにすぎない。(もちろん身近な幸せをつくることが一番大事なのだが、だからインサイドアウトの生き方を大切にしているのだけど今回はもっと広い視野で幸せを考えたい)

いくら親から愛を受けていたとしても、幸せな家庭だったとしても、学校や所属コミュニティや職場の環境次第でその愛はカタチを消してしまう(形はあるけど見えなくなってしまう)。愛は人を救うことができると私は思うんです。でもその愛があるのに見えなくなってしまう。そして命まで奪ってしまう。こんな悲しくてもどかしいことはない。

私は人はみな愛されているし愛されるべき存在だと思っています。愛されなくていい人間なんていない。私が大好きな言葉に「生きてるだけで100点満点」という言葉があります。自分の価値に気づけず自信がないが口癖だった自分を勇気づけてくれた言葉です。綺麗事かもしれませんが私はこの言葉を信じています。だから誰に対しても自分の与えられる愛を与え続けられる人間でいたいと生きているつもりです。そんな私が思うことを思うがままに記します。

私がつくりたい結婚式の姿

そもそも私はただ結婚式をつくるひとにはなりたくなくって、
言語化するのは難しいのですが結婚式のその後の未来の幸せをつくっていきたいのです。(だから私は何者だろうと日々頭を悩ませていますが今はウェディングプランナーとして未来の幸せをつくっていくことで落ち着いています)

結婚式は夫婦のスタートライン、家族のはじまりだと思っています。
このはじまりとどう向き合っていくのかが私の目指す式後の人生がより豊かに幸せになる結婚式をつくる鍵になってくると考えています。だから新郎新婦様の人生の土台から関わりたいし、その後も繋がっていきたいし、時間を気にせず向き合いたいなって思いが強くあり結婚式場で働きたくなかったというのも思い返せば私が新卒プランナーを目指した要因かもしれません。だから今は結婚式をつくるということよりもカップルさんがふたりの土台を一緒につくっていけるようなサービスを作ったり、パートナーシップについて学んだり、しているのですが。

そんなこともあって夫婦のはじまりや家族の幸せについてとても関心があります。結婚式はただのイベント、お祝いパーティーではなく人生の節目だからこそもっと結婚式にできることってあるんじゃないのかな。

どうおもいますか?

結婚式と家族

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結婚式の実施率と離婚率に相関関係があるというデータ(結婚式を挙げなかったカップルさんの離婚率が高くなっている*色んなデータが出てますが私は何らかの形で関係性があると思っています)をみたことがあります。

離婚が全て悪いことではないです。お互いの幸せのために離婚するという選択があると思うからです。しかし不幸な悲しい離婚はなくしたいです。だって、一度はお互いの愛を確かめ合って一緒に幸せを築いていくと誓い合った関係が夫婦だと思うから。離婚前提で結婚するカップルさんはいないと思うんです。でも悲しい離婚は起きてしまう。なぜでしょう?

色んな要因があると思います。夫婦の問題なので、私たちにできることって本当にちっさなものかもしれないですができることは必ずあると信じたいです。

ひとつできることとしたら、それは結婚式という夫婦の節目にしっかりと向き合い自分ごととしてふたりとふたりがこれから築いていく家庭の幸せが一生続くためにはどうしたらいいかを真剣に考えてそこから逆算した結婚式(夫婦のはじまり)をつくっていくことじゃないでしょうか。少なくとも私はそう思っています。

二人の過去をしり、二人の今をしり、二人の未来を知る。

以前ChangeWeddingの交流会で式場支配人をしている小島さんが「二人に憑依した様に結婚式をつくる」とおっしゃっていました。まさにそういうことなのかなって思うんです。

幸せをつくるのは二人。じゃあその二人の幸せのスタートラインを最高のものにしていいくのが私たちの仕事じゃないでしょうか?ただ結婚式をつくるならこれからの時代AIがやってのける時代になるかもしれない。でもそうじゃなくって思いやりの気持ちをもっている感情がある人間だからこそ感動がつくりあげられると思います。

感動は「感情が動く」と書きます
感情っていつ動くんでしょうか
私はオモイがカタチになって現れる時だと思っています。

例えば、

普段伝えられなかった感謝のオモイが言葉となってカタチになる。

冷たい言葉の裏側にあった本当は愛情のオモイが素直な気持ちを
伝えることでカタチになる。

それが結婚式という場所だと思います。だから私はオモイをカタチにする結婚式をつくるためにfeelweddingという名前でウェディングプロデュースのブランドを立ち上げました。人が人をオモウ気持ちを感じられる瞬間をつくりたくって、その瞬間はきっとこれから二人が生きていく中で大切な人生のお守りになると思うから。

結婚式と家族。密接な関係性があると思っています。

結婚式と地域

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今回の出来事は家族の愛があったけど、彼女を取り巻く環境に愛がなかったことによって引き起こされました。”いじめ”。ひどいですよね。でも起きちゃうんです。心が満たされてないから。悲しいことに、心が寂しい人間は自分が幸せになるためにはそうするしかないんです。人を傷つけ、仲間を増やし、孤独から逃れ、下だと思える人を造り出すことで自分が価値ある存在だと思い込みたいんです。じゃあなんで自分を価値ある存在だと思えないんだろう?

そのひとつの原因にやはり「家族」の問題があると考えます。

生まれてきてから愛情を心が満たされるほど受けてこれなかった、
悲しいことばを受けてきた、辛い経験をしてきた、孤独だった。

子供は敏感です。

親も育児に仕事に家事に一杯一杯で逃げ出したくなるときもあって仕方ないこともあるかもしれません。でも愛だけはしっかり注いであげてほしいなと思いますし私はそんな母でありたいと思います。

あなたは価値ある存在だよ。
大切な私たちの子供だよ。
愛してるよ、大好きだよ。
生まれてきてくれてありがとう。

心を込めて伝えてあげてください。きっと子供の心は愛と幸せで満たされて他人にも愛を与えられる人になります。(子供も産んだことがない22歳が何を知っているんだと思われても仕方ないですが、これまで色んな人の話を聞いて、調べて、勉強して今はこう思っていますのでご勘弁を。。。)

だから、親からの愛って子供にとってとても大切で、回り回ってそれがさまざまな問題行動を抑止することができ悲しい事件を減らすことができると思います。

1組でも多くのカップルさんにこれから築いていく家族のこと子供のことについても結婚という節目で考えてほしいなと思います。その節目に携われるプランナーって本当に素晴らしい存在ですよね。

地域は家庭の集合体、一種のコミュニティだからこそ家庭を幸せにすることは地域を幸せにすることにもつながると思います。

幸せな結婚式からは幸せな夫婦が、幸せな夫婦からは幸せな子供が、幸せな子供からは幸せな地域が、幸せな地域からは幸せな社会がつくられていく。

だからいまある結婚式のつくりかたに疑問をどうしてももってしまうんです。(結婚式をつくる人とお客さんという関係性。全部がそうではないことはもちろん承知の上です!!)

だからもっと社会的な視点で結婚式をみつめてみると新しい価値が作れるんじゃないかと思うのです。ビジネスも大事、最近社会人スタートして学生のときよりも深くそれを感じます。でもビジネスの前に向き合うべきものってあると思うのです。「結婚式にできること」を今一度考えてみたいんです。

最後に

とても長くなってしまいましたが
結論結婚式にはあらゆる社会問題を解決するヒントが隠されていると思うのです。

とここまで思いを書いてみたものの、自分の中で正解は出ていないし、具体的になにができるかと言ったらこれまで通りの愛を大切にする生き方とウェディングしかないのですが。。。

そもそも結婚式にそこまでのことを社会は求めていないのかもしれないし、別にここまで人生レベルで結婚式を考えなくてもいいことなのかもしれないです。お客様は普通に結婚式やって”楽しかった〜いい思い出ができたな〜”で満足なのかもしれないけど、なんか寂しいしもったいないなって思ってしまうのです。なぜここまで思うのかは結婚式の幸せの力を信じているからです。だからもっとできることって何か考えたくって。。

ただの綺麗事かもしれません。でも汚いよりは綺麗でいたい。心だけでも。私の親や大切な人たちがそうだったから。

皆さんはどうですか?綺麗な心と、無関心な寂しい心。どっちでいたいですか?

悲しい、悔しい、何もできない自分が。

だれか一緒に考えませんか?結婚式にできること。を。

お気軽にDMお待ちしています。




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